【問題】
「タンドリーチキン」という料理を作る場合に使用する食材の組み合わせで、合っているものは次のうちどれ？

□しょうゆ+酢+唐辛子
□ケチャップ+ハチミツ+マヨネーズ
□カレー粉+ヨーグルト+はちみつ
□豆板醤+砂糖+ごま油

答えは………

「カレー粉+ヨーグルト+はちみつ」です

「タンドリーチキン」とは、基本的には、鶏肉をカレー粉などのスパイスやヨーグルトなどに漬け込んでから焼く料理。名前の由来は「タンドール」という土窯で焼き上げることからきています。ヨーグルトに漬け込んでおくことで、肉質がやわらかくなり、焼いたあと、鶏肉のしっとりとした食感とスパイスの風味が楽しめる、とても人気の鶏肉料理です。

「比内地鶏」で有名な県は、次のうちどこ？

□愛知県
□秋田県
□兵庫県
□鹿児島県

「秋田県」です

歯ごたえがあり、独特な風味の肉質をもつ地鶏。ブロイラーなどと比べて、飼育期間が長く、生産までの手間ひまがかかる分、高品質で金額も高価です。地鶏の中で有名なものとしては、秋田県の「比内地鶏」をはじめ、愛知県の「名古屋コーチン」、鹿児島県の「さつま地鶏」の３つで、“日本三大地鶏”と呼ばれています。

「棒棒鶏」という中華料理は、中国のどこの地域の料理だと思う？

□上海
□北京
□広東
□四川

「四川」です

「棒棒鶏」は、四川を代表する冷菜料理のひとつです。鶏肉を蒸したり、ゆでたりしたあと、棒でたたき、肉質をやわらかくして味をしみ込みやすくしたところから、この名前がついたとも言われています。本場の四川では、唐辛子の辛みを利かせた料理ですが、日本では、日本人の口に合うように辛みを抑えたごまベースのタレが一般的に知られているように思います。

鶏肉をしっとり、やわらかくしたいときのゆで方としてよいのは、次のうちどれ？

□強火で20分ほどゆでる
□弱火でじっくり1時間ほどゆでる
□強火で10分茹で、弱火で20分ゆでる
□沸騰したら弱火にして8～10分ゆでる

「沸騰したら弱火にして8～10分ゆでる」です

鶏肉は、もも肉より、むね肉のほうが脂肪分も少ないため、しっとりやわらかく仕上げるのは難しいかと思います。いずれの部位にせよ、肉質をかたくしてパサついた仕上がりにしてしまういちばんの原因は、火を入れ過ぎること。とはいえ中心部分まで火を入れることも大事ですよね。鶏肉の大きさにもよりますが、１～２枚の場合は、鍋に鶏肉と水を入れ、最初は強火にして、沸騰したら弱火で8分前後ゆで、あら熱がとれるまで、ゆで汁の中にそのまま入れておきます。そうすることで、余熱で中まで火が入り、しっとりした仕上がりになります。

「焼き鳥」で「せせり」と言えは、どこの部位を指す？

□手羽
□お尻
□首
□心臓

「首」です

鶏肉は頭からつま先まで、ほとんど捨てる部分がなく食べられるのが特徴です。人気のあるもも肉やむね肉などは、名前からすぐに部位がわかりますが、焼き鳥の用語でわかりにくいものも多いです。「せせり」とは、首の部分の肉質になります。この部分は、脂肪分もあり、歯ごたえがよく、ジューシーな味わいです。首に沿って包丁を入れて「せせり」とるというところから、こう呼ばれるようになったと言われています。