バランス命な「三大栄養素」

私たちの体に必要な三大栄養素は、「糖質・脂質・たんぱく質」です。この三大栄養素には、それぞれの役割があり、バランスがとれていることが重要だと桑原先生。

「エネルギー源としてすぐに使う糖質は50～60％、エネルギー源としてじっくり使う脂質は25％以下、体の材料として使うたんぱく質は15％以上が理想的といわれます」（桑原先生）

三大栄養素をバランスよくとることによって、それぞれの栄養素がしっかりと機能を発揮することにつながります。ボディメイクやダイエットをする上で、たんぱく質を重視する人が多いと思いますが、糖質や脂質も体にとっては必要不可欠。

やり方を間違えた過度な糖質制限、脂質制限ダイエットを行うなどして、この三大栄養素のバランスが崩れると体に負担がかかります。本来であれば体の材料となる役割を持ったたんぱく質が、足りない糖質や脂質の代わりにエネルギーとして働くことになってしまうので、美ボディを目指すみなさんは注意が必要です。

FLUSHでボディメイク

ボディメイクをする上で、心拍数を上げるインターバルトレーニングも効果的ですが、それだけでは筋肉への刺激が足りないと、桑原先生。
今回の実技では、ボディビル世界チャンピオンが考案した、筋肉に効かせるトレーニング「FLUSH」をボディメイク部向けに、やさしくアレンジしたものに挑戦しました。

今回のメニューはこちら↓

アップ：ステイドランニング：30回
【1】フロントランジ：20回
【2】ベントレッグレイズ：20回
【3】プッシュアップ：10回
【4】スプリング＆クラップ：15回
【5】フライングスプリット：10回

ステイドランニング→【1】【2】→30秒休憩→【2】【3】→30秒休憩→【3】【4】→30秒休憩→【4】【5】→30秒休憩→【5】【1】
アップの運動と５つのトレーニングをこのような流れで行います。

30秒の休憩をはさんではいるものの、一気にメニューをこなしていくので、参加者の皆さんからは時折キツそうな表情も見られました。

普段はなかなか鍛えにくい背中も、体を起こしてパチンッと手を叩く、スプリング＆クラップで鍛えます。単純な動きに見えて結構キツい！　バネのような動きを意識して行うのがポイント。

体幹を使いながら、お尻と脚に効かせるフロントランジは、脚を踏み込んだほうへ、腰をグイッとひねる動き。しっかりと踏み込むのがポイントです。
さすがボディメイク部に参加されているみなさん、体幹がしっかりされていて、フラフラとしていない姿がとてもかっこよかったです。

FLUSHは、血液がブワッと流れるイメージのトレーニング方法。ボディビルダーが実践していたり、フィギュアの選手が最後に減量するときにも行う内容と、ボディメイクにとり組むみなさんにはもってこいのトレーニングです。ボディメイク部ver.はやさしめのメニューになっているので、ボディメイク初心者の皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね。

【今回のおみやげはこちら！】

・1本にBCAA2000mg配合。グレープフルーツ風味でおいしく瞬時にBCAAをチャージできます。「グリコ ワンセコンドBCAA＜グレープフルーツ＞」グリコ パワープロダクション提供

・玄米を練り込んだ生地にカカオ分70％のチョコレートをコーティング。ハイカカオのほど良い苦味と玄米の香ばしさが、日本茶のうまみとコクを引き立て大人の小腹満たしにぴったり。ポリフェノールと食物繊維を豊富に含むだけでなく、お米由来の乳酸菌K-1が1袋あたり10億個配合された、体にうれしいチョコレート菓子です。「カカオ×玄米」亀田製菓提供

・殺菌効果のあるサリチル酸と、抗炎症効果のあるグリチルレチン酸ステアリルを配合。化粧をしている間もニキビ予防を実現できるフェイスパウダーです。ホコリや乾燥などの外的刺激からお肌を守ってくれます。24時間使用OK。「アクメディカ　薬用　フェイスパウダー　クリア」ナリスアップ　コスメティックス提供

・5つのボタニカルなうるおい成分「ハトムギエキス」「モリンガエキス」「オウゴンエキス」「アロエエキス」「緑茶エキス」を配合。SPF50+ PA++++ながら、クレンジング要らずで落とせるので肌に負担をかけません。サラサラの乳液タイプで汗や水に強いウォータープルーフ仕様。顔、からだ用。「ベルディオ UV モイスチャーミルク」近江兄弟社提供

・肉の代わりに大豆のお肉をたっぷり使用した、麻婆豆腐の素。豆腐を加えるだけで簡単につくれる主婦の味方。食べ応えも十分ながら、グルテンフリーにこだわったヘルシーさが健康志向の高い人にもうれしい。豆板醤、オイスターソース、ごま油をきかせたピリリと辛い本格的な味わいです。1袋2～3人前。「麻婆豆腐の素 辛口」マルコメ提供

・創業1871年の老舗味噌や「会津天宝醸造」と共同開発したアサイー入りのあまざけ。本物のあまざけの証である「糀の粒」を舌で感じられ、糀のやさしい甘みや、アサイーの奥深い味わいを堪能できます。カップなどに中身を注ぎ、レンジなどで温めてホットでもたのしめます。砂糖不使用。「アサイーあまざけ」フルッタフルッタ提供

今回のおみやげの「アサイーあまざけ」をご提供してくれた、フルッタフルッタの松田さんから商品のご紹介も！
糀の粒感が残った甘酒なので、そしゃくしながら飲むのがおすすめなのだそう。FYTTE編集部員からもおいしくて飲みやすいと大人気でした！

気温が上がりだんだん体を引き締めたい気持ちも高まってくるシーズンですね！  ぜひFYTTEボディメイク部でいっしょに理想の体づくりをしてみませんか？

ヨガマット提供/Reebok　撮影/我妻慶一　文/FYTTE編集部