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1歳児をもつ多忙なママ管理栄養士の家電使いがすごい! 時短して創り出した時間で家族も自分も大切に豊かに過ごすコツとは

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お子さんと一緒に家電の前で笑顔の豊田先生

生活家電=便利なもの、家事などをラクにしてくれるもの、というイメージがあると思います。たしかに家電に任せることで、時短になったり、別のことに手を回せるという利点はあります。しかしそれだけではないのが最近の家電たち。効率化を実現してくれるとともに、それによって新たな時間を生み出し、その時間をより豊かに彩ってくれるものでもあるのです。FYTTEでは、2022年のヘルスケアトレンドとして「時創家電」をキーワードのひとつとして掲げていますが、今回まさに、じょうずな家電使いで時間を有効に、生活を快適に過ごしている忙しママを見つけました。管理栄養士の豊田愛魅さんの、見事なまでの家電と時間の使い方をご覧ください。

Contents 目次

赤ちゃんとの生活が始まり、積極的に家電を使って家事負担を軽減

管理栄養士の豊田愛魅さんは、昨年第一子の女の子を出産。少しの期間、産休をとったものの、在宅でできる仕事を中心に、仕事にも復帰。育児と仕事、そして家事と、とっても忙しい日々を送っています。だんな様も仕事が大変忙しく、平日は帰宅が遅いため、家事全般は豊田さんが行っているのが現状です。
「やることがどんなに増えても1日24時間という時間は変わりません。そこで私が考えたのが、『ある程度、誰がやっても変わらないこと』については家電に任せてしまおう、と。掃除、洗濯、食器洗いなどは優秀な家電たちにお任せです。そこで生まれた時間を仕事や育児に費やすことで、まだ1歳ちょっとの子どもの面倒を自宅で見ながらも、仕事を行うことができています」(豊田さん)

豊田さんのいう”優秀な家電たち“のなかでも「これが、いちばん便利で助かる」とイチオシの家電は食洗機なのだそう。豊田さんが愛用しているのはミーレのビルトインタイプの大容量食器洗い機です。

ミーレの食洗機

「家を新築したときに、こちらを設置しました。管理栄養士という仕事柄もありますし、もともと来客の多い家なので、おもてなしの後の片付けを一気にやってくれるのが、本当に助かります。大容量タイプなので10人分の食器が一気に洗えるので、ふだんは家族3人分を1日1回まとめて洗っています。あと、お鍋とかボウルとかも入れられるのもすごく便利です」

食洗機に食器を入れる豊田先生

また、最近お子さんが歩けるようになり、家じゅうを動き回るようになったため、できるだけ清潔に保ちたいのが床。でも戸建ての全部の部屋の床掃除をきっちり行うのは、なかなかの時間を費やします。
「床掃除は、完全に家電にお任せしています。アイロボットの床拭きロボット掃除機ブラーバはドライモードでほこりや髪の毛をキレイにし、ウェットモードで床をぴかぴかに水拭き。いつでも清潔な床で過ごせるってすごく快適ですよね。なるべくブラーバに掃除してほしいので、ブラーバが下に入れる高さのソファやベッドを選んだくらいです。おかげで、家じゅうを隅から隅まで動き回って、磨き上げてくれています! もうひとつがパナソニックのロボット掃除機ルーロ。こちらは主に、でこぼことしたタイルの床掃除に使っています。ルーロはガタガタと振動があるような場所でも止まらずにしっかり掃除してくれます。玄関周りもいつでもキレイにしておきたい場所ですが、ここもロボット掃除にお任せできるので、本当にラクちんです」

ブラーバとルーロ

手間なし調理なのに、料理の味をグレードアップしてくれるのが最近の調理家電

管理栄養士としても、ママとしても食へのこだわりはもちろんありますが、とはいえ1日3回の食事をすべて完璧にするのは、至難の業。そこで頼れるのが調理家電。単に時短として活躍するだけでなく、”おいしさ“も追求できるところに魅力を感じて、多くの家電を駆使して、用途別に使い分けをしています。

