似合う服の決め手は、顔タイプ診断

テレビを見ていると、いろんな女優さんやタレントさんが素敵な衣装で演出されています。
たとえば、女優の黒木メイサさんは大人顔の美人なので、服もメイクもシャープで辛口な感じが似合います。演じる役でもない限り、フリフリの可愛い服は着ないでしょう。
外見のイメージに合わないものを着ると、それは違和感として見る人の印象に刻まれてしまいます。
反対に、外見のイメージに合っているものを着ていると、「自分のことを知っていて、自信のある人」に見えます。自分に似合う服を着ている人は魅力が輝き、好印象になるのです。
私が考案した顔タイプ診断は、顔の印象をもとに8タイプに分類し、似合う服のテイスト=どんな雰囲気が似合うか、どんなブランドが似合うかを導き出します。
顔はその人にとっていちばんの個性なので、顔の雰囲気と服の雰囲気が合っていることが何よりも大切です。
そこで服選びの基準がはっきりするので、その後の骨格診断やパーソナルカラー診断の結果と照らし合わせても迷わなくなります。
同時に、似合わないものや避けたほうが無難なものもわかってくるので、自分の長所を最大限に生かすコーディネイトを考えられるようになります。

自分の顔タイプを知ろう

それでは自分の顔タイプを調べてみましょう。必要なのは鏡だけ。
まずは鏡に映る自分の顔をじっくり見てみます。
細部も大事ですし、パッと見てとれる全体の印象も重要ですから、寄ったり、引いたりをくり返して観察してください。

【『顔タイプ』診断】

顔タイプ診断1 子どもor大人？
顔タイプを分類する際に、最初に見るのが世代間です。 まずは、1～8の質問をA、Bで解答し、印象が「子ども顔」か「大人顔」かを分類します。

１　顔の形は?
A 顔型は丸顔か
横長のベースである
B顔型は卵型か
ベース型か面長である

２あごの長さ(唇下)は？
Aあごが短い
Bあごが長い

3 目の位置は?
A 目が離れぎみ
B 目が寄っている

４　鼻の高さは?
A 鼻が低い
B 鼻が高い

5 顔全体の立体感は？
A 顔が平面的
B 顔が立体的

６　目の大きさは?
A 目が小さい
B 目が大きい

７　鼻（小鼻）の大きさは ？
A 小鼻の横幅が、 目1つ分より小さい
B 小鼻の横幅が、 目1つ分より大きい

A、Bの分類はここで終了。どちらが多いのか覚えておいてね。

顔タイプ診断2 直線or曲線？
9～16質問をC、Dで解答し、自分の顔の形状が「直線タイプ=男顔」or「曲 線タイプ=女顔」かを分類します。どの項目が多いかで顔タイプが診断できます。ここからはいくつ当てはまったか、数が重要になるのでメモをしておくと good！

9 顔全体の形状は?
C 顔に骨を感じない
D 顔に骨を感じる

10 ほおの肉感は?
C ほおが丸くでている
D ほおに丸みがあまりない

11 目の形状は？
C 目が丸く縦幅がある
D 目が切れ長である

12 まぶたは？
C 二重幅が広い
D 一重もしくは奥二重

13 目の形は？
C 目がたれ目である
D 目がつり目である

14 眉の形は？
C 眉山がない、
もしくはアーチ型である
D 眉山が角張っている、
もしくは直線的

15 鼻の形状は?
C 小鼻に丸みがある
D 鼻すじが通っている

16 唇の厚みは？
C 唇が厚いほうである
D 唇が薄いほうである

C、Dの分類はここで終了!
どちらが多いのか覚えておいてね。
さて、次ページではいよいよ自分の顔タイプがわかります！