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ぶり、さんま、さけ、あゆ。この中でウナギと同じくらいのカロリーがある魚はどれだと思う?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
毎日、暑い暑い~とバテていませんか? 精力をつけたいときに役立つ食材のひとつがうなぎ。毎日食べるのは難しい高級魚だけど、ウナギのすごさを知ったら、たまには食べたくなっちゃうかも?! “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「うなぎ」です!
Contents 目次
【問題1】
栄養価が高い「うなぎ」。「うなぎ」と同じぐらいのカロリーがある魚は、次のうちどれ?(100g中)
□ぶり
□さんま
□生さけ
□あゆ
正解は………?
「ぶり」です
夏の暑い時期になると、スタミナをつけるためにうなぎを食べる人も多いかと思います。うなぎは栄養豊富で、エネルギー補給にもオススメです。かば焼きや白焼き……いろいろな味で楽しみたいですね。うなぎのカロリーは100g当たり255kcal。脂の多い魚類の中にはうなぎほどのカロリーをもつものもいます。上記の魚は「ぶり」257kcal、「さんま」318kcal、「生さけ」133kcal、「あゆ」100kcal(いずれも100g当たり)。秋から冬に旬を迎えるぶりが正解です。さんまはうなぎ以上のカロリーということになります。
2021年7月28日は「土用の丑の日」でした。「うなぎ」以外で食べるとよいとされている食材は何だと思う?
□豚肉
□はも
□梅干し
□すいか
「梅干し」です
「土用の丑の日」に限らず、夏の土用の期間(立秋の直前の約18日間)は、夏バテなどで体調をくずしやすいので、栄養のあるものを食べて、体調を整えスタミナをつけたほうがよい時期です。うなぎ以外にも「う」がつくものを食べるとよいとされている説もあり、「うどん」「梅干し」「うり」「馬肉」「牛肉」などを食べる地域もあるとのこと。うなぎは毎日いただけるものではないので、いろいろな食材をじょうずにとり入れて、夏の暑さに負けない体にしたいですね。
「うなぎ」には、ヌメリの成分があります。この成分の特徴として、あてはまらないのはどれだと思う?
□消化を促す
□食欲不振を解消
□胃腸を保護
□便秘解消
「便秘解消」です
「うなぎ」は、人間の脳と体を活性化するためのスタミナ源になる食材のひとつです。表面のヌルヌルしたものは「ムコプロテイン」という糖たんぱくの一種で、うろこの発達していない皮膚を守り、海水と淡水の浸透圧を調整して、海でも川でも生きられるようにする役目を果たしていると言われています。この「ムコプロテイン」は、弱った胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助ける働きがあるので、夏の食欲不振を解消してくれます。
「うなぎのかば焼き」を何g食べれば、にんじん100gに含まれるのと同量のビタミンAをとれると思う?
□約50g
□約90g
□約150g
□約200g
「約50g」です
ウナギ100gに含まれるビタミンAは1500μg、にんじん100gに含まれるビタミンAは720μg。よって「約50g」が正解です。うなぎには、ビタミンもミネラルも豊富に含まれており、なかでも免疫力アップやがん予防、肌改善などに効果が高いとされているビタミンAを多く含みます。にんじんもビタミンAが豊富な食材として知られていますが、にんじん100g(約1/2本弱)と同じ量のビタミンAを、うなぎのかば焼きでは約50g(1/3~1/2尾分)でとることができます。栄養のバランスを整えるには、魚や野菜などさまざまな食材を組み合わせて食べるのがオススメです。
「うなぎ」には「山椒(さんしょう)」をかけるのが定番ですが、この組み合わせの意味として、間違っているものは、次のうちどれ?
□食欲を抑える効果
□消化を促す効果
□食中毒を予防する効果
□胃もたれを予防する効果
「食欲を抑える効果」です
うなぎを購入すると山椒(さんしょう)がついてくることも多く、定番の組み合わせといってもよいかと思います。山椒はミカン科の植物で、漢方の薬として使われているものでもあります。脂質分を多く含むうなぎに山椒をかけることによって、風味がさわやかになるだけでなく、山椒が消化吸収を促し、胃酸の働きを活発にしてくれる効果も。うなぎのかば焼きなど、こってりとした味わいの料理に組み合わせれば、胃もたれの心配が減少します。ただ、山椒そのものが刺激物でもあるので、胃腸が心配な人は、かけるのを少なめにして香りを楽しむ程度にしておくほうがよいかもしれません。