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ギリシャヨーグルトを超えるブームとなるか?! 日本初上陸の「スキルヨーグルト」を食べてみた #Omezaトーク
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もう何年前になるのか……初めて「パルテノ」を食べたときの衝撃はそれはものすごかったのを覚えています。ヨーグルトだというのに、かためのテクスチャーでそれまでのヨーグルトならサラサラとお腹に入っていくのに、これはかんで食べるようなヨーグルトでした。いつしかそれは「ギリシャヨーグルト」という、通常のヨーグルトとは別のカテゴリーとして確立し、市民権を得ました。当初は「パルテノ」を代表するように、デザート感覚のヨーグルトという印象でしたが、ここ1~2年で、「ザ グリークヨーグルト」や「オイコス」などに代表される高たんぱくの栄養補給ヨーグルトという位置づけになり、フィットネスブームとも相まって、運動×たんぱく質補給の大定番となっていったのです……。
と、おさらいしてみましたが、この高たんぱくヨーグルト界に新たに加わったのが「イーセイスキル」です。アイスランドの伝統食とのことですが、先日、FYTTEの海外ライターさんたちに聞いてみたところ、すでに欧米諸国では、スーパーの棚にギリシャヨーグルトと並んで普通に売られているとのこと。やっと日本でも食べられるようになったのです。
やはり売りは「高たんぱく、脂肪0、低カロリー」。ほかのギリシャヨーグルトと同じく、ダイエットやフィットネスに一生懸命な女性にとってもうれしいキーワードが満載です。プレーンタイプ他2種類ありますが、そのいずれもたんぱく質量は10gを超えています。とにかくヨーグルトカップ1個で10数gのたんぱく質がとれるって本当にお得ですよね。
さて、早速試食してみると、まずスプーンですくった感じは、やはりかため。とはいえ口に入れればなめらかでおいしくいただけます。そして、わりと強めの酸味があります。「すっぱい」と感じるくらいです。あまりの酸味に驚いて、いつも愛食している「THE GREEK YOGURT」のプレーンも食べてみました。
こちらも酸味はあるにはあるのですが、ブルガリアヨーグルト系の酸味で、私個人的にはなじみがある、いわゆるヨーグルトの酸味という感じ。一方「isey SKYR」のほうはまるでサワークリームのような酸を感じます。なんでもスキル菌というものを使って発酵させているそうなのですが、このスキル菌がこの酸味を生むのでしょうか。でもなんといってもこのカップ1個で13gというたんぱく質量ですから、これは見逃せません。
ほかの味も食べてみます。
ストロベリーピーチは、これはもう安定のフルーツ×ヨーグルトの味。間違いのないストロベリーの味にピーチも加わって甘さと酸味がとってもいい感じ。ヘルシーなさわやかさがあります。もうひとつのバニラは、これはこれでデザート感満載。よーく見るとバニラビーンズのような黒い粒粒も見えます。甘くてホッとする味です。いずれもおいしく食べながら11gのたんぱく質がとれます。
スキルとギリシャヨーグルト、何が違うんだろう?と2つの裏面を比べてみました。ともに、はっ酵乳に分類され、原材料も乳製品(THE GREEK YOGURTのほうは乳たんぱく質も含まれます)。ヨーグルトの質感などもほとんど変わらないので、生まれがギリシャかアイスランドかということ??
話は味に戻りますが、「スキル」の特にプレーンタイプのこの酸味、普通に食べるよりもなにかお料理的に使えないかと思い、サワークリームと似た味だったことから、簡単なディップをつくってみました。私の大好きなみそマヨディップをアレンジして、スキルみそディップに。ダブルの発酵食品ということで腸活にもさらによさそう!? スキルにみそを入れて、彩りとちょっとした風味を足すために、乾燥パセリと青のり(こちらも和洋ダブル)を入れました。酸味と塩味のミックスが抜群で、何をつけても合う味に。唐揚げにつけてもよし、野菜につけてもよし。みそマヨディップに比べて、ヨーグルトの酸味がさわやかであっさりとしたディップに仕上がります。スキルのもったり食感が功を奏して、水分も出にくく、ディップとしてもとても優秀です(つけやすい)。サイトを見ると、デザート系のレシピにも使えるみたいです。
ダイエット強化のときはプレーンをそのまま、またちょっとアレンジしてお料理に使うもよし、ストロベリーピーチやバニラは定番おやつに、と冷蔵庫に常備しておけば、その日の気分で楽しく選んで食べられそう。量もたっぷり200gあるのでそのまま食べても、アレンジしても「足りない」ってことはなさそうです。値段は200円とほかのギリシャヨーグルトと比べても高いですが、容量もいちばん多いですし、とはいえスタバのドリンクとか、ケーキとか食べちゃうことを考えれば、安くてヘルシーなデザートですよね。
日本初上陸の「SKYR」、ぜひアイスランドの伝統食を味わってみてはいかがでしょうか?
(編集長ホボ)
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。