発酵食品は食べ続けることで腸内環境が改善し、体の中からやせやすい体質へと導いてくれる理想的な食品! 管理栄養士の大越郷子先生によると、キレイやせを実現させるためには、特におすすめのタイミングがあるのだそう。一体いつ食べるのが正解なのでしょう? 簡単につくれる納豆レシピとともにご紹介します。
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発酵食品を食べるベストタイミングとは?
まず、発酵食品ダイエットを行う上で、どんなことを心がければよいのでしょう。
「漬けものや塩辛などは塩分が多いので、100gも摂取すると1日に必要な塩分量をオーバーしてしまいます。また、しょうゆやみりんなどの調味料は料理の内容によっても使用量が変わってくるので、目安量を決めてしまうのはむずかしいかもしれません。
おすすめの方法は、発酵食品を毎日1回どこかのタイミングで食事にとり入れるというやり方。体によい食品でも食べ過ぎれば太ってしまうので適度な量を心がけること。
また、毎日同じものをルーティンのようにとるのではなく、できればいろんな種類の発酵菌(乳酸菌や納豆菌、麹菌など)がとれるように発酵食品を日替わりで変えてみしょう」(大越先生)
では朝・昼・夜で、特におすすめのタイミングはありますか?
「小腸や大腸などの消化管は副交感神経に支配されています。その副交感神経の働きが優位になるのは夜。腸の消化活動も夜に活発になると言われているので、夕食に発酵食品をとるとよいでしょう。
ただ、継続して習慣化することが大事なので、自分の食生活のスタイルに合わせ、続けやすいタイミングにとり入れてもOK。体重や体脂肪率が減る、肌の調子がよくなる、便秘が改善するなど、なにかしら体に変化が現れるには2週間は必要です。効果に個人差はありますが、まずは2週間を目安に続けてみましょう」(大越先生)
納豆の効果をチェック!
大越先生がダイエットにおすすめする発酵食品は、納豆、キムチ、みそ、ヨーグルト、チーズ、食酢の全6つ。
その中から、今回は納豆をクローズアップ! 納豆に含まれる栄養とは?
大越先生曰く、「蒸した大豆に納豆菌を加えて発酵させたものが納豆。納豆菌は、ひとつの菌が15時間後には10億個にも増えるほど増殖のスピードが速く、また、100度の熱湯をかけたくらいでは死滅しない、絶大な生命力も持っています。栄養面では、脂質代謝を助けるビタミンB2やカルシウムを骨に吸着させるビタミンK2が発酵の過程で増え、ビタミンB2についてはその量が煮豆の約6倍にもなります。ほかにも、血液サラサラ効果のあるナットウキナーゼが得られるほか、食物繊維も多く含まれるので、整腸作用も期待できます」とのこと。
発酵食品を上手に活用することで、よりダイエットが成功しやすくなるかも!?
<引用したのはこちらの記事!>
「やっぱりすごい!」発酵食品でダイエットが一番続く
ここからは、そんなキレイをサポートしてくれる納豆を使ったレシピをご紹介!
さっそくチェックしてみましょう。