夏バテ予防や美肌、免疫力アップにうれしい効果のある甘酒。砂糖の代替としても用いることができ、料理にも大活躍します。FYTTEのファンコミュニティ「Fan!Fun!FYTTE」では、出産後1年でマイナス20kgものダイエットを達成した、料理講師・森田早紀子先生に、簡単でヘルシーな「甘酒カレー」、「甘酒ラッシー」の作り方を教えていただきました!
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甘酒料理で産後太りも解消!
「私自身、次女の産後に増量し、2019年にはなんと人生最大級の75kgになっていました。パティシエをしていたこともあり甘いものが大好きだったんですね。何か食事を変えたいなということで始めたのが甘酒で、食事にもとり入れることで1年で−20kgを達成することができました。甘酒は飲むだけではなくお料理にもいいですし、ドレッシングにも使えます。ダイエット、アンチエイジングにもよく、疲れにくい体にもしてくれますし、今の時代に気になる免疫力もアップしてくれます」(森田先生)
森田先生の生徒さんも甘酒料理でダイエットが順調に進んでいるそうです。今回ご紹介いただく甘酒のカレーは先生のクラスでも人気ナンバー1のメニュー。米粉を用いてグルテンフリーにし、スパイスから作るのでルゥを使わずに油脂も抑えているので、普通のカレーよりもライトに食べられます。
ダイエット効果を上げるポイントは甘酒のほかに腸にいいヨーグルトも用いられていること。Wの効果でやせやすくなります。そのほか代謝を上げるしょうがも多く使われています。
グルテンフリーのチキンカレー&ターメリックライス
【材料】
『ターメリックライス』
米…1合(180cc)
水…180cc
ターメリック…小さじ1/4
塩麹…小さじ1
※米は夏場吸水30分、冬場60分
『チキンカレー』
鶏肉…150g
玉ねぎ…1/2個
サラダ油…小さじ2
<A>
クミンシード…小さじ1
にんにくのすりおろし…小さじ1/2
しょうがのすりおろし…小さじ1/2
塩…小さじ1/8
こしょう…少々
ヨーグルト…大さじ2 ※鶏肉を漬ける用
<B>
米粉…大さじ1
カレー粉…小さじ2
トマト缶…100cc
甘酒…100cc
水…100㏄
コンソメ (玉ねぎ麹でも可能)…小さじ1
ウスターソース…小さじ1
ガラムマサラ…小さじ1/2〜 お好みで
【作り方】
(1) ターメリックライス用の材料をすべて鍋に入れる。
(2)鍋を中火にかけ、沸騰したら弱火にして10分炊く。
(3)玉ねぎは繊維に逆らって薄切りにする。
(4)フライパンに油をひき、<A>を入れ、香りが出るまで3分ほど炒める。
(5)炒めている間に鶏肉をカットし、塩・こしょうをふり、ヨーグルトに漬ける。
(6)クミンシードの香りがしてきたら、(4)に玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒める 。
(7)(6)に鶏肉を入れ、焼き目がついたら<B>を入れる。
(8)(7)にコンソメ、ウスターソースを入れ、7分ほど煮詰める。
(9)(8)に好みの辛さになるまでガラムマサラを入れる。
「クミンシードはスタータースパイスといわれるもので、料理の最初に炒めて香りを出します。3分ほど弱火でじっくりと炒めるようにしてください。スパイスは何種類も使うわけではなく、クミンとカレー粉、最後に味つけをするグラムマサラのみ。ヘルシーな食事は続けることが肝心なので、ご自宅でも簡単に作れるように、レシピを複雑にせずに覚えやすく工夫しています。
ガラムマサラは味つけの最後に辛みを出す香辛料のブレンドです。3分ほどすると辛みが出てくるので味見しながら加えていきましょう。
お肉はヨーグルトで漬けていますが、これは臭みを取り、お肉をやわらかくするため。カギとなる甘酒のアミノ酸とトマトのグルタミン酸の相乗効果でうまみが強くなり、ヘルシーかつおいしいカレーができ上がります」
簡単でおいしい“甘酒ラッシー”
【材料】
好きなジャム…適量
ヨーグルト…100g
牛乳(豆乳) …50 cc
甘酒…大さじ1
【作り方】
(1) グラスの下にジャムを引く。
(2)別の容器にヨーグルトと牛乳を少しずつ入れ合わせ、ジャムの上から注ぐ。甘みが足りないときは甘酒を入れます。
「この甘酒ラッシーは私もおやつによく作って飲んでいます。色合いも鮮やかで“映える”1品です」
ヨーグルトサラダ
【材料】
●きゅうり…1本
●トマト…1個
○ヨーグルト…大さじ4
○塩麹…小さじ1
○甘酒…大さじ1
(1)きゅうりは半分を 1cmの角切り、半分はすりおろしにする。トマトは1cmの角きりにする。ヨーグルトはキッチンペーパーで水切りしておく。
(2)水切りヨーグルトにすりおろしたきゅうりを混ぜる。甘酒、塩麹を加えてあえる。
(3)(2)をカットしたきゅうりとトマトにかける。
「野菜を同じ大きさにカットするのが見栄えをよくするポイントです。カレーのつけ合わせということで今回はあっさりとした味わいになっていますので、ソースに塩味を足したい方はもう少し塩麹を加えてもいいです。かぼちゃや温野菜のディップにしてもおいしいですよ」
カレーの野菜類は香味野菜にアレンジしてもおいしいですし、大豆ミートや鯖缶などもOKです。またご飯をオートミールにするとダイエット効果が高まります。
森田先生、おいしそうなヘルシーカレーのレシピをありがとうございました!みなさんもぜひ作ってみてくださいね。
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文/庄司真紀