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顔がゆるむのは姿勢が悪いから!? 目もとをパッチリさせる顔筋トレーニングにチャレンジ!
FYTTEのファンコミュニティ「Fan!Fun!FYTT」主宰の7月ボディメイク部は、カラダが決まればカオも決まる! 全身から整える顔筋トレーニング」をコアフェイストレーニングインストラクターの小林かおる先生に教えていただきます。第1回目は「頭皮をほぐして目もとぱっちり!」をテーマに、正しい姿勢や目もとの筋肉をトレーニングしていきました。内容を一部ご紹介していきます!
Contents 目次
顔と姿勢はつながっている?
「私は体を使う『ポスチャーウォーキング』と顔を鍛える『コアフェイストレーニング』の2種類レッスンをお伝えしています。ウォーキングレッスンに来る姿勢が悪い方は、表情筋がゆるんでいる傾向にあります。表情筋トレーニングをしていても、姿勢が悪い人は最後の仕上がりがうまくいかないことが多いのです。
仕事をしたり歩いていたりするとき、みなさん頭が少し前に出ていませんか? 頭が前に出ると口呼吸が増え、あご周りのラインがゆるみ、その結果二重あごになってしまいます。
猫背や反り腰になっていると、お尻がゆるみ垂れてきたり、お腹に力が入らないためぜい肉がつきやすくなります。バストが下がりやすくもなります。姿勢がよくなれば頭の位置もよくなり、顔も締まりやすくなります。
全身に影響を与えている姿勢について、意識することから始めてみましょう!」(小林先生)
自分の今の姿勢と正しい姿勢をチェック!
顔と姿勢の関係がわかったところで、今の自分の立ち姿勢をチェックしてみましょう。
「まず、かかとを壁から5cmくらい離して、壁に少し寄りかかり、背をつけて立ちます。このとき、背中(ウエスト部分)と壁のスキマが手のひら1枚分になるのが目安です。握りこぶし1個分くらい空いてしまった人は、反り腰のタイプだと言えます」
では、どのようにして正しい姿勢を作ればいいのでしょうか?
「立ち姿勢の場合、まずはまっすぐに立ち、ひざの力を軽く抜いておきましょう。そして上体をゆっくりと前に倒して背中をゆるめます。次にゆっくりと背中を壁につけながら起こします。ウエストの裏のスキマが手のひら1枚分くらいに近づいたのではないでしょうか?
座り姿勢の場合は、イスに座ってお尻の下に手を入れてみましょう。このときとがっている骨(座骨)を感じると思います。この座骨を感じながら、そのまま、まっすぐ座ってみましょう。このとき、左右のお尻に同じように体重が乗っているでしょうか?
前傾姿勢や猫背になると、座ったときに座骨を感じることができません。ぜひ、座骨がとがっている状態のところに体重を乗せて座るようにしてみてください」(小林先生)。
改めて姿勢をチェックしてみると、「じつは正しく座れていなかった…!」と気づいた人もいるのではないでしょうか。まずは歩くときやイスに座っているとき、ふだん自分の姿勢がまっすぐな状態になっているのかを意識するようにしましょう!
目もとパッチリトレーニング3種
では、先ほどの正しく座った姿勢のまま、さっそくトレーニングを行っていきましょう! トレーニングの前に、真顔と笑った顔の写真を2枚撮っておくと、ビフォーアフターがわかりやすいですよ。
まずは顔をほぐしてゆるめていきます。
トレーニング前に実践! 顔をほぐす動き2選
<顔をほぐす動きpart1>
【1】
まっすぐに座り、唇をとがらせます。
【2】
鼻の下を伸ばします。
【3】
そのまま、ほおを引き上げて上の歯が見えるように、にっこり笑います。
慣れてきたらスピードアップして【1】~【3】をくり返しましょう。
<顔をほぐす動きpart2>
【1】
手でグーを作り、かみ締めたときに張っている筋肉(耳下の部分)に当て、やさしくグルグルとほぐします。
【2】
手の位置を少しずつ上に上げていきます。耳の上から頭のてっぺん、頭のうしろまでやさしくほぐしましょう。
【3】
上、横、下の順で耳を引っ張ります。最後に耳全体を持ってしっかりほぐしましょう。
側頭筋リセットアップで目もとパッチリ!
【1】
右手を顔の右側に置き、軽く押しつけます。
【2】
目をぱっちりと開け、鼻の下を伸ばします。このとき、あごが下がらないように注意しましょう。
【3】
息を吸い、その後吐きながら手を頭の上に向かって引き上げます。
反対側も同様に行います。
【4】
今度は両手を目じりの横に置き、鼻の下を伸ばします。
【5】
息を吐きながら手を上に引き上げましょう。
「縮まっている側頭筋をゆるめ、ひき上げることによって、目じりの位置が上がり、スッキリとするはずです!」
目を限界まで開ける「アイトレフロント&バック」で目もとパッチリ!
【1】
肩を落とし、親指以外の4本の指でおでこをおさえます。
【2】
息を吸って、その後吐きながら目をぱっちりと開けます。
目から息を吐き出すイメージで行いましょう。このとき、眉が動いていないかチェックしましょう。
【3】
今度は肩を落として後頭部で手を組み、息を吸って、吐きながら目をぱっちりと開けます。目から息を吐き出すイメージで行いましょう。
「目を大きく開けようとしたとき、おでこや眉が上がるとおでこにシワができてしまいます。おでこや眉は使わずに、目だけを開けるように意識してみてください!」
目を左右に動かす「アイトレスイング」で目もとパッチリ!
【1】
親指以外の4本の指でおでこを押さえます。
【2】
目玉を右上に上げ、上を通って左へ動かし、今度は左上から右上に動かします。このとき、眉が動いていないかチェックしましょう。
左右交互にゆっくり数回くり返しましょう。
【3】
今度は目を閉じて、【2】と同じ動きをくり返します。
「この動きをすると目の周りがだんだんと疲れてくるはずです。ふだんから目の周りのまぶたに近い筋肉を使ってあげることで、目がさらに開けやすくなりパッチリとしますよ!」
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いかがだったでしょう。顔のたるみが気になったり、トレーニングをしてもなかなか効果が出ない…という人は、まずは小林先生に教えていただいた正しい姿勢を意識して生活するようにしてみましょう!
また、トレーニング前の写真とトレーニング後の顔を見比べてみてください。目をゆるめる作業をしたので、目が開くようになっただけでなく、顔のむくみがとれてスッキリしたと感じる人もいるかもしれません。とっても簡単にできるので、ぜひ今日から顔筋トレーニングをとり入れてみてくださいね!
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文/FYTTE編集部