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下半身がやせない原因は、股関節のサビつき!? SNS総フォロワー数110万人超!mieyさんのラクやせエクササイズ
「せっかくダイエットをしても、お腹はぽっこり!」「トレーニングをしても、脚が細くならない…」。そんな人たちに共通しているのが、ずばり「股関節の硬さ」! ダイエットと股関節には、じつは深い関係があるのです。SNSで人気の骨格矯正ピラティストレーナー・mieyさんに、股関節の重要性と下半身やせに効くエクササイズを教えていただきました。
Contents 目次
股関節が動かないと筋肉がアンバランスに!
股関節というと、骨盤や肩甲骨に比べていまいちピンとこない、という人も多いと思いますが、どんな役割があるのでしょうか?
「股関節は、上半身と下半身をつなぐ大きな関節で、おもに脚を動かすために働きます。股関節が動かないと、その近くにある腰やひざの関節が代わりに働くため、腰痛やひざ痛といったトラブルの原因に。また、股関節が動かないことで、お尻や裏ももの筋肉が働かず、下半身にムダな脂肪がついたり、必要以上に前ももの筋肉が張るなど、ボディラインの崩れを招きやすくなります」(mieyさん)。
日常の動きでは、股関節を使えていない人がほとんどのよう。
「股関節は本来6方向に動く関節です。ですが、多くのひとは股関節まわりの筋肉が怠けてゆるんでいたり、逆に負荷が集中していたり、筋肉の状態がアンバランスなことで股関節をうまく使えていません。そのため、股関節まわりの筋肉をほぐして柔軟にすること、そして動かして活性化させることが重要。そうすれば、下腹や太ももといった気になる下半身がやせやすくなるんです」(mieyさん)
私の股関節サビついてる? 動いてチェック!
自分の股関節が硬くサビついていないか、まずは簡単な動きでチェックしてみましょう。
CHECK1
腕を後ろで組んで立ち、腰を落としてしゃがみます。
股関節が硬いと、かかとが床から浮いたり、うまくしゃがめずに倒れてしまいます。
CHECK2
両腕を広げて片脚立ちになり、そのまま10秒キープ。
グラついてしまったら、股関節が硬い証拠です。
お腹&脚やせに効く!股関節ムーブ
股関節をほぐして鍛えるmieyさん考案のエクササイズ「股関節ムーブ」から、おなかやせに効く動きを紹介します。
腰まわりをほぐす「ペッコリおじぎ」
腰まわりの大腰筋をほぐして、股関節を上げる動きをスムーズにするエクササイズです。まずは大腰筋の上、続いて下をほぐしていきます。
1
おへその外側に指を差し込む
ひざ立ちになり、おへそから指幅3本外側の位置に人さし指から小指をあて、腰をつかみます。
2
息を吐きながら上体を倒す
息を吐きながら上体を倒して、戻します。倒したときに、指がお腹の奥にグーッと入っていくのを感じて。上体を倒す、起こすことを30秒くり返しましょう。
次に腰骨から指幅分内側の位置に人さし指から小指を当て、同様に上体を倒す、起こすことを30秒行います。
下腹がべっこりヘコむ「ニーアップ」
脚を上げて、股関節を曲げる動きです。腰を丸めずに下腹の力で脚を上げることを意識して!
1
右足のつま先を立ててスタンバイ
椅子の背や壁に左手を添えて立ち、右足のかかとを軽く浮かせます。体重は左脚で支えましょう。息を吸ってスタンバイ。
2
股関節とひざを曲げて脚を上げる
息を吐きながらゆっくりと右脚を上げ、1に戻ります。呼吸とともに15回くり返しましょう。脚を上げたときに上体が倒れないように注意。
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