パソコン作業やスマホの使いすぎでいつの間にか猫背になっていませんか? 背骨がゆがむと姿勢の悪さによって見た目の美しさがダウンするだけでなく、つながる骨盤までもゆがませ、ポッコリお腹、お尻の広がりなど、体型にまで影響を与えてしまいます。今回は、Body&Mind Yoga Studio主宰の峯岸道子先生に内臓の機能に与える影響についてくわしく教えてもらいました。
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神経を圧迫し、各器官の働きを低下させる背骨のゆがみ
「背骨は、頭蓋骨と骨盤をつなぎ、体の中心に存在するまさに『大黒柱』なのですが、中枢神経の1つである脊髄が通っていることが大きな特徴です。中枢神経は、運動神経や自律神経を通して体の各器官の働きをコントロールしているため、背骨がゆがんで中枢神経が圧迫されると、その圧迫部分を通る神経が司る各器官の働きが低下。背骨のゆがみは、内臓の働きとともに代謝機能を低下させ、体の内側から体を太らせてしまうのです」
腰椎のゆがみを改善することで、便秘も解消!?
24個の骨が連なっている背骨は、上から頸椎、胸椎、腰椎に分かれます。腸は胸椎、腰椎を通る神経が主にコントロールしているため、その部分にゆがみがあると、腸のぜん動運動などが低下して便秘がちになったり、免疫力が低下したりしてしまいます。
そこで、胸椎から腰椎にかけてのゆがみを改善するメニューを3つ紹介します。