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CATEGORY : ダイエット |考え方

ごはんはダイエットの敵じゃない! 糖質と仲よくなったらリバウンドを卒業できました【でぶみ・ゆうの出張授業4】

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ご飯の糖質を勘違いしていた話のマンガ

ご飯など主食を抜く糖質制限をして体重が減ったものの、「だんだんやせにくくなった」「糖質制限をやめた途端にリバウンドした」という人もいるのではないでしょうか。ダイエットインスタグラマーのでぶみ・ゆうさんも同じ経験をしたそう。「リバウンドを卒業できたのは、糖質と向き合って仲よくしたからです」と、ゆうさん。糖質とどのように付き合ってダイエットに成功したの? ゆうさんの著書『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』(ワン・パブリッシング)より、FYTTE出張授業(連載)・第4回をはじめます!

監修 : でぶみ・ ゆう

食べないダイエットで長年リバウンドをくり返してきた万年ダイエッターだったが、ようやく正しい食べ方を知ることで、50kgの壁を突破し、48~49kgをキープ中。7年前にダイエットに特化したインスタグラムをスタート。自身の経験をもとにダイエットで悩み苦しむ人のために情報を発信。SNSのフォロワー数は約20万人。インスタグラムを通して、ダイエット仲間、医師やパーソナルトレーナーなど専門家とつながり、学びを広げている。
著書:『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』(ワン・パプリッシング)
Instagram:https://www.instagram.com/debumi_yuu_diet/?hl=ja

Contents 目次

夜のご飯抜きをやめたら、50kgの壁を突破して40kg台に!

こんにちは。でぶみ・ゆうです。

私が「よし、今日からダイエットだ!」と思ったとき、まずしていたのが夕食のご飯を抜くなど主食の量を減らすこと。以前、糖質制限の本で「ご飯=角砂糖 約14個分」というのを見てから、砂糖入りのお菓子だけではなく、ご飯(主食)もダイエットの敵! と思い込んで避けるようになってしまったんです。

主食を抜く糖質制限ではじめは体重が落ちたのですが、だんだんやせにくくなって、50kgの壁をなかなか超えられない日々が続きました。

脳や体のメインのエネルギー源になる主食を抜く食生活を続けることで疲れやすくなり、イライラから暴食して心と体がスカスカになってしまったんです…。

糖質と親友になり体重が落ちた話のマンガ

長い停滞期に苦しんでいたとき、ダイエット仲間の友人が「もしかして糖質が不足していて、脂質をとり過ぎているかも」とアドバイスしてくれました。

それで、おそるおそる勇気を出して夜にご飯を食べたら、するっと50kgの壁を超えて、体重も体脂肪率も最小値を記録! その後も、3食、主食をとってバランスよく食べることで48~49kgを維持できるようになりました。主食はダイエットの敵ではなく、親友だったんです。

主食は親友、お菓子はそこそこの友にして、ほどよい距離のお付き合い

おにぎりを食べているぶたさん

糖質をとり過ぎてしまうと脂肪がつきやすくなりますが、「種類」と「適量」を知ってじょうずにお付き合いすれば、ご飯もパンも、甘いものもガマンしないでやせられると気づきました。

次のように、私にとって、「主食」は3食適量とって元気のエネルギー源となってくれる親友。お菓子などはときどき食べて、お楽しみとしてほどよい距離を保つ、そこそこの友だと考えています。

主食(ご飯、麺類、パン、いも類)は親友

ご飯、パン、さつまいも

主食の糖質は多糖類のでんぷんが多く、ゆっくり消化・吸収されて腹持ちGOOD! 3食適量とることで脳や体を動かす主要なエネルギー源となり、元気の土台に。食物繊維やビタミン、ミネラルも補えて、ダイエットの親友になってくれます。

ご飯は白米を食べるときもあれば、食物繊維などがとれる玄米や雑穀米を選ぶときも。パンは菓子パンではなく、脂質が少なめのベーグルやシンプルな食パンなどを選ぶように。また、甘いもの欲を満たすため、大好きな焼きいもを主食にすることもあります。

お菓子、果物、甘い飲み物はそこそこの友

アイス、チョコ、みかん

砂糖入りのお菓子や飲み物、果物は吸収のスピードが早く、脂肪になりやすい糖質(単糖類、二糖類)が多め。ときどき会って、心の元気をくれる友だちのように付き合っています。

主食をしっかりとるようにすることで、私はおやつの量がだんだん減っていきました。とはいえ、甘いものをムリにガマンせず、食べたくなったら砂糖や脂質が少なめのおやつを選ぶなど、工夫するようにしています。

理想的なPFCバランスをもとに、太りにくい糖質の適量をチェック

書影(帯無し)

ダイエット中の糖質の適正量を知るために、私は理想的なPFCバランスの「C」(炭水化物)の量を参考にしました。炭水化物は糖質+食物繊維のことですが、糖質がおもなエネルギー源になるため、糖質量の目安にしています。

理想的なPFCバランスの「C」炭水化物(おもに糖質)の割合は50~65%です。これを、ダイエット中の1日の摂取カロリーの目標に当てはめて、1日分、1食分の糖質量(g)の目安を計算しています。

『学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』の本の中で、PFCバランスをもとにした糖質の適量のチェック方法を紹介しました。また、白米やパンをガマンせずにやせる方法、甘いものとの付き合い方なども盛り込んでいます。

「極端な糖質制限をしてリバウンドしてしまった」「ご飯やパン、甘いものをガマンしないでダイエットしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!

学校では教えてくれない「ダイエット」のこと』全国書店、ネット書店にて絶賛発売中!

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文/掛川ゆり

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