今、注目の美人パーソナルトレーナー 八木知美さん。八木さんは、10年以上モデルの活動をしながら、オーストラリアと日本でフィットネスの指導をしています。美しいスタイルをつくる食事の秘訣についてお話をうかがったところ、マネしたいワザがたくさんありました!
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飲み会前は、先取りで食事量をマイナスに調整
ダイエットの壁になるのが、飲み会などのイベント。食べ過ぎた後は、「体重が増えちゃった…。食事量を減らしてガマンしなきゃ」と、ストレスになりがちです。イベントでどうしても食事量が増えるとき、八木さんはどのように調整しているのでしょうか。
「食べ過ぎてプラスになった状態をゼロに戻すのは大変ですよね。私の場合は、“マイナスにしてからゼロに戻す”ようにしています。そのほうがストレスなく、イベントを思い切り楽しめるんです。
例えば…
・夜に友達との飲み会があるとき → 朝食、昼食を野菜中心にして糖質を抑える。
・土日に旅行で食べ歩きする予定があるとき → 木曜日、金曜日の食事を軽くする。
というように、先取りでマイナスして、イベントのときは、よ~し食べるぞ!と、自由に食事を楽しんでいます」(八木さん)
また、イベント前は、調整のために食事量を減らすだけではなく、トレーニングをして代謝を上げるようにしているそう。
「たとえば、海外旅行をするとき。食事制限をしないで現地のものをいろいろ食べたいので、朝早めに起きて1時間ぐらい自重トレーニングをして、30分ほど半身浴をしてから1日をスタートします」
イベント前は“先取りでマイナス”という考え方を知っておけば、ダイエット中の飲み会や旅行も怖くないですね。
たんぱく質が手軽にとれる「ゆで卵」を間食に
たんぱく質は、筋肉、骨、髪、爪など体の材料になる重要な栄養素。肉、魚介、大豆製品、卵、乳製品などに多く含まれます。「たんぱく質が不足すると、まず毛先がパサパサになったり、爪先がボロボロになったりして、筋肉量も減ってしまう」と八木さん。健康的な体づくりのために、たんぱく質を積極的にとっているそうです。
八木さんは、「食事で肉、魚介、大豆製品のおかずからたんぱく質をとり、間食では“ゆで卵”をよく食べている」といいます。
「お腹が空いて何かつまみたいなと思ったとき、お菓子ではなくゆで卵を食べています。そのまま食べたり、ちょっと塩をつけて食べたり。1日に1~2個は食べていますね。
卵は、栄養価が優れた食品で、アミノ酸スコアが100。ビタミンCと食物繊維の以外の栄養が含まれることから準完全栄養食品といわれます」
ゆで卵は、体づくりに必要な栄養が補えるうえ、腹持ちも優秀。ダイエット中の間食に役立ちそうですね。
続いて、肌のうるおいや脂肪の燃えやすい体づくりのために八木さんが行っている良質な油のとり方をご紹介します。