フレッシュサラダやグリーンサラダなどに欠かせないレタス。一般的にレタスと呼ばれているものの正式名称は、玉レタスといわれるもの。栄養価はあまり高くありませんが味が淡白なので、栄養価の高い緑黄色野菜や、肉や魚などのたんぱく質との相性が良い野菜です。
Contents 目次
栄養素
・ビタミンK
・葉酸 など
栄養素のポイント
レタスは約96%が水分ですが、レタスに含まれる食物繊維の多くは、腸の働きを促進するといわれる、水に溶けない「不溶性食物繊維」です。
レタスの仲間であるリーフレタス、サラダ菜、サニーレタスはβ-カロテンを含む緑黄色野菜です。
旬・産地
原産地のヨーロッパでは、晩春から初夏が旬。日本ではヨーロッパの収穫時期と気候が似ている秋につくられるようになりました。
しかし、サラダなど生で手軽に食べられる野菜として人気が高まったことから、今では一年中栽培されています。
旬で異なるレタスの産地
主に春と冬は茨城県、夏秋は長野県のものが多く出荷されています。
選び方
①おいしいレタスの選び方
形は楕円体のレタスがおすすめ。高さがあるものは芯分がのびているので、繊維がかたく、苦みがあることが多いようです。
おいしいレタスの選び方のポイント
左のような楕円体に近い状態のレタスを選びましょう。
②芯の切り口もチェック
新鮮なものはみずみずしく、変色していません。また、切り口の面積が大きいものは、芯がのびて苦みがあることが多いといわれています。
おいしいレタスの選び方のポイント
切り口のきれいな左のほうが新鮮です。
保存方法・期間
レタスを丸ごと保存する場合
乾燥を防ぐために、湿らせたペーパータオルを芯に当てて、ビニール袋に入れて密封します。冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早く食べきりましょう。
レタスの新鮮さを保つコツ
葉の表面についた水分は傷みの原因になるので、よく拭き取りましょう。
下ごしらえのコツ
レタスの葉をはがすコツ
芯をとるとはがしやすくなります。芯は、指でしっかりつかんでねじるように回すと、簡単にはずれます。洗うときは芯を取り除いた部分に流水をあてると、水が葉の間に入り洗いやすく、さらに葉をはがしやすくなります。
レタスを切るときのポイント
レタスを鉄の包丁で切ると、切り口が短時間で褐色に変わってしまいます。手でちぎるか、ステンレスもしくはセラミックの包丁を使いましょう。
レタスの変色予防策
切ってすぐに水にさらすか、レモン汁を振りかけておくのも変色予防になります。それでも時間が経つと変色してしまうので、食べる直前に切るようにしましょう。
レタスは切り方で食感が変わる
手でちぎってサラダにしたり、千切りにしてスープに入れたりと、レタスは切り方を変えることで食感の違いも楽しむことができます。
① レタスカップ(ピラフなどをのせる、ひき肉を包む)
② 3~4cm角切り(炒めもの、サラダ)
③ 2~3mm幅のせん切り(マリネを盛る敷き野菜として、コールスローサラダ、スープの具)
④ 1~1.5cm幅にカット(マリネを盛る敷き野菜として)
⑤ 2つから3つにちぎる(魚・肉料理に添える、しゃぶしゃぶ)
⑥ ひと口サイズにちぎる(サラダ、炒めもの、スープの具)
⑦ 1/8にカット(ディップをつける)
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