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「やせられない自分はダメダメ」…負の感情を消して自己肯定感をアップする考え方【でぶみ・ゆうの出張授業6】
ダイエットをしていると、細くてかわいい人と自分を比べたり、体重が増えたりすることで“負の感情”がわいてくることはありませんか? ダイエットインスタグラマーのでぶみ・ゆうさんも、「かわいくなるために、とにかくやせたい」「自分はダメダメだ…」という気持ちに追い立てられていたそう。その負の感情をプラスの感情にするには、どうすればいいの? ゆうさんの著書『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』(ワン・パプリッシング)より、FYTTE出張授業・6回目をはじめます!
Contents 目次
「やせない」ことで自分を責めたら本質的な目的を思い出す
こんにちは。でぶみ・ゆうです。
ダイエットの記録をしている私のインスタグラムには、フォロワーさんから次のような相談の声が届きます。
「ダイエットをがんばれない自分が嫌い」
「太っている自分に価値がないと思ってしまう」
「自分のよいところを見つけられるようになりたい」
私も同じだったので、みなさんの苦しみがよくわかります。上の写真の23歳の頃は「とにかくやせたい、体重を落としたい」と思っていて、ちょっと体重が増えるだけで、まるですべてうまくいっていないかのように落ち込んでいました。
この頃は「かわいくなる=やせる」という思考にとらわれていて、極端に食事量を減らし、ほかの磨くべきところがスポーンと抜けていました。
「かわいくなりたい」の根底には、「理想の自分に近づいて幸せになる」という本質的な目的があるはずなのに、いつの間にか「やせること」が目的にすり替わって自分を苦しめていたんです。
「ダイエットは目的ではなく、自分を磨くための手段のひとつにすぎない」
私は、このことに気づいて「理想の自分になる」という本質的な目的を思い出すことで、負の感情を消すことができました。自分を磨く手段は、ダイエットだけではなく、外見はメイク、ファッション、ヘアケア、内面は学び、心の成長などいろいろ。視野を広げ、体重以外のほかの変化にも目を向けて自分磨きを楽しめるようになりました。
ネガティブになったっていい! 当たり前をほめて自己肯定感をアップ
SNSなどで手の込んだ料理を作っていたり、トレーニングを毎日がんばったりしている人の投稿を見ると、ダイエットをがんばれない自分と比べて落ち込んでしまうことがあるかもしれません。
SNSの投稿というのはキラキラした一部分で、みんながんばれない日があると思います。フォロワーさんから「ゆうさんみたいに、いつもポジティブでいるにはどうすればいいですか?」と言っていただくことがあるのですが、私はもともとネガティブ&気にし過ぎちゃう性格なんです。ささいなことで落ち込んで、運動も料理もがんばれない日があります(食欲だけはある)。
心と体が疲れているときはダイエットをお休みして、「いつもがんばっているね」と自分をほめてあげてください。「ありがとうと言えた」「歯磨きができた」「ごはんを食べた」など生活の中の当たり前のことで大丈夫。小さな当たり前をたくさんほめることで、自己肯定感がアップすると思います。
ムリをせず、自分を責めず、好きなものを食べて栄養をとったり、好きなアーティストの曲を聴いたり、たくさん寝たり…。疲れているときは休息を優先して自分を癒してあげてくださいね。
知識をつけることで「ポジティブ思考」への変換グセをつけよう
「やせなくてイライラ」「体重が増えて悲しい」…など負の感情がふくらむと、暴食(リバウンド)につながることがありますよね。でも、このようなダイエットの壁にぶつかったときこそ、成長のチャンス! 「なぜやせないのか?」と考え、知識をもとに冷静に分析すれば、解決できるのだと気づきました。
『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』(ワン・パプリッシング)では、「これを早く知っていれば、ダイエットで16年も遠回りしなかったな」…という私のダイエットの土台となっている基礎知識をまとめています。
●一時的な体重増加で落ち込まないための知識
●細い人と比べて苦しまないための適正体重のチェック法
●リバウンドしないための摂取カロリーや糖質の適正量
●「生理前の爆食欲」「甘いもの欲」など食欲との付き合い方
●外食や旅行が怖くなくなる考え方
など
ダイエット中、体重が減らないこと、食べ過ぎることで自分を責めてしまったり、悲しい気持ちになったりしたとき、この本を開くことで前向きな気持ちになれる「お守り」のような本になってくれれば…と願っています。
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文/掛川ゆり