インドカレーにはナンかサフランライスですが、ナン派の人には自宅でインドカレーを食べる際にもナンが食べられたらうれしいはず! ナンはカレーと一緒に食べる平たいパンで、タンドールという釜で焼いて作ります。無印良品で見つけたのはホットケーキミックスのような“ナンミックス”。フライパンで簡単に作れるものです。さっそく「フライパンでつくる ナン」を試してみました。
Contents 目次
自宅でナンを作ってみよう
豊富なレトルトカレーがそろう無印良品では、カレーに合うナンが作れるキットもあるんです!
「家でナンが作れるの?」と思いますよね。
必要なものは水、油だけ。こねて発酵10分、フライパンで焼いて作ります。
いつもカレーはご飯派でも、ココナッツカレーやバターチキンカレーなど、ナンと一緒に食べたいカレーもありますよね。そんなときにもささっと作れます。
「フライパンでつくる ナン」は小麦粉、砂糖、パネトーネ種粉末、食塩などのミックス粉です。
パネトーネ種は北イタリアの伝統的な天然酵母。風味豊かな味と香りを加えてくれます。心なしか粉そのものもおいしそうな香りがします。
焼きたてはもちもちして、おいしい!
ナンミックスと水、オリーブオイルをヘラなどで混ぜます。次になめらかになるまで約5分、手でこねたら生地のでき上がり。
こねたものを4分割して丸めたら、ラップをして室温で10分ほど寝かせます。すぐに混ぜ合わさり、ここまでは簡単。
10分経ったら、生地をまな板の上に移し、伸ばしていきます。
めん棒を使ったのですが、あまり伸びてくれず、めん棒に生地が張りついたりして、まったくうまくいきませんでした。
結局手で伸ばして、部分的にめん棒を使うようにして生地を伸ばしていきました。
縦長のナンの形にするのが難しそうだなと思っていましたが、生地が伸びやすくやわらかいので、生地を持ち上げると自然に下のほうに伸び、ナンの形になっていました。
生地は厚いところと薄いところがあったので、穴ができたりしてなかなかキレイには作れず…。もっと多めに分割して小さなナンにしたほうが、失敗が少ないかもしれません。
焼き時間は弱火で1〜2分。裏返して1分ほど焼くとちょうどよいくらいに焼き色がついていて、おいしそうです。
形はよくないですが、ナン自体はふかふかでもちもちして、とてもおいしいものでした。さすが焼き立てです。
“ナンミックス”を混ぜるだけなので、チーズやガーリックと組み合わせて、チーズナンやガーリックナンなど自己流にアレンジすることもできますよ。
フライパンでつくる ナン 200g(4枚分) 税込190円
文・写真/庄司真紀