今年の冬はとにかく寒い!そして、インフルエンザが大流行。みなさんの体調はいかがですか?この寒さ、感染症に打ち勝つためには体を温めて、免疫力を高めましょう! キーワードは旬の冬野菜と発酵調味料です。
Contents 目次
旬の冬野菜とは?
冬野菜の特徴は大根やかぶ、ごぼうなどの根菜が多くあります。土の中で育った根菜類は私たちの体を温めてくれたり、消化をスムーズにし、胃の調子を整えてくれるはたらきがあります。
今回ご紹介するレシピでは大根、れんこん、かぶを使用しています。
大根…根の部分に含まれるジアスターゼは消化を促進してくれるデトックス効果があります。
れんこん…ビタミンCが多く、ビタミンB1、B2も含まれているため疲労回復効果あります。
かぶ…大根と同様にジアスターゼを含み、胃の調子を整えます。また、辛み成分のグルコシノレートは活性酸素を取り除いてくれるといわれています。
発酵調味料をプラスするなら?
継続的に発酵調味料を摂ることによって腸の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。整腸作用に伴い、ダイエット効果、免疫力の向上、精神安定効果などがあり、私たちの体によい影響をもたらしてくれます。
レシピでは酒粕と塩麹を使用しています。
酒粕…もともとお米からつくられているので、植物性アミノ酸が豊富です。発酵過程を経ることでさらに増加します。また、糖質やタンパク質を速やかにエネルギーに変えるビタミンB1、B2や腸をお掃除してくれる食物繊維がたっぷり含まれています。これらの栄養素の働きにより血液の流れ、内臓の働きがスムーズとなり、免疫力アップが期待できます。
冬野菜と発酵調味料でつくるおすすめレシピ
では、これらを踏まえて
今回は体の芯から温まる、ヘルシーなのに1杯で満足できるチャウダーをご紹介します。
ヘルシーニョッキであったかチャウダー
材料(2人分)
・大根(すりおろす) 50g
・れんこん(すりおろす) 50g
・米粉 60g
・たまねぎ(薄切り) 30g
・にんじん(いちょう切り) 30g
・かぶ(くし切り) 50g
・しめじ(ほぐす) 30g
・しょうが(すりおろす) 1片
・無調整豆乳 400cc
・塩麹 大さじ1
・酒粕 30g
つくり方
1.ボウルにすりおろした大根、れんこん、米粉を入れ、団子状になるまで混ぜる。一口大に丸めて、沸騰したお湯で茹でる。
2.鍋に玉ねぎ、にんじん、大さじ2の水、ひとつまみの塩をいれ、フタをし弱火で玉ねぎが透明になるまで蒸す。
3.2にかぶ、しめじ、しょうが、大さじ2の水を加えかぶがやわらかくなるまで再びフタをして弱火で煮る。
4.ボウルに豆乳、塩麹、酒粕を入れ、酒粕がとけるまで混ぜる。
5.3の鍋に4と1のニョッキを入れ、沸騰させないようにあたためる。