【問題】糖質がいちばん少ない食材は、次のうちどれ？（100ｇ中）

□納豆
□鶏肉
□玄米ご飯
□いちご

答えは……

「鶏肉」です

上記食材の100ｇ中に含まれる糖質の量は、「納豆」5.4ｇ、「鶏肉」０ｇ、「玄米ご飯」34.2ｇ、「いちご」7.1ｇ。糖質が多いのは、やはり主食にあたる、ご飯ものや麺類・パン類です。また、果物は果糖といわれる糖質を含んでいます。いちごやキウイフルーツなどは、比較的、糖質は少ないですが、バナナやぶどうなどは、少し多めに含まれています。　納豆は、糖質は含まれていますが、体によい植物性食品ですので、日々の食卓には、多く利用したいものです。肉類や魚類などは、糖質は、あまり含まれていません。

糖質は、「３大栄養素」のひとつで主にエネルギー源として利用される重要な栄養素。１ｇで何kcalのエネルギー源になる？

□２kcal
□４kcal
□８kcal
□12kcal

「４kcal」です

「３大栄養素」とは、エネルギー源となる糖質・たんぱく質・脂質のこと。これらを円滑に働かせるのがビタミンとミネラルで、あわせて「５大栄養素」といいます。糖質・たんぱく質は１ｇ当たり４kcal、脂質は９kcalのエネルギーを発生させる力を持っています。　とり過ぎた分は、体内に脂肪として貯蔵されるので、日々の食事は、これらの栄養素をバランスよくとるのが大切になります。

糖質の種類でないものは、次のうちどれ？

□オリゴ糖
□デンプン
□果糖
□コラーゲン

「コラーゲン」です

糖質は「単糖類」「少糖類」「多糖類」の３つに大きく分類されます。最小の単位が「単糖類」（ブドウ糖や果糖など）。単糖類の結合数によって「少糖類」（ショ糖や乳糖・オリゴ糖など）や「多糖類」（デンプンなど）に分けられ、体内での働きもそれぞれ変わってきます。コラーゲンは、動物や体の中の結合組織に多く含まれているたんぱく質の仲間。不足すると、肌のトラブルや骨にも影響が出る、大事な成分です。

糖質がいちばん少ないお酒は、次のうちどれ？

□ハイボール150ml
□白ワイン100cc
□ビール200ml
□日本酒50ml

「ハイボール150ml」です

糖質オフ生活をしたいけど、お酒はどうなの？と気になる人も多いかと思います。上記のお酒に含まれている糖質量は「ハイボール」150ml」０ｇ、「白ワイン100cc」2.0ｇ、「ビール200ml」6.2g、「日本酒50ml」1.8ｇです。糖質オフのビールがたくさん出回っていることから、ビールに糖質が多いことを知っている人も少なくないでしょう。糖質が高めなお酒は「醸造酒」。なかでもビールに最も多く含まれており、ワインはやや少なめとなります。一方、「蒸留酒」は糖質ゼロ。また、カクテルや梅酒などは、糖質を多く含んでいます。いろいろと意識してお酒選びをしたいところですね。

糖質を控えたお酒のおつまみを選ぶなら、次のうちどれがいいと思う？

□野菜とえびの生春巻き
□チーズとトマトのカプレーゼ
□鶏のから揚げ
□水ぎょうざ

「チーズとトマトのカプレーゼ」です

食べる量によっても、もちろん変わってきますが、上記のおかずを通常の1皿分、注文した場合の糖質量は、「野菜とえびの生春巻き」が約25ｇ、「チーズとトマトのカプレーゼ」が約４ｇ、「鶏のから揚げ」が約16ｇ、「水ぎょうざ」が約30ｇ。春巻きやぎょうざは、皮が糖質中心なので高めの値に。から揚げは、鶏肉自体は糖質をほとんど含まないのですが、衣に糖質が含まれるために糖質量が増えてしまいます。鶏肉料理なら、焼き鳥や蒸し鶏などを選ぶと糖質オフできます。チーズなどの乳製品は、糖質が低めです。野菜にも、糖質は含まれていますが、野菜に含まれている糖質は、さほど気にしないで、しっかり とりたいものです。