完璧なスタイルに憧れる！ 「ミス・アース・ジャパン2017」の経歴をもつ斎藤 恭代さんにインタビュー

はじめまして。斎藤 恭代（さいとう やすよ）です。
現在モデル、タレントとして活動しています。
2017年のミス・アース日本代表に選んでいただき、2024年にはグラビア・オブ・ザ・イヤーグランプリを受賞させていただきました。
今回は私がしている「自分自身を大切にしている」ことや「ご自愛ケア」についてお話させていただきます。

体と心。自分自身を大切にしていること

FYTTE：早速ですが、斎藤さんご自身が自分を大切にしようと思ったきっかけはありますか？　また、それについても教えてください。そして、今習慣にしていることはありますか？

斎藤さん：私のキーワードは、「サントーシャ」です。
サントーシャはヨガの哲学の教えのひとつで「知足（ちそく）」を意味します。
今、すでに「満ち足りていることを知る」という意味です。

私は21歳のころにほぼ毎日のように映画やドラマなど、数えきれないほどのオーディションを受けては落ちるというような生活を送っていました。
「このままではいけない、変わらないといけない」と、答えのわからぬまま、ただただ「自分」という存在に自身を失っていました。
「もっとやせないと、もっとキレイに美しくならないと」と、過度なダイエットをくり返して、気づけば心も体もボロボロになっていました。

そんなとき、ヨガと出会い「サントーシャ」を学びました。
人は生まれながらに平等で、特別で、満ち足りていて、何者でもないたったひとつの「自分」と言う存在。この教えがスッと私の中に入ってきて救われた気持ちになり、気づけば泣いている私がいました。

その日から毎朝「太陽礼拝」を行いながら「サントーシャ」を心の中で唱えています。

もし、今の自分に自信を持てない人がいましたら「サントーシャ」を胸にご自身を愛してあげてください。

教えて！ 斎藤 恭代さんの「ご自愛ケア」

FYTTE：斎藤さんがしている「ご自愛ケア」を教えてください。たとえば、心と体をケアするときはどんなことをしていますか？　また、体と心のバランスのためにしている習慣や考え方などがあれば教えてください。

斎藤さん：やはりヨガの「シャバーサナ」が自分を労わるいちばんの時間だと思っています。
「シャバーサナ」とは、ヨガの最後に行う「屍（しかばね）のポーズ」です。
屍のように全身の力を抜き、「今」の自分とだけ向き合う時間です。
慌ただしく過ぎて行く日常の中でおのずと呼吸も浅くなります。そうなると、自律神経の乱れやさまざまな不調につながります。

「シャバーサナ」では、吐く息に意識を向け、細く、長く呼吸をします。
そして、目まぐるしく浮かぶ仕事について考えるのはやめて、頭を空白にします。
最初は頭を空にするのは難しいのですが、くり返し行っていると自然とできるようになっていきます。
この「シャバーサナ」が自分と向き合う自分だけの大切な瞬間です。

FYTTE：最後に、斎藤さんの最近の話題やできごと、旬な話があれば教えてください。また、FYTTEの読者に伝いたいことやメッセージをもらえるとうれしいです。

斎藤さん：最近は「フェムテック」に興味関心を持っています。フェムテック・フェムケアなど世の中の情報はつねに更新されていくと思いますので、私自身もヘルスリテラシー向上に努めつつ、生活の一部として今後の人生を送って行きたいと思っています。

具体的には、女性として避けては通れない「月経」や「ホルモンバランスの乱れ」などの悩みを共有できる社会になるよう、少しでも私の言葉が誰かの耳に届くような啓発活動をして行きたい。

私自身は「オカモトヤ」さんの災害時に便利な女性の衛生用品がセットされた「災害用レディースキット」を実際に持ち、災害に備えています。まだ女性向けに特化した防災用品は少ないのですが、こういったアイテムを常備しておくと、いざというときの不安が少し解消されるように思います。

【プロフィール】
斎藤 恭代（さいとう やすよ）
1996年4月22日 栃木県日光市出身。
2017年ミス・アース・ジャパン日本代表。173cmの身長と９等身ボディでグラビア界を席捲し、「グラビア・オブ・ザ・イヤー2024」グランプリを獲得。
テレビ、ラジオ出演のほか、雑誌表紙掲載、2nd写真集「いいんだよ」（小学館/2024年 10月）、2ndDVD「無敵の女神」（スパイスビジュアル/2024年 7月）がある。

公式サイト
Instagram：@yasuyo4