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カマンベールチーズ、パルメザンチーズ、チェダーチーズ、マスカルポーネチーズ。いちばんカロリーが高いのは?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~
さまざまな種類があって飽きさせず、料理の主役にもわき役にもなれる食材、チーズ。大好きな方も多いのではないでしょうか。カルシウムやたんぱく質をとるのにすぐれている一方で、カロリーや塩分については、やや気になるところでは? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは「チーズ」です!
Contents 目次
問題1 次のうち、カロリーが一番高いチーズはどれ?(100g当たり)
□カマンベールチーズ
□パルメザンチーズ
□チェダーチーズ
□マスカルポーネチーズ
「パルメザンチーズ」です
チーズにはたくさんの種類があります。料理やおつまみ、デザートなど、さまざまなものに利用されますので、カロリーについて少し知っておくとよいでしょう。上記のチーズ100g当たりのカロリーは、上から291kcal、445kcal、390kcal、273kcal。「パルメザンチーズ」が一番高い数値です。パルメザンチーズは、すりおろしたり薄くスライスしたりして使うことが多いため、一度に100gも食べることはありませんが、トッピングするときに高カロリーであることを意識して、量を調整できるといいですね。
問題2 問題1のチーズのうち、塩分量が一番高いものはどれ?(100g当たり)
□カマンベールチーズ
□パルメザンチーズ
□チェダーチーズ
□マスカルポーネチーズ
「パルメザンチーズ」です
上記はすべて、細菌が生きている「ナチュラルチーズ」と呼ばれるものですが、水分量が違います。「パルメザンチーズ」は水分量が少ない「ハードタイプ」で、塩分量が高く、100g当たり3.8g含まれています。そのほか、カマンベールチーズ=2.0g、チェダーチーズ=2.0g、マスカルポーネチーズ=0.1gとなります。パルメザンチーズ以外で塩分が高めのナチュラルチーズには、青カビタイプの「ブルーチーズ」があり、100g中に含まれる塩分量は3.8gです。チーズを楽しむときには、カロリーだけでなく、塩分も少し意識したいものですね。
問題3 チーズを作るときに使用する「レンネット」とは、次のうちどれのこと?
□乳酸菌
□カビ
□カルシウム
□酵素
「酵素」です
チーズは、原料である乳に乳酸菌や酵素を加えて乳成分を凝固させ、カードと言われる凝固物(凝乳)を作り、そこから乳清(ホエイ)を除去して固形状にしたり、固形状にしたものを、さらに発酵・熟成させたりして作ったものです。これが、いわゆる「ナチュラルチーズ」で、ナチュラルチーズに加熱などの加工を加えたものが「プロセスチーズ」です。「レンネット」とは、ナチュラルチーズを作る過程で使用する、たんぱく質を分解する酵素のことを指します。
問題4 チーズは、ミネラルの仲間であるカルシウムが豊富ですが、ビタミンも含まれています。特に豊富なビタミンは、次のうちどれ?
□ビタミンA
□ビタミンD
□ビタミンK
□ビタミンC
「ビタミンA」です
チーズの主成分はたんぱく質と脂質ですが、含有量は、種類によっても変わってきます。チーズに含まれるたんぱく質は、問題3の解説でもふれた通り、乳酸菌や酵素の働きによってペプチドやアミノ酸に分解されているため、消化しやすいのが特徴です。また、皮膚や粘膜をじょうぶにするビタミンAや、粘膜の保護にも役立つビタミンB2なども含まれています。チーズは、カルシウムが豊富に含まれているというイメージが強いかと思いますが、じつはビタミン類も期待できる食材です。
問題5 スイスやフランス料理の伝統料理である「ラクレット」の意味は、次のうちどれ?
□やわらかい
□溶ける
□削る
□温かい
「削る」です
「ラクレット」という料理を食べたことがありますか? 大きなかたまりのラクレットチーズの表面を溶かし、ゆでたじゃがいもや野菜などに、たっぷりとかけていただく、スイスやフランスの伝統料理です。フランス語で「削る」という意味が語源となっているようです。チーズを溶かすことで味わいにコクが増し、風味がアップします。とても人気のあるチーズ料理です。