糖質オフ＆グルテンフリー「卵だけケーキ」の簡単アレンジレシピ

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小麦粉もバターも砂糖も使わない。卵だけで作るケーキが人気を集めています。なんといっても魅力なのは、グルテンフリーで糖質オフに役立つところ。管理栄養士の金丸絵里加先生が、ベーシックな卵だけケーキの作り方と、アレンジ法を教えてくれました。

監修：金丸絵里加（管理栄養士）

管理栄養士、料理研究家、フードコーディネーターとして活動中。栄養価計算（カロリー計算）や栄養指導、そしてその改善メニューの作成など、だれもが家庭で、楽しく、おいしく健康管理ができるような料理を提案したいと日々活動している。

Contents 目次

パンみたいなふんわり食感で、糖質オフ＆グルテンフリー

海外では「クラウドブレッド（Cloud bread）」と呼ばれ、健康志向の高い人々の間で大人気。日本でもインスタグラムにさまざまなアレンジレシピがアップされるなど、注目度大のヘルシーフードが「卵だけケーキ」です。卵にクリームチーズやベーキングパウダーを加えるクラウドブレッドと違い、日本ではシンプルに卵だけを泡立てて作るのがポピュラー。卵だけケーキが、ダイエッターの支持を集めている理由について、金丸先生にうかがいました。

「材料は卵のみなので、卵の風味と香ばしさがしっかり味わえて、フワッとした食感は食パンに似ています。小麦や砂糖を使わないから、パン代わりに食べても糖質を取り過ぎる心配がありません。また、小麦に含まれるグルテンの摂取をセーブできるのもポイントです。腸内環境を整えるなど、ダイエットのサポートになるといわれるグルテンフリーを、手軽に実践できる点も人気の要因でしょう」（金丸先生）

脂質をセーブしながら、たんぱく質はしっかりとれる

糖質オフのほかに、ダイエットにとってどんなメリットが？

「卵は栄養価が高く、とくにたんぱく質を豊富に含んでいます。筋肉のもととなり、痩せやすい体を作るのに欠かせないたんぱく質がしっかりとれて、低脂質。ダイエットにうれしい食材です。さらに、卵だけケーキは味にクセが少ないので、アレンジしやすいのも特徴。食パンやバゲット代わりに、サンドイッチなどさまざまなパンメニューで試してみては？」（金丸先生）

★基本の卵だけケーキの作り方

「卵白をメレンゲに泡立てる必要があるので、ハンドミキサーの使用をおすすめします。
ふっくら焼き上げるには、オーブンの予熱を忘れない、焼き上がりは粗熱をとった後で型から出す、この２点を守ること。コツさえつかめば、簡単ですよ」（金丸先生）