大腸の奥まで届き、善玉菌を活性化！

腸内環境を整えるために、日頃から乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌を積極的に摂っている人も多いはず。ただ、こうした善玉菌の多くは、胃や小腸で吸収されてしまうため、大腸の奥には届きにくいという研究結果も出ているようです。

そこで注目なのが、オーストラリア生まれのスーパーフード「スーパー大麦」。食物繊維を大腸の奥まで届ける独自の食物繊維構造を持ち、善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維や、消化されにくい（レジスタント）でんぷん（スターチ）という意味を持つ糖質の一種「レジスタントスターチ」を多く含むことから、腸内改善に効果があるのではと期待されています。

腸内の健康や美容に関する研究を行う「腸の奥からの健康を考える研究会」が行った臨床試験によると、「スーパー大麦」を1日12gずつ2週間以上摂取することで、腸内環境が変化し明らかな整腸作用が確認されたとのこと。さらに、便秘の改善により、肌の潤いや、ツヤ、吹き出物の改善といった美容効果にも変化が表れたそう。

「スーパー大麦」は、一般的な大麦と比べて2倍の水溶性食物繊維、4倍のレジスタントスターチを含んでいるとも言われています。まさに、女性にうれしい食材といえそうです。

ヘルシーだけど満腹感も！　試行錯誤を繰り返し完成したカフェメニュー

「体の中から健康に、キレイに」をコンセプトとした、カフェレストラン「TI DINING」。オーガニック食材を使用し、砂糖や余分な調味料を一切使用しない糖質を抑えたメニューを展開しています。9月1日より、日本初となる「スーパー大麦」を使用したメニューをいただけるということで、一足お先に食べてみました！

提供メニューは、スーパー大麦セット（「えびときのこのカレー豆乳リゾット」「大麦パフとグリーンサラダ」「わかめとトマトと大麦のスープ」「プチデザート」）と4種類のスイーツ（「ガトーショコラ」「バナナパウンドケーキ」「レアチーズケーキ」「スムージー」）。

「小麦粉を使わないとなかなかケーキが膨らまないので、苦労しました。代わりにベーキングパウダーを使ってふっくら仕上げています。生地がしっとりしているのもポイントです。スーパー大麦は少し苦味があるのですが、ゆでると甘みが出てきます。試行錯誤を繰り返して、7分以上炊いた、いちばんおいしいスーパー大麦を料理に使っています。」（管理栄養士・小野幸さん）

どのメニューも小野さんがおっしゃっていた通り、「スーパー大麦」の甘さを感じました。
「えびときのこのカレー豆乳リゾット」には、雑穀と玄米で炊いた雑穀米も使われており、よく噛んで食べることで、かなり満腹感を得られます。プチプチとした食感が楽しく、やさしいカレー味なので、どんどん食べ進めてしまいました。もちろん、栄養バランスもしっかりと考えられていて、サラダ、スープで野菜もたっぷり摂ることができます。

白い砂糖は一切使わず、「ステビア」というカロリーゼロの天然の甘味料を使用しているとのこと。しつこくない甘さで、甘い物が苦手な人にもオススメです。糖質を抑えたメニューなので、たくさん食べても太りにくいのがうれしいですね！

糖質制限の料理といえば、ボソボソする、パサパサする、苦い、味が薄い……というイメージがありましたが、まったくそんな事はなく、どのメニューもとってもおいしくいただきました。

小野さん曰く「暑い日が続くと、汗をかいて脱水症状になりがちです。さらに寝苦しいと自律神経が乱れる原因となります。自律神経が乱れると一番ダメージを受ける場所が腸の動きです。スーパー大麦には、腸内環境を整える効果があり、夏バテ解消としても効果があります。」とのこと。

美容や健康のために腸内環境を整えたい人、夏バテ気味の人は、今後大注目の「スーパー大麦」を一足早く、おいしく食べて、美腸を目指してみませんか？

TI DINING
住所：東京都東京都港区北青山3-5-9 マネージュ表参道　４Ｆ
営業時間：
ランチ
平日11:30～15:00(14:30L.O.)
土日祝12:00～16:00(15:00L.O.)
ディナー
17:30～23:00(フード22:00L.O./ドリンク22:30L.O.)
TEL：03-3403-3070