みそや塩麹でおなじみのハナマルキから、なんと「麹」を使ったコーヒーが登場! 8月7日、代官山 蔦屋書店「Anjin」にて、「ハナマルキ醸造 麹 研究室(ハナマルケン)」3周年を記念した新商品「焙煎こうじコーヒー」の発表会が開催されました。12番目の商品として選ばれたのは、私たちの毎日にも身近な「コーヒー」。新商品の開発背景や気になる味わいについて紹介されたイベントの模様をレポートします!
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3年間で11商品! 「麹の可能性」を広げてきたハナマルケン

発表会の冒頭には、ハナマルキ取締役マーケティング部長の平田伸行さんが登壇。
2023年8月7日にスタートした「ハナマルキ醸造 麹 研究室」は、「麹の可能性を追求し、麹の未来を創る」をコンセプトに、麹を使ったさまざまな商品を開発してきました。
「ハナマルケン」の愛称で親しまれている同ブランドが大切にしているのは、麹をドメインとした自由な商品作り。「麹を起点に、ジャンルは問わない」という発想で、新しい商品開発に挑戦しています。
これまでに誕生したのは、塩麹を使ったチーズやプリン、あめ、ジェラート、熟成こうじパウダーを使った商品、さらには塩麹を使ったビールなど。みそや調味料といった従来のイメージにとらわれず、「こんなものにも麹が使えるんだ!」と感じるような商品を次々と生み出してきました。

ブランドスローガンは、シンプルに「やってみる、i try!」。そんなハナマルケンの3周年を記念する12番目の商品として誕生したのが、今回の「焙煎こうじコーヒー」です。
キッチンカーでの「気づき」がコーヒー開発のきっかけに
ハナマルケンでは商品開発だけでなく、キッチンカーを活用したイベント出店も行ってきました。じつは、そのなかでのある“気づき”が、今回のコーヒー開発につながったそう。
音楽フェスにキッチンカーで出店した際、隣のブースではコーヒーが次々と売れていたのだとか。その様子を見て「コーヒーってこんなに売れるんだ。自分たちも出したい」と感じたことが、アイデアのひとつになったと言います。
さらに、キッチンカーでは商品を販売するだけでなく、お客さんの反応や声を直接知ることができるのも魅力のひとつ。そこで得られた気づきが、次の商品作りにも生かされているそうです。
毎日の「チルタイム」に寄り添うコーヒーを

続いて、「焙煎こうじコーヒー」の開発背景について紹介したのは、「ハナマルキ醸造 麹 研究室」プロジェクトリーダーの國吉優子さん。
開発のテーマとなったのは、「ハナマルケンをこれまで以上に日常に寄り添う存在にしたい」という思いでした。
これまでアルコール飲料やお菓子など、日常のさまざまなシーンで楽しめる商品を開発してきたハナマルケンですが、毎日のルーティンにとり入れやすいものとして着目したのが、コーヒーだったそうです。
仕事の合間のひと息や、リラックスタイムにも身近なコーヒーに「麹」を組み合わせることで、これまでとはひと味違うコーヒー体験を提案しようと考えました。
さらに、近年注目されている「チルタイム」にも着目。ハナマルキでは「忙しい日常から離れて、心身をやさしく緩める時間」と定義し、香りを楽しみながらリラックスできるコーヒーを目指したといいます。
「発酵コーヒー」×「熟成こうじパウダー」で新しい味わいに

開発を進めるなかで出会ったのが、昭和製薬が独自の製法で作る発酵コーヒーです。
麹で発酵させることで、コーヒー特有の苦みを抑え、マイルドですっきりとした味わいに。國吉さんも実際に飲み、「麹」という言葉がぴったりのやさしい味わいだと感じたそうです。
一方で、「もう少し香りやコクがあれば、よりチルタイムに合うコーヒーになるのでは」と考え、そこにプラスしたのが、ハナマルキ独自の「熟成こうじパウダー」でした。
そして、昭和製薬の協力のもと何度も配合を試し、完成した「焙煎こうじコーヒー」。焙煎後に粉にしたコーヒーに、熟成こうじパウダーを約5%ブレンドし、最適な配合を探ることで、麹のよさとコーヒー本来の味わいを両立させています。
「まろやかなのに、ちゃんとコーヒー」気になる味わいは?

発表会では、アイスとホットの「焙煎こうじコーヒー」が提供され、実際に味わう時間も設けられました。
バリスタの松原さんは、飲む前から感じられる豊かな香りに注目。また、まろやかでありながら、コーヒーらしいボディ感もしっかりと感じられると評価しました。
実際に飲んでみると、苦みは強すぎず、すっきりとした飲み心地。それでいて香りやコクも感じられ、「マイルドなコーヒーでは少し物足りない」という人にも楽しみやすそうな味わいです。
また、アイスコーヒーは氷が溶けることを想定し、ホットよりも粉を多めに使うなど、冷たい状態でもおいしく楽しめるよう工夫されていました。
「麹×コーヒー」は海外にも届く?

今回の発表会では、「焙煎こうじコーヒー」を提供する代官山 蔦屋書店「Anjin」の担当者もトークセッションに参加しました。
Anjinでは8月7日~13日の1週間限定で、ホット・アイスの「焙煎こうじコーヒー」を提供。インバウンドの来店客も多く、「KOJI」という言葉が海外でも注目されていることから、麹とコーヒーの組み合わせにも興味を持ってもらえるのではないかと期待しているそうです。

3年間の活動を振り返り、平田さんは、ハナマルケンについて、売上だけでなく、ハナマルキの技術力や麹の可能性を伝えるPRの場としても大きな意味があると説明しました。
一見意外に思える「麹×コーヒー」の組み合わせですが、実際に味わってみると、麹の新たな魅力に気づくきっかけになりそう! 次はどんな形で麹の新しい一面を見せてくれるのか、今後の展開も楽しみですね。
「焙煎こうじコーヒー」は、6個入り1,500円(税込)で、ハナマルキ醸造 麹 研究室のオンラインストアなどで販売中。
仕事や家事の合間のひと息に、いつものコーヒーとは少し違う“麹から生まれた一杯”を楽しんでみてはいかがでしょうか?
取材・文/FYTTE編集部



