ポリフェノールの量がワインや緑茶よりも多く、食物繊維が豊富に含まれていることから“飲むサラダ”とも言われる「マテ茶」。血中の中性脂肪や悪玉ロール値を低下させる抗肥満効果があることで注目を集めています。お肉好き女子におすすめなマテ茶のやせ効果をご紹介します。
Contents 目次
肉好き女子必見!マテ茶のやせ効果
南米では一般的な家庭飲料であるマテ茶は、モチノキ科のマテの葉や枝を乾燥してつくられます。肉食中心の南米では、同じく肉食のアメリカなどと比べて、肥満や生活習慣病の発生がそれほど多くないそう。その理由のひとつにマテ茶があると、最近の研究でわかってきました。
「マテ茶には、ワインや緑茶よりもポリフェノールが多く含まれ、血中の中性脂肪や悪玉ロール値を低下させる抗肥満効果があるとわかってきました。肉料理などの高脂質食と一緒にとれば、脂質の吸収をセーブできるというデータも。代謝アップに不可欠なミネラルが豊富で、抽出液でも食物繊維がたっぷり含まれている点も“飲むサラダ”と言われるゆえんですね」(管理栄養士・伊達友美先生)
マテ茶のミネラル成分はアミノ酸とくっつくことで吸収力がアップするので、アミノ酸で構成されるたんぱく質を多く含む“肉”と一緒にとるのがおすすめ。お肉大好き女子には、まさに夢のようなお茶です!
ポリフェノールが悪玉コレステロールを撃退!
抗酸化作用を持つポリフェノールの一種・フラボノイドが、血中の中性脂肪や悪玉コレステロール値を低下させ、さらには食事でとった脂質の酸化を抑制。太りにくい体に導いてくれます。
ミネラルが代謝をサポート!
マテ茶には、煎茶の約3倍のカルシウムをはじめ、マグネシウムや鉄、マンガン、亜鉛など、体内でのエネルギー代謝に欠かせないミネラルが、豊富に含有されています。
食物繊維がスッキリお腹に!
茶葉に含まれる食物繊維だけでなく、抽出液にも水溶性の食物繊維が入っているマテ茶。水分と食物繊維を同時に補給できるので、便秘など腸のトラブル改善にも活躍します!
取材・文/田所佐月