40代、最年長のＦYTTE新人、ダイエット始めます！

子育てに仕事に……忙しさを盾にして美と健康をおざなりにしてきた40代編集者Ｍ。そんな私を神が見ていたのか（？）数ヵ月前、FYTTEの編集部に仲間入りすることになりました。入ってまずびっくりしたのが編集部員の意識の高さ！　読者にとってよいものを、という視点だけでなく、自分自身の体をどう磨くのか、という点においても情熱的。すっかり刺激を受けた私は、自分も何かやろう！と強く思いました。

……で、何やろう？

そうだ、まずやせなくなったこの体。この体をなんとかしたい。とはいっても、ジムに通う時間はなく、食事は家族の分を作るのに手一杯で、なかなか「自分だけ……」とはいきません。食いしん坊なのでファスティングの覚悟もできず。

手軽で、誰にでも始められることがやりたい。
思いついたのが、「おやつ200kcal以下にしたらやせるかな？」というダイエットでした。

200kcalというのは間食の目安としてよく目にする数値です。たとえばFYTTEの記事でご監修いただいている安中千絵先生も、「１日の間食目安量は、１日に必要なエネルギー量の１割程度」として、間食を毎日食べる人は160～200 kcalを目安にするようにおっしゃっています（「ダイエット中の間食、食べても太らない６つのポイント」）。

さて、長年のカロリー計算の勘で、自分の間食が200kcalを超えているのはなんとなくわかります。この点を見直しただけで果たして結果が出るのかどうかは謎ですが、間食に対してここ数年かなりルーズになっていたことは確かなので、改善の余地はありそう。
カンタンにルールを決めて、とにかくやってみることにしました。

ルール
・人工甘味料入り低カロリー飲料に頼らない
（甘いゼロカロリー飲料をがぶ飲みすることで空腹を紛らわさない）
・人工甘味料を使ったミント系タブレットは、常識の範囲内で活用(カロリーには加える)
・ごはんの量はガマンしない(いつも通り)
・飲み物も間食のカロリーに加える

ルールが決まれば現状を把握することからスタートです！

「ふだん感覚のおやつ」はいったい何kcal？

家で仕事をすることが多い私。子どもが帰宅し「おやつ～」とせがまれると、子どもに出すついでに自分もパクッ。ふだん私はどのくらいのカロリーをおやつからとっているのでしょうか。何も意識しないでお皿にお菓子を出してみました。

この量感覚、いかがでしょうか。え、こんなには食べていない？　優秀です(と私は思います)！　私はこれはちょっと控えめな印象。作業の合間にチョコをあと３つくらいは口に放り込んでいそうだなー。ポテチはもっとダラダラ食べることもありそう。ちなみに写真の量で、だいたい300kcal。チョコを３粒追加したら384kcalとなります(もちろん製品によって異なりますが)。

ではどのくらいの量が200kcalなのでしょう。どんどん見ていきます！

200kcalってこのくらい

200kcalの間食ってどのくらいの量なのでしょうか。
お菓子袋の裏面や食品栄養成分表を見ながら、毎日、いろんな組み合わせを試していきました。好みなどで選ぶ素材に偏りがあるのはご容赦のほどを。

たとえばマシュマロなら３つ(14ｇ)で約40kcal、ベビーチョコシューは３つ(11ｇ)で64kcal。ドーナツ型のレモンはちみつビスケットは１つ43kcalで、２つ加えるとあわせてだいたい200kcalです。ビスケットを３つにしようとして思いとどまりました。

かりんとうは２本で53kcalほど。ラーメンスナック20ｇとチョコレート２つで、ああ、200kcalを超えてしまいました。チョコを１つに押さえることができれば、184kcalだったのですが……

わかっちゃいたけど揚げせんは最強です！ １枚98kcal。シナモンビスケットを２枚（62kcal）にレーズンを10ｇ（33kcal）加えると約200kcalに。

遅ればせながら気づいたのですが、レーズンって、甘さが強いわりにカロリー低いのね……。

このラインアップで201キロカロリーです。200kcalはちょっと超えてしまいましたが、あたりめは、かむのに時間がかかってじっくり楽しめました（10ｇ31kcal）。初めて知ったのは、ピーナッツが１粒（１ｇ）６kcalという事実。でも腹持ちがよいし、ナッツ類に含まれる油脂は体にいいそうですよ♪

グラノーラはおいしく手軽なので常備しています。そういえば１食140 kcalと書いてあったっけ……。グラノーラの１食分がどのくらいなのかも意識しないで食べていたなと反省しながらお皿に入れました。写真が「１食分」とされる40ｇ、これにヨーグルト135ｇを足して200 kcal。なかなか満足な間食でした！

こんな風に「間食200 kcal以内」を実践し続けた結果、どんな変化が起きたのか？は、また次回に！

（FYTTE編集部／まりりん）