美脚トレーナー・久優子さんが提唱する話題のメソッド「押すだけダイエット」は、「もむ」ではなく「押す」ことによって、リンパの流れがスムーズになり、老廃物の排出が促進したり、体のさまざまな臓器とつながるツボや反射区も刺激され内臓も活性化。代謝が上がりやせボディへと導いてくれます。そんな押すだけダイエットは、ちょっとしたコツでより効果が上がりやすくなるそう。
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■押す力は“イタ気持ちいい”が正解!
「押す力加減が弱すぎる人も多いのですが、イタ気持ちいいと感じる強さでしっかりと奥まで押しましょう。軽く押しただけで痛く感じる場合は、そこに老廃物がたまっているからです。痛いからといって力を弱めたりせず、イタ気持ちよく感じる強さでしっかりと押しましょう。コツコツと続けると老廃物が排出されていき、痛みはどんどんなくなっていきます。
また、脚以外のパーツを行うときも、必ず足指や足裏などから刺激するほうが効果が上がります。足首まわしをしてもいいですし、足の親指(爪側)を床に押しつけて足の甲を反らせるだけでもOKです」(久優子さん)
また、行うときには、こんな注意点が。
「血液循環が悪くなっている人は、強く押し過ぎると内出血する場合があります。これを防ぐため、足が冷えていて血液循環が悪くなっていると感じたときは、お風呂などで足を温めてから行いましょう。
また、お酒を飲んだあとに行うと、酔いが回りすぎて気分が悪くなることがあるので避けましょう」
今回は、「押すだけダイエット」の中から、四角いお尻を丸くするメニューと、うしろ姿を美しくするメニューをご紹介。
■押すだけダイエット「四角いお尻を丸くする」
1、足を肩幅に開いて立ち、左右のお尻の横ジワの中央に、両手の人さし指、中指、薬指を当てて押します。このとき両足のかかとを上げ、お腹に力を入れて3~5秒キープ。
2、両手の親指を、お尻にキュッと力を入れたときに左右にできるくぼみの部分の環跳(かんちょう)というツボに当て、グーッと強めに押します。これを5回。
3、上半身を前に倒し、お尻の下に両手の人さし指、中指、薬指の3本を当て、真上に押し上げます。これを10回。上体を前に倒してひざのうしろを伸ばして行いましょう。
4、上半身を前に倒したまま、片手の親指以外の指をお尻の下の太ももの内側のあたりに当て、お尻の外側に向かってななめ上に押し上げます。これを10回。反対側も同様に。
<うしろ姿を美しくする>
1、脚を肩幅に開き、両手の親指を、お尻の中心から左右ななめ45度上(仙腸関節)のあたりに当ててグーッと押します。
2、1の部分を押したままお尻を左右→上下に振ります。これを30秒。
3、ウエストの一番くびれている部分のややうしろを両手の親指で押し、そのまま上半身をうしろに倒します。次に上体を戻し、押したままお尻を回しましょう。右回し、左回し各5回。
4、お尻と太ももの境目に、両手の人さし指、中指、薬指を当て、お尻を持ち上げながら、お尻を左右に大きく振ります。左右に振って1回とし、10回行いましょう。
モデル/加藤夏子 撮影/山上忠 ヘア&メイク/斉藤節子 取材・文/和田美穂