タプタプしたたるみが気になる、二の腕。そこで今回は、整体エステ「ガイア」を主宰する南雅子先生に、「二の腕やせ」に効くストレッチを教えていただきました。手先にワンアクション加えることで、引き締め効果を高めます。
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キツネ手にすることで、関節がほぐれやすくなる
「『二の腕やせストレッチ』のポイントのひとつが、『キツネ手』です」と南先生。
“キツネ手”とは、親指と中指で輪をつくるようにくっつけた、「影絵のキツネ」に似た手のポーズのことです。
「二の腕を細くするためには、肩やひじ関節まわりをほぐすことが必要です。そのためには、ひじを回したり、曲げたりするストレッチが効果的ですが、手もとをキツネ手にしておこなうことで、腕からよぶんな力が抜け、ほぐれやすくなります。肩やひじ関節がほぐれると、腕にたまった老廃物が流れやすくなり、二の腕がスッキリしてきます」(南先生)
末端の関節をほぐすことで、股関節がほぐれやすくなる
上半身と下半身の中心にある股関節。やせるためには、この股関節を整えることが重要なことは、こちらのページでも説明していますが、南先生によると、手足の関節をほぐすことで股関節もほぐしやすくなるそうです。
「全身の関節や筋肉は、すべて連携し合っていて複雑にからまっています。例えば、複雑にからまった糸を想像してみてください。その糸をほぐす場合、末端から少しずつほどいていったほうが、効率がよく、ほぐれやすいですよね。体も同じで、末端の関節からほぐしたほうが、中心にある股関節も、結果的にはスムーズにほぐせます」(南先生)
つまり、これから紹介する肩やひじ関節のストレッチは、「二の腕やせ」になることはもちろんですが、股関節をほぐすためにも重要な働きをします。
それでは、手元のポーズに注目しながら、2つのストレッチをおこなってみましょう。