大根おろしでさっぱりするけど、ボリュームのある一品です。ごぼうは便秘解消や温活効果にも役立つので積極的にとり入れたい食材ですね。今日は、管理栄養士のエダジュンさんに腸活におすすめの「鶏肉とごぼうの梅みぞれ煮」を教えていただきます。
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おかわりしたくなる「鶏肉とごぼうの梅みぞれ煮」
こんにちは、管理栄養士のエダジュンです。
本日の腸活食材は「ごぼう」です。
今日は一品のおかずにピッタリな食べ応えのある料理をご紹介します。大根おろしを一緒に煮込む&梅干しの酸味ですっきりとした味わいになります。ごぼうの食感と、鶏肉を一緒にほお張ってお召し上がりください。
<材料 1〜2人>
・鶏もも肉 1/2枚(150g)
・洗いごぼう 1本
・和風だし 300ml
(または、水300mlに対して、和風顆粒スープの素小さじ1を溶く)
・梅干し 1個
・大根(おろし) 長さ4cm分
・しょうゆ 小さじ1
<作り方>
1.鶏もも肉は3〜4cm幅のひと口大に切る。ごぼうはしっかりと洗い、縦半分に切り、ななめ切りにする。
2.小鍋に和風だし、ごぼう、身を粗めに崩した梅干しをいれて、中火で温める。
3.沸騰したら、しょうゆ、鶏もも肉と大根おろしを半分入れて、6〜7分ほど煮込む。アクが出たらすくう。(※大根のすりおろし汁も一緒に入れる)
4.器に(2)を盛りつけて、残りの大根おろしを添える。
!!栄養メモ!!
ごぼうは食物繊維の宝庫と言われております。「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」どちらも含まれていて、不溶性食物繊維は腸の中で食品の水分を吸収してふくらみ、腸壁を刺激して、便の排出をうながしてくれます。水溶性食物繊維は腸内細菌のエサになり、腸内環境を整えてくれます。ごぼうは皮の部分にこそ、栄養が詰まっているので、泥をしっかりと洗ってから使いましょう。また、アク抜きなどをすると、食物繊維や栄養が逃げるので、今回はそのまま煮込んで使います。
大根おろしは消化酵素が含まれているので、胃が疲れている際におすすめです。