強く、美しく…日々進化して、最新の自分でありたい

クロスフィットトレーナーとして活躍するAYAさん。今やその美しすぎる筋肉は、トレーニング好きな人だけでなく、多くの人たちの注目を集め、憧れの存在として君臨しています。

見事に割れた腹筋は、巷の腹筋女子たちの羨望の的であることはもちろん、全身の筋肉が、まるで筋肉図のようにくっきりと浮かび上がるボディは、日々のトレーニングの積み重ねを語るに十分すぎるほど。これだけのボディになるには、並大抵のトレーニングではないだろうし、それを行えるメンタルの強靭さこそ、AYAさんのすごさだと思わされます。

そこまで自身を追い込むのはなぜなのでしょうか？
「私が教えている生徒さんたちは、日々成長しています。そのみなさんを引っ張っていく立場の私が成長が止まってしまったら、その差はどんどん縮まるばかりですよね。トレーナーとしてはみなさんの一歩先にいなければならないので、そのために私も日々、全力でトレーニングに励み、自分を磨いています」

じつはFYTTEでは、２年前にAYAさんを取材。そのときのAYAさんも私たちの目には十分素敵なボディだった印象ですが、今、こうしてお会いすると、さらに進化していることはひと目でわかります。この変化、じつはトレーニングだけでなく、食生活の変化が大きいのだと言います。

以前のFYTTEの取材記事はこちら！
モデルもあこがれる！カリスマトレーナーAYAさんのスペシャルボディのつくり方

「以前はこれだけトレーニングしているんだから、何を食べても太らないでしょって思っていました。でもそういう食事だと、トレーニングですぐに息が上がったり、体が疲れてしまうんです。これではベストなパフォーマンスができないな、と感じた頃から、今の食事スタイルになってきました」

食生活の徹底的な見直しにより、トレーニングの成果も出やすくなり、ボディもより理想形に。最近ではAYAさんの食事のメソッドが書籍化されるほど、スタイルも確立しました。
24時間の中で３回訪れる食事内容を見ると、じつにボディメイクと密接な考えられた食事をしています。グリーンをはじめ色とりどりの野菜をたくさんとっていること、その一方でしっかりお肉もとっているし、トレーニング前には糖質もしっかり補給、非常にバランスのいい食事なのです。

サラダなどは、一気にまとめてカットして保存容器に日別に分けてストックしておくというから、効率的です。さらには、食べる時間もきっちり決めているので、平日はほぼルーティン通りにすすんでいく印象。そう決めてしまえばいいと、わかっていてもなかなかできないものですが、トレーナーとしての使命が、AYAさんをそうさせるのでしょう。

朝は5時台に起き、夜は22時台には寝る生活

トレーナーとしてだけでなく、テレビや雑誌などでも大活躍中のAYAさん。とても忙しそうですが、それでも自身の生活を崩すことはないそうです。
「朝は6時前には起きます。私がスタジオの鍵を開けるので、この時間には起きて活動します。最近は、朝早くから仕事の前にトレーニングにくる方も増えてきました。朝、体を動かすと午前中から集中力が高い状態で仕事ができる、とみなさん言いますね」

多くのレッスンを抱えながらも、必ず自身のトレーニングの時間も設けているそう。そこには決して忙しさを言い訳にしないAYAさんがいます。その日の体の状態を見極めながら１～2時間ほどトレーニングを行います。
「私だってもちろん、トレーニングがつらい、きついと思うことはあります。でもそんなときは『つらいからってここで逃げていいの？　人生でも同じように逃げるの？』と自分に問いかけるんです。こうして得られた達成感や精神力が私の糧になっています。

日中、徹底的に追い込んだら、夜はリラックスタイム。ゆっくりお風呂に入って体をほぐし、疲れをとります。
「お気に入りは炭酸系の入浴剤。好きな香りに包まれながら、洗面所で音楽をかけて完全にオフモードに。寝るときは、ラベンダーオイルを枕に２～３滴。これで１，２，３であっという間に熟睡できます（笑）」

自身のトレーナーという仕事にプライドを持ち、さらにプレッシャーもかけながら、日々のトレーニングに励み、食生活も整えているAYAさん。それでも本人としては、ストイックだとは一切感じていないのだそう。
それはトレーナーである自分への責任はもちろんのこと、週末に設けるチートデイもうまく働いているようです。AYAさんもこんなもの食べるの！？と驚いてしまう、チートデイの過ごし方や朝起きてから寝るまでの時間割をもっともっと詳しく知りたい人は、AYAさんが見事なボディで表紙を務める、現在発売中の『FYTTE夏目前ダイエット号！』をチェック！

撮影／SHITOMICHI＜vale.＞　文／FYTTE編集部