皆さん日ごろの洗顔はどのように行っていますか? 肌に悩みを持ったお客さまのお話を聞いていたり、テレビなどを見ていると「洗顔しすぎたらダメって聞くから洗顔をしていません」「刺激になるので朝は洗顔フォームを使わずにぬるま湯で流すだけ」という人が多いです。そこで今回はキレイな素肌を保つための洗顔法をご紹介します。
Contents 目次
洗顔の目的は?洗顔不足は肌トラブルの原因に
洗顔の目的を理解していますか? クレンジングはメイクなどの落ちにくい汚れを溶かし、浮かせるものです。洗顔は落ちきれていないメイク汚れや毛穴につまる皮脂汚れを洗顔料を使って落としていきます。
寝ている間も汗や皮脂の分泌はもちろん、空気中に含まれるホコリなどの汚れが肌についているので、朝も洗顔料を使って落とすのが理想的です。
洗顔をせずに汚れが肌に残ると汗や皮脂、メイク汚れが肌表面や毛穴に残り、空気に触れて酸化します。その蓄積で「くすみ」「黒ずみ」「ザラつき」「肌のキメが荒い」「ニキビ」「吹き出物」などの肌トラブルを起こします。
こういった肌トラブルを気にしている人ほど、「洗顔がきちんとできていない」「朝は洗顔料を使わずにぬるま湯で流しているだけ」という人が多いように思います。
「洗顔をやりすぎない」の意味を理解しよう!
「くすみ」「黒ずみ」「ザラつき」「肌のキメが荒い」「ニキビ」「吹き出物」などの肌トラブルが気になるからといって、以下のような洗顔をしていませんか?
・ゴシゴシこするように洗っている
・2回も3回も洗顔フォームで洗顔をしている
・長い時間顔を洗っている
・熱いお湯で洗い流している
これらに当てはまると「洗顔のやりすぎ」になってしまいます。
必要以上にゴシゴシすると肌を傷つけ、長時間の洗顔や熱いお湯によって必要な皮脂まで奪いとってしまうので乾燥しやすくなるのです。
次に理想的な洗顔法をご紹介するので参考にしてみてください。
キレイな素肌を保つための洗顔法
(1)さっとぬるま湯もしくは水で顔を洗い流す
(2)洗顔フォームまたは石けんを泡立てネットで泡立てる
(3)泡を顔にのせて、顔と手がふれずに、泡をつぶさないように約30秒転がす
(4)ぬるま湯~お水で肌の泡をやさしくていねいに洗い残しのないように流す
キメ細かい泡が肌表面や毛穴に入り込み、皮脂や毛穴に残った汚れを浮かせてくれるので、過剰にゴシゴシしたり、長時間洗顔をする必要はありません。また、洗いっぱなしや化粧水や乳液、クリームを少ししかつけない、スキンケア不足も乾燥や肌トラブルの原因になるのでたっぷりと保湿を行うことがキレイな素肌を作る秘訣です。