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ごはんはダイエットの敵じゃない! 糖質と仲よくなったらリバウンドを卒業できました【でぶみ・ゆうの出張授業4】
ご飯など主食を抜く糖質制限をして体重が減ったものの、「だんだんやせにくくなった」「糖質制限をやめた途端にリバウンドした」という人もいるのではないでしょうか。ダイエットインスタグラマーのでぶみ・ゆうさんも同じ経験をしたそう。「リバウンドを卒業できたのは、糖質と向き合って仲よくしたからです」と、ゆうさん。糖質とどのように付き合ってダイエットに成功したの? ゆうさんの著書『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』(ワン・パブリッシング)より、FYTTE出張授業(連載)・第4回をはじめます!
Contents 目次
夜のご飯抜きをやめたら、50kgの壁を突破して40kg台に!
こんにちは。でぶみ・ゆうです。
私が「よし、今日からダイエットだ!」と思ったとき、まずしていたのが夕食のご飯を抜くなど主食の量を減らすこと。以前、糖質制限の本で「ご飯=角砂糖 約14個分」というのを見てから、砂糖入りのお菓子だけではなく、ご飯(主食)もダイエットの敵! と思い込んで避けるようになってしまったんです。
主食を抜く糖質制限ではじめは体重が落ちたのですが、だんだんやせにくくなって、50kgの壁をなかなか超えられない日々が続きました。
脳や体のメインのエネルギー源になる主食を抜く食生活を続けることで疲れやすくなり、イライラから暴食して心と体がスカスカになってしまったんです…。
長い停滞期に苦しんでいたとき、ダイエット仲間の友人が「もしかして糖質が不足していて、脂質をとり過ぎているかも」とアドバイスしてくれました。
それで、おそるおそる勇気を出して夜にご飯を食べたら、するっと50kgの壁を超えて、体重も体脂肪率も最小値を記録! その後も、3食、主食をとってバランスよく食べることで48~49kgを維持できるようになりました。主食はダイエットの敵ではなく、親友だったんです。
主食は親友、お菓子はそこそこの友にして、ほどよい距離のお付き合い
糖質をとり過ぎてしまうと脂肪がつきやすくなりますが、「種類」と「適量」を知ってじょうずにお付き合いすれば、ご飯もパンも、甘いものもガマンしないでやせられると気づきました。
次のように、私にとって、「主食」は3食適量とって元気のエネルギー源となってくれる親友。お菓子などはときどき食べて、お楽しみとしてほどよい距離を保つ、そこそこの友だと考えています。
主食(ご飯、麺類、パン、いも類)は親友
主食の糖質は多糖類のでんぷんが多く、ゆっくり消化・吸収されて腹持ちGOOD! 3食適量とることで脳や体を動かす主要なエネルギー源となり、元気の土台に。食物繊維やビタミン、ミネラルも補えて、ダイエットの親友になってくれます。
ご飯は白米を食べるときもあれば、食物繊維などがとれる玄米や雑穀米を選ぶときも。パンは菓子パンではなく、脂質が少なめのベーグルやシンプルな食パンなどを選ぶように。また、甘いもの欲を満たすため、大好きな焼きいもを主食にすることもあります。
お菓子、果物、甘い飲み物はそこそこの友
砂糖入りのお菓子や飲み物、果物は吸収のスピードが早く、脂肪になりやすい糖質(単糖類、二糖類)が多め。ときどき会って、心の元気をくれる友だちのように付き合っています。
主食をしっかりとるようにすることで、私はおやつの量がだんだん減っていきました。とはいえ、甘いものをムリにガマンせず、食べたくなったら砂糖や脂質が少なめのおやつを選ぶなど、工夫するようにしています。
理想的なPFCバランスをもとに、太りにくい糖質の適量をチェック
ダイエット中の糖質の適正量を知るために、私は理想的なPFCバランスの「C」(炭水化物)の量を参考にしました。炭水化物は糖質+食物繊維のことですが、糖質がおもなエネルギー源になるため、糖質量の目安にしています。
理想的なPFCバランスの「C」炭水化物(おもに糖質)の割合は50~65%です。これを、ダイエット中の1日の摂取カロリーの目標に当てはめて、1日分、1食分の糖質量(g)の目安を計算しています。
『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』の本の中で、PFCバランスをもとにした糖質の適量のチェック方法を紹介しました。また、白米やパンをガマンせずにやせる方法、甘いものとの付き合い方なども盛り込んでいます。
「極端な糖質制限をしてリバウンドしてしまった」「ご飯やパン、甘いものをガマンしないでダイエットしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!
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文/掛川ゆり