立ちっぱなしで電車に乗車している時間をもて余していませんか? これまで、電車に揺られている時間を有意義に使って、体を鍛えるのに効果的なストレッチをお腹やせ編、脚やせ編とご紹介してきましたが、今回のテーマは「上半身」!
これから薄着の季節になるため、ますますなんとかしたくなるのが"二の腕"です。
バッグやつり革など、電車に乗っている間、何かしら手にしているこれらを活用したストレッチを、コンテンポラリーダンサー得居幸さんに教えていただきました。
Contents 目次
<ステップ1>バッグを片手に、二の腕を鍛えるストレッチ
電車で立ちっぱなしの状態で二の腕を鍛えるには、バッグを上手く使って負荷にします。上腕二頭筋がしっかり鍛えられるため、二の腕がすっきりしますよ!
まずは、バッグを片手に持ってできるストレッチをご紹介。
両足は軽く開いて立ち、右手に荷物を持った姿勢からスタート。左手は、つり革や手すりを持った状態でもOK。
右ひじを曲げて二の腕からうしろに引き上げたら、そのまま8秒キープ。これを同じ手で3回くり返して反対の手も同様に。合計3セット行いましょう。
続けるうちにだんだん肩が上がってきますから、上がらないように気をつけて行います。ちなみに、引き上げる角度が大きいほど負荷がきつくなりますので、余裕がある人や、「今日はエネルギーが余っているわ」という人は、ぜひ挑戦してみてくださいね(得居さん)
<ステップ2>バッグ両手に二の腕を鍛えるストレッチ
次は、バッグを両手に持って、ひじやひざ、背すじをすっと伸ばして立ちます。
息を吐きながら、荷物を左右均等に持ち上げて8秒キープ。二の腕を使っている意識をして行って。息を吐ききったら荷物をゆっくり下ろします。
荷物の重さによって、体と相談しながら5回~10回ほどくり返してみましょう(得居さん)
<ステップ3>つり革を使って二の腕を鍛えるストレッチ
両足は閉じた状態で立ち、片手でつり革をつかみます。
つり革をつかんだまま、上半身を少しうしろに倒しましょう。その状態から、息を吐きながらつり革を引き、上体を元の位置へ戻します。
ポイントとしては、つり革を、二の腕で引っ張るイメージを持つとよいですよ。これを3回連続で行います。左右行って1セット、合計2セットを目安にやってみましょう(得居さん)
重いバッグや手荷物は、視点を変えるだけでとてもいい負荷となり、体を鍛えることに役立ってくれます。ぜひやってみてくださいね。
取材・文/高田空人衣