日中ぽかぽかとあたたかい日が増え、さくらの開花も全国で始まっているようですね。満開のさくらでお花見もいいですが、おうちで気軽に楽しめるお花見はいかがですか? 春のティータイムにぴったりのさくらを使ったアレンジティーがあれば気分も盛り上がること間違いなし! 手作りすれば余計な添加物がないので安心。甘さも調節できるのでヘルシーです。コツをつかめば難しそうにみえるセパレートティーも簡単にできるので、ぜひお試しくださいね。
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お花見の歴史って知ってる?
お花見は、奈良時代の貴族が始めた行事といわれていて、当時は花を愛でるお花見だけではなく、さくらの花の咲き方で農作物の収穫を占ったり、開花時期に合わせて稲の種まき準備を行ったりと、豊作祈願の神事として行われていたそうです。そんな歴史を感じながらお花見を楽しむのも風情があっていいですね。
今回ご紹介するのは、天然のさくらとホットティーを使ったアレンジティー。パステルピンクが春の気分を盛り上げてくれる「さくらミルクティー」と、カップの中で咲く桜が優美な「さくらティーフィズ」の2種類のレシピを大公開いたします!
使用する材料についても紹介いたしますので、ご参考になればうれしいです。
アレンジティーをよりおいしくする材料の選び方
さくらのドリンク作りに欠かせないさくらの花。材料として使うのに便利なのがさくらの塩漬けです。塩抜きをしてシロップにしたり、トッピングにも使えるのでとても万能です。市販のさくらのフレーバードシロップも便利ですが、香りが強すぎることも…。はちみつやオリゴ糖に塩抜きしたさくらの塩漬けを合わせれば、お手製のさくらシロップが簡単にできますよ。なるべく天然の素材を使えば安心ですし、お茶の香りや味も引き立たせてくれるので、よりおいしく仕上がります。
【さくらって栄養があるの?意外と知られていない健康効果】
目で見て楽しむイメージの桜ですが、女性にうれしい効果があるんです。さくらの花びらに含まれている成分には、老化の原因である「糖化」を抑えてくれる働きがあるといわれています。また、さくらの香りには、リラックス効果・ぜん息症状の緩和・二日酔い防止・抗菌作用などさまざまな効果が期待できます。抗菌作用のあるさくらの花をとり入れることで免疫力アップにも役立ちます。ただ、生のさくらの花はきれいですが、香りはほとんどしないので、香り成分が生成されているさくらの塩漬けなどをとり入れることで効果が期待できますよ。
次のページで「さくらミルクティー」と「さくらティーフィズ」のレシピをご紹介します。