2019年4月、東京・銀座に売り場面積がブランド史上最大の世界旗艦店「無印良品 銀座」がオープンしました。1階~6階はおなじみの日用品や衣料のほか食品を扱う「無印良品」、地下1階には日本初となる複合レストラン「ムジダイナー」、7階~10階には同じく日本初上陸の「ムジホテル」を併設。店内でも、「マルシェ」や「ブレンドティー工房」など、トライアルスタートした売り場が多く、開業初日から連日にぎわっています。
この“無印良品のテーマパーク”をどう楽しんだらいいのか、出かけたらぜひチェックしたい、おすすめのポイントを紹介していきます。前編は、銀座ならではの“食”に関するサービスについて。
Contents 目次
無印良品 銀座にはおいしいものが大集合!
朝7時15分からオープンする「ムジダイナー」は、早くも銀座のビジネスパーソンに大人気。売り場でも産直の青果やベーカリー、ブレンドティー工房などおいしいものが一堂にそろいました。
食の新体験1「ブレンドティー工房」
有機栽培の緑茶、ほうじ茶、ルイボス茶の3種をベースにしたブレンドティー32種類から好きなものを、スタッフがその場でブレンド。銀座店だけの新しい取り組みとしてスタートしました。
“リフレッシュ”“リラックス”“おやすみ前に”“お食事と”といった飲むシーンや、香り、味わいでも選べます。試飲をしながらスタッフと一緒にセレクトするのも楽しみです。そのオーダーの流れを確認してみましょう。
1.32種類からチョイス
2.スタッフにオーダー
3.原料を計りながらピックアップ
4.茶葉とハーブをミックス
5.完成・受け取り
食の新体験2「旬のフルーツをジュースでいただく」
季節の旬のフルーツやフレッシュな野菜を使ったジューススタンドが登場。
牧場直送の森林ノ牧場ジャージー牛乳を使ったソフトクリームも美味。エントランスの横にある朝7時30分から営業するベーカリーもおすすめ。店内で焼き上げたロールパンや本和香糖(ほんわかとう)を使用するクリームパンが人気です。
食の新体験3「青果マーケットで産地直送を買う」
エントランスを入るとまず目に飛び込むのが、収穫された産地から毎日届く、有機栽培や減農薬など、こだわりを持って育てられた旬の野菜やフルーツが並ぶマルシェ。
その場で試食ができ、売り場に立つティスティング・アドバイザーが、生産者のこだわりやストーリー、商品の説明やおいしい食べ方ををしっかりと伝えてくれます。
食の新体験4「日替わり弁当をテイクアウト」
無印良品としては初めて、お弁当の販売をはじめました。素材そのままの味を生かし、化学調味料不使用で仕上げた一品を日替わりで楽しめます。
3色そぼろの上に醤油とみりんで照り焼きにした鶏肉をのせた「鶏めし」をはじめ「深川めし」、「照焼き鶏の釜めし」といった昔から親しまれる“和”の料理をお手本にしたやさしい味わい。無添加、化学調味料不使用で安心です。
食の新体験5「MUJI Dinerでの食事」
地下1階にある、朝7時30分から夜までオープンするレストラン「MUJI Diner」。メニューは、野菜を中心に旬の魚介や肉料理、ジビエを使った一品料理も提供。原材料にこだわった「素の食」を満喫できます。
マンスリーゲストシェフによる、地域の食材をいかした伝統的な料理の提供も。サラダバーや豆腐工房、ワインバーも併設されており、見どころ味わいどころがたっぷりです。
食の新体験6「SALONで深夜までゆっくり」
ふたつのギャラリーからなる、無印良品のデザイン文化を発信する6階の「アトリエ無地銀座」に併設されたサロン。
カクテルだけではなく厳選したビーンズで抽出したコーヒー、紅茶がバーカウンターで楽しめます。深夜2時まで営業しているので、仕事帰りにも使えそうです。
食の新体験7「日本食レストランWAでの食事」
豊かな日本の風土で育まれ、人から人へと受け継がれてきた、旬の素材をふんだんに使うふるさとのおばんざいを楽しめる和食店。
一合羽釜で炊き上げるお米は、良質なお米の産地として注目が高まる飛騨高山のコシヒカリを使用。スタッフが定期的に日本各地を訪れ、暮らしに根付いた料理を提供します。朝食はMUJI HOTEL宿泊客のみ。
後編では、カスタマイズやMUJI HOTELなど、暮らしに関するサービスについて、ご紹介します。
Shop Data
所在地:東京都中央区銀座3-3-5
構成:
7-10F MUJI HOTEL
6F MUJI HOTEL フロント、ATELIER MUJI、日本食レストラン「WA」
1-5F 無印良品 売り場
B1F MUJI Diner
https://shop.muji.com/jp/ginza/
取材・文=安藤政弘 撮影=真名子
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