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バレンタインにもオススメ! ニキビを気にしなくていい、こだわり&ユニークな「ヘルシーチョコ」4選
もうすぐバレンタイン。友だちや自分へのご褒美にチョコレートを買う人も多いかもしれませんね。でも、チョコレートの食べ過ぎは肌荒れやニキビのもと。じつはカカオ自体は腸内環境によく、美肌づくりに欠かせない肌の善玉菌を増やしてくれる存在。問題となるのは、白砂糖や乳製品(乳成分)の多量摂取のほうなのです。今回はニキビが気にならない、こだわり&ユニークな「ヘルシーチョコ」4つをご紹介します!
Contents 目次
美肌にはシュガーフリー&ハイカカオを
いつもよりチョコレートを食べる量が増えるバレンタインの季節。チョコレートの原料であるカカオは、カカオポリフェノールを含み、善玉菌を増やす“菌ケア”にぴったりの食材です。
「生のカカオ(カカオそのもの)には菌のエサとなる、カカオポリフェノールが多く含まれています。カカオポリフェノールが菌ケアにおける美肌づくりで大切な、“菌を増やす”役割をしてくれるのです」と菌ケア専門家の下川穣さん。
チョコレートによる肌荒れの原因は、白砂糖や乳製品(乳成分)のとり過ぎ。美肌のためには、シュガーフリーでハイカカオ(カカオ含有率が70%以上) のチョコレートを選ぶといいそうです。
「白砂糖は悪玉菌のエサになりやすく、増殖させてしまうので、腸内環境を整える菌ケアにおいて控えたほうがいい食材です。また、白砂糖を摂取すると、血糖値が急激に上がり、体は上昇した血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌されますが、このインスリンは男性ホルモンの分泌を刺激するため、皮脂分泌もうながしてしまうのです。過剰に分泌された皮脂はアクネ菌のエサとなり、ニキビへとつながります。ニキビが気になる人は特に白砂糖のとり過ぎに気をつけましょう」
そこでオススメなのが、こだわりの原料で作られた体にも肌にもやさしいヘルシーチョコレート。定番の板チョコからユニークなものまで、注目の4商品をご紹介します。
砂糖不使用の『玄米麹チョコ』(結わえる)
砂糖を使っていないチョコ風クリームの「麹チョコ」です。原材料は、玄米・雑穀(ひえ)・麹・ココア・カカオ・キャロブの6つだけ。チョコ風味を足した米糀甘酒のよう印象です。カカオの風味がよく効いているので、まるで本物のチョコレートのような味わいなのにヘルシー。麹に含まれる麹菌は日本特有の微生物で、菌ケア的にも注目の存在。そんな麹をとりながら、チョコレートの味わいも楽しめます。食べ方は玄米トーストに塗って食べたり、冷凍してアイスにしたりといろいろできます。豆乳などで割って飲むと、ホットチョコレートのような味わいに。760円(税込)結わえる公式サイト
ヴィーガン&オーガニックの「ローチョコレート」(ROOSIKU)
エストニアから輸入しているヴィーガン&オーガニックにこだわったローチョコレート。「ローチョコ」とは生(非加熱)で作られたチョコレートのこと。カカオを高温で処理せず作られたものなので、カカオポリフェノールなどの栄養を余すことなく摂取できるのがポイントです。何種類もの味があるのですが、化学調味料や香料ではなく天然のフルーツオイルやスパイスなどで味つけしています。もちろん白砂糖不使用で、有機カカオバター、有機ココナッツパームシュガーなどを使用しているのもうれしいポイント。
ROOSIKU公式サイト
カカオじょうゆの「CACAO JANG」(湯浅醤油)
カカオ(チョコレート)風味のしょうゆ、カカオ醤(ジャン)。しょうゆにローストしたカカオを漬けて寝かせ、瓶内で熟成させることで、カカオ風味を有したしょうゆを生み出すことに成功。カカオ醤には甘さはなく、香ばしいチョコレートの香りとしょうゆのもつ豊かなうま味のハーモニーが楽しめます。お刺身や肉料理などさまざまな食材との味つけに○。ペーストと粒の2タイプを展開。140g 1,650円
湯浅醤油 公式サイト
カカオを使わない「こうじチョコ」(仁井田本家)
ちょっと変わり種の、なんとカカオは使っていない「こうじチョコ」。麹は腸内環境にいい食材です。原料は、アミノ酸、ビタミン、オリゴ糖など豊富な栄養素を含む「糀あまさけ」のみ。自然米の米糀を糖化し水分をとばして作られています。見た目もお味もホワイトチョコのようなのですが、カカオはもちろん、白砂糖や乳製品なども使われていません。カカオの苦味が少し苦手という人にもオススメです。プレーン648円(税込)
仁井田本家 公式サイト
太りにくく美肌にもいいヘルシーなこだわりチョコ。バレンタインにおひとついかがですか?
文/庄司真紀