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お風呂が子どもの才能を伸ばす!? ドクター直伝、親子関係も深まる“子ども”の入浴法とは

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家族で入浴を楽しんでいるイラストト

子どもと一緒にお風呂に入るのが大変…! そんな子育て中の親御さんも少なくないかもしれませんが、じつはお風呂は子どもの才能を伸ばす教育の場面になったり、家族とのコミュニケーションをとれる大切な時間です。今回は、医学博士の早坂信哉先生に、子どもとのおすすめの入浴法や注意したいポイント、お風呂と子どもの関係などを詳しくお聞きしました!

監修 : 早坂 信哉

東京都市大学人間科学部学部長・教授・温泉療法専門医・博士(医学)。 自治医科大学医学部卒業、同大学大学院修了。浜松医科大学准教授、大東文化大学教授などを経て現職。一般財団法人日本健康開発財団温泉医科学研究所所長。生活習慣としての入浴を医学的に研究する第一人者。ユニークな研究が注目を集め、数多くの雑誌やテレビなどで特集が組まれ、メディア出演や活動も多数出演。著書に『たった1℃が体を変えるほんとうに健康になる入浴法』(KADOKAWA)、『入浴検定公式テキストお風呂の正しい入り方』(日本入浴協会)、『最高の入浴法』(大和書房)、『おうち時間を快適に過ごす 入浴は究極の疲労回復術』(山と渓谷社)など。
http://hayasakashi.wixsite.com/bath

Contents 目次

子どもと一緒に入るお風呂は、“ぬるめ”がベスト!

母親とお風呂に入る子ども2人のイラスト

まずはじめに、子どもとお風呂に入るときに注意するべきポイントを教えていただきました。

「今回お話しする“子ども”というのは、小学校に上がる前から小学校低学年くらいまでをイメージしていただければいいかと思います。入浴時に注意するべき子どもの体の特殊性ということで言うと、ひとつは体温調節機能が大人と比べて低いということ。つまり簡単に言えば、体温が上がりやすく熱中症になりやすくのぼせやすいということです。
そしてもうひとつは、体を構成する水分の割合が大人よりも多いということです」(早坂先生)。

水分補給をしている子どものイラスト

早坂先生によると、子どもはもともと水がたくさん必要な体のため脱水になりやすく、熱さに敏感で大人と同じ湯船の温度では熱すぎるという問題があるとのこと。

「小さなお子さんとお風呂に入る場合には、子どもの感覚に合わせて温度設定をしてあげると安全です。また、脱水になりやすいためお風呂に入る前にコップ1杯の水分摂取をするといいでしょう。水やミネラル入りの麦茶、牛乳やイオン飲料などでも構いません。場合によっては入浴中に水分を飲ませてあげるというのもいいですし、入浴後は最低限コップ1杯の水分をとらせてあげるようにしましょう」(早坂先生)。

お風呂で遊ぶ子どものイラスト

では、実際にどのくらいの温度のお風呂に何分ほど浸かるのがいいのでしょうか?

「お湯の温度については、子どもの好みに合わせてあげるのがいいでしょう。38度くらいで大人がぬるいと感じるくらいがベストです。湯船に浸かる時間については、だいたい大人の半分でいいと思います。子どもは体温が上がりやすいという特徴があるので、たとえば40度であれば5分程度です。38度くらいとぬるめの場合は10分程度でいいでしょう。また、中には浴槽に立って遊びながら入浴する子どももいますが、この場合は40度であれば10分程度、38度であれば20分程度でも構いません」(早坂先生)。

いずれにしても、顔が真っ赤になったり汗がダラダラ出ていたりするのは、お風呂に浸かりすぎということですので、その場合は早めにお風呂から上がるか、温度を低めに設定してあげるようにしましょう。
また、子どもとお風呂に入るときの注意点として、決して目を離さないようにすることも大切ですと早坂先生。先生によると、とくに1~4歳の子どもの死因の上位に入る「不慮の事故」で2番目に多いのが浴槽での溺死とのこと。お風呂のように浅い場所であっても子どもは頭が大きくバランスが悪く浴槽での転倒や転落しやすいので溺れるという可能性は十分にあります。小さなお子さんと一緒にお風呂に入るときは、目を離さないよう、十分気をつけるようにしましょう。

“お風呂”が親子のコミュニケーションや教育に役立つ?

お風呂で笑っている子どものイラスト

子どもの入浴法についてわかったところで、ここからは「入浴」と「子ども」の関係について、早坂先生が行った調査をもとにお話ししていただきました!

「子育ての観点から見ても、お風呂の入り方はとても大事だと思っています。まずはお子さんと一緒に入浴することが大切です。これは、体をキレイにするというだけでなく、子どもと会話をしたり一緒に遊んだり、体をすみずみまでチェックできるといった理由です」(早坂先生)。

早坂先生が過去に入浴剤メーカーのバスクリンと行なったお風呂調査によると、平日は母親と一緒にお風呂に入っている子どもが多いのに対し、土日は父親と入る子どもが多かったとのこと。ふだん仕事で忙しくなかなか子どもと関わるタイミングが作れないという人も、土日はお子さんと一緒にお風呂に入り、コミュニケーションをとる大切な育児の場として活用してみるのもおすすめです。

母親と一緒にお風呂に入る子どものイラスト

「ふたつ目は、規則正しい生活や入浴を心がけてあげたいということです。夜の18~19時くらいまでに入浴を済ませ、遅くても21時~22時くらいまでに布団に入るようにするといいでしょう。

そして、入浴の時間を有意義に使うということも大切です。調査によると、お風呂で入浴マナーを教えたり、数を数えて学びの時間にしたりと学習活動をしている親御さんもいました。また、入浴が好きな子どもは、発育・発達の観点から見ても、『思いやる』『考える』という社会性の発達が高くなっているという調査結果でした。さらには、お子さんがお風呂好きな保護者は幸福度が高いということもわかってきています」(早坂先生)。

親子のコミュニケーションの場や教育の場としてひと役買ってくれる「お風呂」。ふだんなかなか子どもと一緒に遊ぶ時間が作れない…という人も、家庭の幸せな空間として、ぜひお風呂タイムを有効に活用してみてくださいね!

【提供元:Voicy】
参考:才能を伸ばす入浴法!? #才能を伸ばすには

そのほか、今回の記事参考元、「子どもの入浴法 #小学校 #幼稚園 #保育園」の放送を聞くには【Voicy】へ

文/FYTTE編集部

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