たくさんの家電が並ぶキッチン

まず、多くの人が使っている電子レンジ。豊田さんは東芝の単機能レンジを使っています。
「家にはオーブンもトースターも別にあるので、電子レンジについてはシンプルな機能のもの、と思って選びました。用途は主に『温め』です。これは、とにかく細かい温度設定ができるのがすごく便利。普通のレンジで『温め』機能にすると、冷凍ご飯が解凍しきれなかったり、お肉はやりすぎちゃったり…、逆に失敗して手間がかかってしまった、なんてこともありますよね。でもこのレンジはしっかり温度管理ができるので、ちょうどよく仕上がる温度に設定すれば、レンジの前でつきっきりで中をのぞく、なんてこともなくなります。子どもの離乳食の温めなども本当に適温にできあがるので、とても助かりますね」

東芝の電子レンジ

つづいて大活躍しているのがバルミューダのトースターです。こちらでトーストしたパンを食べると感動するほどおいしい、と一世を風靡しましたね。

バルミューダのトースター

「もちろんシンプルな食パンのトーストはとってもおいしいです。でも、いろいろ試した私のおすすめは、『チーズトーストモード』機能で焼いた冷凍ピザ。普通にスーパーとかで売っている冷凍ピザにちょっとチーズをプラスして、このモードで焼くだけで、『これ、ピザ専門店のピザ!?』と驚くほど。チーズがこんがり、とろけて、本当においしいんです! 家でトースターで焼いただけでこのレベルのピザが食べられるなんて幸せ。食卓も華やぎます」

ピザを焼いているところと焼きあがったピザ 

さすが管理栄養士の豊田さんならでは、調理家電でいろんな調理を試して、料理を楽しんでいます。さらに、おおもとの使い方からアレンジして「いまは、この使い方にハマッている」というのが、ノンフライヤー(フィリップス)です。

ノンフライヤー

そもそもが油を使わずに揚げ物が作れるというのが売りのノンフライヤー。ヘルシー志向の人たちの間でもかなり愛用されていました。
「私も発売してすぐぐらいに買って、使用していました。でも最近は忙しいこともあって、ヘルシーな揚げ物を作るというよりも、買ってきた揚げ物の温め直しに使うことが増えました。例えばフライドポテトや唐揚げなどのお惣菜を買ってきたときに、ノンフライヤーでベイクするだけで、まるで揚げたてのようなおいしさに! 夫は帰宅が遅くて、夜ごはんの時間が読めないのですが、これなら帰ってきてすぐに、温めて揚げたてのようなおいしさで食べてもらえます。赤ちゃんがいると、なかなか揚げ物を作る、というわけにもいきませんが、ノンフライヤーのこの使い方を覚えてからは、本当に便利に使っています」

トースターでのピザやノンフライヤーでの揚げ物の温め、じつはコロナ禍の発見だったといいます。
「子どもができたこともありますが、コロナで外食ができなくなってしまったときに、家で手軽においしいものを食べたいな、と思って試してみたのがきっかけです。ピザもポテトも外で食べているようなでき立ての感覚を味わえるし、おうちごはんの楽しみのひとつになりました」

さらにもうひとつ、便利な調理家電をあげるならコーヒーメーカー(デロンギ)だという豊田さん。
「このコーヒーメーカー、もちろんコーヒーもおいしいし、カフェラテなども手軽に作れて、リラックスタイムによく飲んでいます。あと、意外に便利なのが、カップ1杯分のお湯を注げること。『今は、コーヒーじゃなくて紅茶が飲みたいな』というときも、お湯を沸かさずとも、すぐに熱々のお湯が出てくるのが、すごくいいですね。お湯を沸かすのは、決して大きな手間ではありません。でも「今飲みたい」というときにすぐに飲めるか、お湯が沸くまで待つか、その時間って積み重なると意外に大きなもの。毎日バタバタしていると、そんなちょっとした時間を節約できるのって、すごく助かります」

