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仙骨をほぐして背骨のゆがみをとりやすい状態に
「背骨が柱なら、骨盤は土台です。その土台の中心にあるのが仙骨で、本来小さなゆらぎを繰り返しています。ところが、仙骨まわりの筋肉が凝り固まっていると、その上に連なる背骨を硬直させ、背骨のしなやかな動きまで失ってしまうのです」(峯岸先生)
仙骨まわりをほぐし、背骨のゆがみをとりやすくするメニューをご紹介します。
(1)仰向けになり、バスタオルを丸めたものや硬めのクッションなどを用意し、そのうえに骨盤を置きます。脚を腰幅に開いて両ひざを立てます。両腕は手のひらを上に向けて体の横に。背中を浮かせずに、両ひざをゆらゆら左右交互に倒します。これを60秒。
(2)立てたひざを左右に開き、足裏同士を合わせます。脚のつけ根に手を当て、息を吸いながら、もものつけ根を足先のほうへ押し出します。息を吐いて力を抜き、これを5回。
このメニューをとりいれて、体の土台から背骨のゆがみを改善し、美しく整ったボディラインや、やせやすい体を手に入れてみませんか?
撮影/布川航太 取材・文/馬渕綾子 モデル/米持愛梨