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CATEGORY : ビューティ |スキンケア

5年、10年先の見た目年齢を変える!20代後半から始めるパーツ別スキンケア法

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寒川さんがほおに手を当てているイメージ画像

30歳を前後に「以前と肌の質感が違う」「シワやたるみが目立ってきた」「目もとにうっすらとシミっぽいのが見える」「肌に元気がない」など肌の変化を感じ始めている人もいるかもしれません。 その肌の変化こそエイジングのサイン。早めにエイジングケアをしておくことで5年後、10年後の見た目年齢に大きく差が出ますよ。
今回はエステティシャンである筆者よりエイジングを意識する場所、パーツ別のスキンケアのポイントについてご紹介したいと思います。

監修 : 寒川 あゆみ (美容家)

大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。

Contents 目次

エイジングを意識する場所やエイジングサインとは?

よく耳にする「エイジング」や「エイジングケア」と聞くと、何歳から始めればよいの? 40~50代くらいから? とまだまだ先のようなイメージを持っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。「エイジング」は「年を重ねる」という意味で「エイジングケア」は老化防止などの意味で使われることが多いですがそのエイジングのサインについて当てはまることはありませんか?

20代前半までは…
・毛穴の黒ずみ
・ニキビや吹き出物
・乾燥など
肌表面のトラブルが気になることが多いのに対し、

20代後半~30代は…
・肌全体のうるおいがなくなり乾燥ぎみでくすんでいる気がする
・ニキビや吹き出物の治りが遅い
・肌のハリやツヤ感がなくなった
・目もとや口もとのシワやたるみが気になり始めた
・メイクのノリが違う
など肌表面だけでなく肌内部からくる奥深いトラブルが気になるようになります。

年齢を重ねることで、少しずつ肌の質感や悩みは変化します。
これを見逃して、10年以上放置したときにはもっと悩みの部分は深刻になり、そのころからエイジングケアをがんばっても追いつかなくなります。
今までと違う肌の変化を感じたら「エイジングケア」=「老化を加速させないためのケア」を始めましょう。

パーツ別スキンケアのポイント

【肌全体のうるおい感がなくなりくすみが気になる、メイクのノリが違う】
鏡ですっぴんを見たときに「あれ?こんなに顔くすんでいたっけ?」、メイクをしていても「肌の色がパッとしない」「ノリがイマイチ…」と感じたことはありませんか? その原因は血行不良・古い角質・乾燥が原因かもしれません。
そんな肌のスキンケアポイントは以下の3つ。

角質パックをしている

(1)クレンジングや洗顔に加えて、週に2回、角質ケアのパックをしましょう!
角質が整うだけで肌のトーンが上がりますよ。

(2)運動不足や仕事の疲れ、肩こりや冷えなど血行不良になっていませんか?
血行不良によって肌の色がくすんで見えたり、血色が悪く見えているかもしれません。入浴によって体を温めながら、肩や首を軽くもんだりストレッチを行うこと、スキンケアの前に蒸しタオルで顔を温めましょう。

シートパック3つ

(3)肌表面や内部が乾燥していませんか?
水分不足によってまるで砂漠のように、肌にひび割れがおき、影っぽくなっていませんか?
肌表面や内部の水分量が少ないとひび割れのようにキメが乱れ、みずみずしさやうるおい感がなく影っぽく見える、カサつきや粉が吹いたようになります。
日ごろの化粧水の量を見直して数回に分けて重ねづけすること、化粧水のあとにシートマスクをとり入れて水分量を高めましょう。

【ニキビや吹き出物の治りが遅い】
ニキビや吹き出物ができてある程度の期間がたてば自然に治っていたのに「治りが遅くなった…」「跡が残ったまま…」と感じたことはありませんか?
そんな肌のスキンケアポイントは以下の3つ。

容器に入った炭酸パック

(1)子どものころは傷の治りが早かったのに、大人になるにつれて治りが遅くなったと感じるのは細胞の代謝が年齢とともに遅くなっていることが原因です。

クレンジング、洗顔のあと、炭酸パックを行うと血流や細胞の代謝を促し、ニキビや吹き出物の赤みを抑えたり、肌を元気にさせて、傷の治りもサポートしてくれるのでおすすめです。

ニキビが落ち着いてニキビ跡になっている場合はビタミンC誘導体の美容液をなじませておくと、赤みが引きやすく、その部分に紫外線があたってできるシミの予防をする働きもあります。

【肌のハリやツヤがなくなった】
肌をさわったときに「弾力が減った気がする」「ほおの毛穴が目立つ気がする」と感じたことはありませんか? 肌の弾力とも言われるのが「コラーゲン」ですね。年齢とともにコラーゲンが減少することで肌のぷりっと感がなくなったように感じます。

そんな肌は、角質層にコラーゲンやヒアルロン酸などの美容液を浸透させることで、肌にうるおいが増し、ふっくら感を高めます。スキンケアでは真皮層まで補えないので、よりプリッと感、ハリ感を高めたい場合はサロンなどでコラーゲンケアを補うのもよいですね。

寒川さんがほおに手を当てているイメージ画像

【目もとや口もとのシワやたるみが気になり始めた】
「目もとに細かな線のようなシワがある」「口もとのたるみが気になる」と感じたことはありませんか? 年齢とともにコラーゲンが減少すると、肌のハリやプリッと感がなくなることに加えて、肌表面の角質層の奥にあるコラーゲンを支える筋肉層が弱くなることでたるみが起きます。

目もとや口もとの浅いシワなら、ヒアルロン酸やコラーゲンを補うことでふっくら感が出てシワが浅くなることもあります。おすすめなのはヒアルロン酸やコラーゲンが針状(形状が針のようにとがっていると角質層まで届くと言われている)になっている貼るタイプの部分パックです。ただヒアルロン酸やコラーゲンは肉眼では見えないため、化粧品の特徴として説明が記載されています。
貼ったときに少しチクっと感じますが、ヒアルロン酸やコラーゲン成分が肌に浸透し、はがしたあとにふっくら感やシワが浅くなり目立ちにくくなります。

筋肉にアプローチするホームケアアイテム

顔全体的にたるんできた、皮膚のもたつきが気になり始めたら表情筋の低下によるたるみが要因です。予防対策としては筋肉にアプローチするホーム美顔器やサロンケアがおすすめ。

エイジングのサインや感じ方も人それぞれであり、パーツによって原因もさまざまですが、今までと同じスキンケアの仕方ではなく、状態やパーツに合わせたエイジングケアをとり入れることが老化を加速させない肌を作る秘訣です。また、20代後半から始めるパーツ別スキンケア法としていますが、お手入れは何歳からでもスタートできます。まずは気になるところからとり入れてみてはいかがですか?

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