デロンギのコーヒーメーカー

こうして生み出された時間で、お子さんと触れ合う時間が増えるし、ホッとひと息ついてお茶を飲む時間もとれるなんて、とっても有効な家電の使い方をしていますね。

お掃除家電に調理家電、じつにたくさんの優秀家電を取り揃えている豊田さん。特に調理家電などは管理栄養士という仕事もあって、気になるものも多いとのことですが、買い揃えるのにもひと工夫しています。
「家電は『これがよさそう』と目をつけておいたら、あとはショッピングサイトのポイントアップの日や30%オフなどのセールを狙って購入しています。また、ここ数年で家を新築したり、子どもが生まれたりしたため、友人などにお祝いとしていただいたものもあります。こうしてひとつずつ揃えていった感じです」

お子さんと笑顔で見つめ合う豊田先生

1日かけて創り出した時間で、夜は自分へのごほうびタイムに

仕事に育児に家事に、やることが盛りだくさんのなかでも、自分のための美容タイムもできれば設けたいもの。豊田さんは朝から日中にかけて、さまざまな家電を駆使して創り出した時間で、1日の終わりには自分のためにかけられる時間を生み出しました。

「産後に増えた体重をなるべく早く戻すために……改めて始めたのがエアロバイク。これまでも何台か買い替えを行っているのですが、現在使用しているコナミスポーツのバイクはさすがスポーツクラブのものだけあって、いいですね」

エアロバイクとエアロバイクのトレーニング項目

一時は安価なものを使っていたこともあるそうですが、音がうるさかったり、細かい設定などもできず、あげく壊れてしまったうえに修理もできなかったそう。その教訓から、メーカー選びから真剣に、今回は信頼のおけるスポーツクラブ監修のバイクを購入。
「まず、音がすごく静かです。なので、子どもが寝ている横でこいでも、まったく問題ありません。さらに心拍などもしっかり測れるので、効率的に運動することができます。脂肪が燃焼しやすいところまで心拍数を上げて、20~30分。この習慣が身についてから、体重も減り始めました。どうしても家にいることが多いので運動不足になりがちですが、これを始めてから、運動はもちろん、ストレス解消にもなるし、買ってよかったな、と思っています」

心拍を測りながらバイクをこぐ豊田先生

バイクをこぐ豊田先生に近づくお子さん

そのほか、お風呂タイムにはミストサウナでリラックス。家にいながらまるでサウナような蒸気で浴室が温められ、お肌もうるおうし、1日の疲れもとれて、とてもおすすめだそう。途中まではお子さんと一緒にお風呂にはいって、最後はだんな様に子どもを預けて、自分だけのリラックスタイムを作っていると言います。
「これも、コロナになって温浴施設とかに行けないときでも、家で極上のリラックスタイムが体験できました。浴室全体が温まるので、子どもが洗い場で遊び出しても、体が冷えなくて安心です。なにより、お肌がしっとりして、すごく気持ちいいです」

ミストサウナ

入浴後はテレビなどを見ながらデンキバリブラシ(エレクトロン)でお肌のお手入れ。もともとメイクなど美容が好きな豊田さんにとって、こうした時間を過ごすことはとても重要。こんな美容タイムがつくれるのも、食器洗いや掃除などの家事を家電にお任せしているため。そうすることで日中に仕事もしつつ、子どもとも遊びつつ、夜には自分に投資する時間も作れてしまうんですね。

デンキバリブラシを使う豊田先生

「1日24時間、家事も育児も仕事もぜんぶ自分だけでやるのではなく、家族で分担するのももちろんですが、イマドキの優秀な家電たちに分担してもらえたら、気持ち的にも時間的にも余裕がもてます。その余裕がさらに、前向きな気持ちとなり、また子どもや家族、仕事に還元できるーーー私はそう考えて、家電選びもしています」

まさに家電ひとつとり入れることで、生活がグッと便利になったり、豊かな時間が創り出せたり、気持ちまでもポジティブにしてくれるなんて、幸せなことですね。家電にはそもそも選ぶ楽しさがありますし、それによってライフスタイルを自分の心地いい方向にアップデートしていくこともできます。豊田さんの家電使いが、みなさんの暮らしに役立つアイデアのひとつになれば! ぜひ参考にしてみてくださいね。

文/FYTTE編集部

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