コーヒーは、コーヒー豆をセットすれば全自動でドリップまでしてくれるマシンがありますが、紅茶も茶葉を入れれば全自動でいれてくれるマシンがあったらいいのに…。と思ったら、そういう機械も登場してきているのだそう。日本紅茶協会認定ティーインストラクターの森田麗子さんに最先端のティーマシンについて聞いてみました。
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近未来的な動きが楽しいBreville「One-Touch Tea Maker」
これは、ポットに水、ティーバスケットに茶葉をセットしてボタンを押せば、適温にわいたお湯に自動でティーバスケットが上下にスライドし、おいしい紅茶ができあがるというマシン。
茶葉も、紅茶のほかハーブティーやウーロン茶などが選択できて、それぞれの茶葉に最適な温度が設定できます。さらに、自分好みの温度やお茶の濃さも設定できます。
ボタンひとつで紅茶がいれられるというのがとても便利なのですが、それ以上に、オートマチックな動きが近未来的で、動きを見ているだけでも楽しめそうです。
AIが最適な湯量や温度を分析する「Teforia」
システムが近未来的なのは、このマシン。
Wi-Fiでスマホと連携し、専用アプリで茶葉を選択するだけでAIが最適なお湯の量や温度、蒸らし時間などを設定しておいしいお茶を作ってくれます。その設定値はプロによって決められたものというのも気になるポイントです。
緑茶やほうじ茶、ウーロン茶などがはじめから登録されていますが、それ以外の茶葉も最適な設定値をAIが分析して登録されるそうです。
味やカフェイン量などもアプリ経由で調整できるので、いろいろな茶葉を登録したくなりそうです。
ティーメーカー自体、まだめずらしいのですが、今後も「全自動」や「アプリと連動」といった新しい機能がどんどん搭載されていきそうな気がしています。これからも、どんなマシンが登場するかチェックしていきたいと思います。
今回紹介したマシンはどちらも高価ですが、ティーメーカーがもっと普及すれば身近な存在になるかもしれませんね。