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カラフルでびっくり!? 約1か月で収穫。カラフル野菜「スイスチャード」の栽培にチャレンジ! #Omezaトーク
昨年から住む場所を東京から田舎に移し、自然豊かでのどかな暮らしを満喫中。田舎暮らし2年目の今年の春は、カラフルな野菜作りに挑戦! 西洋野菜の「スイスチャード」です。別名フダンソウと言われ、ほうれん草と同じくヒユ科の野菜です。初心者でも育てやすく、すぐに収穫できるので楽しいですよ。
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都心でも家庭菜園や畑のスペースを借りて週末農業などをしている人はいると思いますが、ひとり暮らしのマンション(アパート)のベランダスペースではどうしても環境が不十分(ベランダがない、というおうちもありますよね)。また、野菜が育ついい土壌ではないため、なかなか難しいな、と感じている人もいるのではないでしょうか。
私も都心暮らしのときに、小さなベランダで植物などを育てたことがあるのですが、元気に育つものと枯れてしまうもの、芽が出ずに終わってしまったものなどいろいろと経験しました。そんな中、いつか畑で野菜や穀物を栽培し、収穫して食べてみたいな~という思いが募り、昨年から田舎ライフを実行し、野菜作りに挑戦しています。
今年は、知人におすすめされた、カラフルな野菜「スイスチャード」と「ビーツ」、「パセリ」など新しく種をまきました。今回は「スイスチャード」の栽培から収穫までを簡単にレポートしていきます。
「スイスチャード」はあざやかな葉の柄の色で菜園をにぎやかにする葉物野菜。ほうれん草よりも厚みがあり、赤や紫、オレンジ、黄色、ピンクなど色とりどりの葉柄が特徴です。暑い気候でもいきよいよくぐんぐん育ち、病害虫にも強いので手軽に栽培できます。ほうれん草が少なくなる夏の代用として重宝されているそうです。若い葉はベビーリーフとしてサラダでいただけます。
「スイスチャード」はプランタでも育てられるので、畑がなくてもベランダのあるおうちでも手軽に栽培が可能です。今年は、たくさんのチャードを栽培し、収穫をすることが目的でしたので、ハウス内で栽培しました。
3月下旬、肥料や石灰を混ぜて、耕しておいた畑に種をまきます。毎日水やりをすると2週間ほどして、小さな芽が出てきました。茎も伸びて葉っぱも成長してきました。葉の枚数が増え、茎がもう少し太くなるまで育てます。
種をまく際は、土の中深すぎると芽が出にくくなってしまうので、1センチほどの深さに種をまいて、軽く土をかぶせるのがポイント。
4月半ば、葉っぱが3~5枚くらいに増えて混雑してきます。このくらいまで成長してきたら、次に行うのは混雑しているところを調整する間引きです。間引きで抜いたチャードは別の耕しておいた畑に植え替えて、根づくのを見守ります。今回は約10センチ間隔を開けて、間引きしました。
間引きをすることで、野菜が成長するための広さができるので、より大きく育ってくれます。あとは、雑草を抜いたり、水や肥料をまいたりして、収穫時期を待つだけです。
成長がまばらですが、4月下旬になると、葉っぱが大きくなり立派なスイスチャードになりました。根本から収穫して、20センチくらいの大きさに育ったら収穫していきます。
ちなみに、種まき後、20日くらいはベビーリーフとしていただけます。大株に育つのは40〜50日後くらいで、それ以降はもっと大きく、30センチ以上に育ちます。
スイスチャードのいいところは、収穫する際、すべてを抜かずに、大きくなった葉をハサミで摘み採るように収穫していくと、新しい葉が出てきて、長く収穫できるところです。
大きくなった葉を何枚か収穫して、おひたしでいただきました。
作り方も簡単。
大株になるとアクや苦味が出てくるそうなので、生ではなく、ゆでたり、炒めたりしていただきます。
(1)沸騰した湯にさっとくぐらせるようにして軽くゆでます。その後、ザルにあげて水を切ります。長くゆでてしまうと、栄養素が出てしまうのと、色素も落ちてしまうので、サッと湯通しするだけでOKです。
(2)水分を含んだ葉っぱの部分を軽くしぼって、食べやすい大きさ、2〜3センチくらいの長さに切ります。
(3)ボウルに、めんつゆ大さじ3、みりん大さじ1、しょうゆ小さじ1、すりごまは適量を混ぜて、カットしたチャードを浸し、器に盛りつければ完成です。
※味つけの調味料類は、目分量です。収穫した野菜の分量によって調整します。
赤いチャードで作ったおひたし、見た目は「本当においしいのかな?」という印象でしたが、おいしくて、あっという間になくなってしまいました。ほうれん草のおひたしと同じ感覚でいただけます。家族の評判もよかったです。
スイスチャードはレシピが豊富なので、少しずつ収穫していろんな料理でいただこうと思います。
約1か月半で収穫できるスイスチャード。ライフスタイルの楽しみのひとつに、趣味感覚で栽培ができる野菜もあるので、気になる人はぜひ、チャレンジしてみてください。
(編集 マチ)
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FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。