問題
イタリア料理で代表的な「アクア・パッツァ」とは、直訳するとどういう意味？

□白身魚
□白ワインで煮る
□水が跳ねる
□海の具材を蒸す

答えは………

「水が跳ねる」という意味です

家庭でも作ることができる「アクアパッツァ」という料理は、魚をオリーブ油やにんにく、香草でソテーして、白ワインやトマト、水などで、煮込んで作ります。アクア＝水、パッツァ＝狂ったとか、暴れるという意味があるようで、油に水を注ぐことから、跳ねる様子を表したものだと言われています。煮込んだ汁分にもうま味がたっぷり出ますので、パンなどにしみ込ませて食べると、よりおいしさを感じられるかと思います。

イタリア料理で「アンティパスト」ではないものは、次のうちどれ？

□ブルスケッタ
□タルタル
□カプレーゼ
□ニョッキ

「ニョッキ」です

イタリア料理でコースを頼んだとき、最初に出てくる「前菜」がアンティパストです。お店の中では、ひと口サイズのパスタなどを前菜とする場合もありますが、基本的には、パスタは軽い食事になります。上記の中では、「ニョッキ」はパスタの仲間。アンティパストのあとの、プリモピアットという、基本的には、炭水化物系のお料理の中で、出てくることが多いかと思います。

イタリア料理の基本のソース、「ラグーソース」。これは、どういうソースだと思う？

□ひき肉のソース
□煮込むソース
□赤ワインを使ったソース
□トマトを使ったソース

「煮込むソース」です

「ラグーソース」と「ミートソース」を同じように思う方もいると思います。「ラグー」とはフランス生まれの言葉で、「煮込む」という意味。肉だけでなく魚を使った場合も含め、煮込み料理で使われる言葉のようです。したがってラグーソースとは煮込んだソース全般のこと。パスタでよく使用する「ミートソース」は、ラグーソースの一種でもあります。

イタリアの代表的なお酒、「グラッパ」。これは次のうち、どの仲間にあたると思う？

□ビール
□ワイン
□ブランデー
□リキュール

「ブランデー」です

「グラッパ」というお酒を知っていますか？　ぶどうのしぼりかすを使って発酵させた蒸留酒です。ぶどうを使ってはいますが、ブランデーの一種。アルコール度数が30～60度と高いのも特徴のひとつです。この高いアルコール度数のお酒を飲むと胃液の分泌が促されるということで、食後酒として飲まれることの多いお酒です。

北イタリアの料理で、「ポレンタ」という穀類を使った料理があります。「ポレンタ」の主材料は、次のうちどれ？

□米粉
□中力粉
□そば粉
□とうもろこし

「とうもろこし」です

「ポレンタ」という料理は、とうもろこしの粉を使用し、塩や水やオリーブ油などと混ぜ合わせ、しっかりと練り上げて作る料理です。主食として食べたり、肉料理などのつけ合わせとして添えられることもあります。かために炊き上げて、冷やし固めてからカットして、表面を焼いて食べることもあります。淡泊な味わいで、もっちりとしており、日本人の口にも合う料理かと思います。