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歯ぐきも「焦げる」!? 内科・皮膚科医×歯科医が語る「歯ぐきの糖化」。肌のくすみやたるみは、口の中でも起きているって本当!?

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キレイな白い歯、口もと

近年、美容や健康業界で注目されている「糖化」。じつはこの現象、肌だけでなく「歯ぐき」でも起こっていることをご存じでしょうか? 歯ぐきの主成分はたんぱく質であるコラーゲンであり、糖化によって悪玉物質「AGEs」が蓄積すると、歯周病リスクを高める要因となります。
今回開催されたライオン主催のセミナーでは、第一部でライオンの政岡大裕さんによる、歯ぐきの糖化メカニズムの解説とともに、新発想の「歯ぐきのエイジングケア※習慣」を提案。第二部では、友利新先生(内科・皮膚科医)と照山裕子先生(歯科医)による、肌と歯ぐきの関係に関する対談が行われました。※年齢に応じたケアのこと

監修 : FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

Contents 目次

糖化のメカニズム、歯ぐきについても糖化が起こる!?

歯ぐきの糖化メカニズム

第一部では、ライオンの政岡大裕さんにより、歯ぐきの糖化メカニズムの解説と、新発想の「歯ぐきのエイジングケア※習慣」の提案がありました。

政岡さん:糖化とは、体内にある「糖」と「たんぱく質」が結びつくことで、「AGEs」と呼ばれる悪玉物質が生み出される現象のことです。たんぱく質が茶色く変色するため、「体が焦げる」とも表現されます。
この糖化は、歯ぐきでも起こります。歯ぐきの主成分はたんぱく質(コラーゲン)で糖化により、歯周病リスクを高めてしまうことがわかっています。歯周病予防には殺菌だけでなく、糖化による炎症を抑えるケアが非常に重要です。

歯ぐきのエイジングケア習慣

システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ

続いて、歯ぐきの糖化ケアに、「システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ」のご紹介がありました。

政岡さん:4月に新発売となった「システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ」は、歯ぐきの糖化に着目した新発想の製品です。最大の特徴は、新たに配合された「GK2(グリチルリチン酸ジカリウム)」という成分です。この成分が、歯ぐきの炎症の一因となる糖化を抑え、歯周病を防ぐ役割を果たします。

このシリーズは、年齢とともに気になる口もとの悩みをトータルでケアできるよう、8つの機能を搭載したラインナップをそろえています。肌や髪のお手入れを見直すように、口のケアも年齢に合わせてアップデートすることを提案しています。効果的なケアのために、次に紹介するブラッシング方法を推奨しています。

ブラッシングのやり方

 

角度と動き:歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当て、小刻みに動かします。
やさしさ:歯ぐきをマッサージするように、やさしくていねいに磨いてください。
また、薬用成分を口内に長く残すため、磨いたあとのすすぎは1~2回と少なめにするのがポイントです。

どの成分が歯ぐきのエイジングケアになるのでしょうか?

政岡さん:今回の製品で最も象徴的な成分は、「GK2(グリチルリチン酸ジカリウム)」です。これが糖化を抑えて歯周病を防ぐ、新しいアプローチの鍵となります。加えて、歯ぐき全般の機能を高めるために、以下の4つの重要成分を配合しています。

1.ビタミンE:歯ぐきの組織を活性化し、コラーゲンが壊れるのを防ぎます。
2.トラネキサム酸:化粧品などでもなじみ深い成分で、抗炎症作用とともにコラーゲンの分解を抑制します。
3.コラーゲン分解抑制作用:トラネキサム酸とビタミンEの働きにより、歯ぐきの主成分を守ります。
4.IPMP(イソプロピルメチルフェノール):歯周病予防に欠かせない、高い殺菌効果を持つ成分です。

これらの成分がしっかりと配合されているため、年齢とともに変化する歯ぐきにとって非常にメリットのある設計となっています。

糖化…対策したいですよね。歯ぐきも糖化すると聞いて、本気でケアしなければ、と感じた人も多いはず。続いて、第二部では、内科・皮膚科医の友利新先生と歯科医の照山裕子先生による、肌と歯ぐきの関係に関する対談をお届けします!

肌と歯ぐきの意外な共通点。「糖化」から紐解く美と健康のエイジングケア

歯ぐきが赤くなっているイメージ画像

友利先生:「糖化」という言葉は、美容に関心の高い人の間では今やパワーワードですよね。私たちの体はたんぱく質でできていますが、そのたんぱく質によぶんな糖が結びつくことで生じる「AGEs(最終糖化産物)」が蓄積する現象を指します。これが起こると、たんぱく質が茶色く変色するため、よく「体が焦げる」と表現されます。

照山先生:皮ふ科の視点から見ると、肌にはどのような影響があるのでしょうか?

友利先生:肌の表面(表皮)にAGEsがたまると、いわゆる「黄ぐすみ」として現れます。さらに深刻なのは、肌の弾力を司る真皮にあるコラーゲンやエラスチンにAGEsがくっついてしまうこと。そうなるとコラーゲンが壊され、ベッドのスプリングがなくなるように肌がたるんでしまいます。中顔面(顔の真ん中)が長く見えるようになり、老けた印象を与えてしまうんです。

照山先生:じつは、歯科の分野でも「歯ぐきのエイジング」は非常に重要なキーワードです。友利先生がおっしゃった肌の話は、そのまま歯ぐきにも当てはまります。なぜなら、歯ぐきの主成分もコラーゲン、つまりたんぱく質だからです。肌で起こる糖化は、歯ぐきでも同様に起こっているんですよ。

友利先生:歯ぐきも「焦げる」ということですよね。肌だと「透明感がなくなる」と言いますが、歯ぐきの場合はどう見えるのですか?

照山先生:健康な歯ぐきは血管が透けて見えるようなキレイなピンク色をしていますが、糖化が進むと、どんよりとくすんだり、透明感が失われたりします。最近は歯を白くしたいという患者さまが増えていますが、いくら歯が白くても、土台となる歯ぐきがくすんでいると、全体として若々しく見えません。

友利先生:確かに肌でも、シミがなくなると次に出るのは「くすみの悩み」です。歯も「白さ」の次に「歯ぐきのくすみ」が気になるというのは、非常によく似ていますね。

照山先生:歯ぐきの糖化がさらに怖いのは、そこから「炎症の負のスパイラル」に陥ることです。糖化によってAGEsが蓄積すると、線維芽細胞を刺激して「IL-6」という炎症を助長する物質を増やしてしまいます。これが歯周病を悪化させ、さらに炎症が糖化を加速させる…という悪循環を招くのです。

友利先生:肌でも、糖化による炎症が老化をさらに進める「負のループ」が問題になっています。歯ぐきでも同じことが起きているとは驚きです。さらに、歯周病の炎症は全身にも影響しますよね。

照山先生:その通りです。歯ぐきには毛細血管が張り巡らされているため、そこでの炎症は全身に悪い影響を及ぼすというエビデンスが積み上がっています。動脈硬化や心筋梗塞のリスクを高めることも知られていますね。

友利先生:私も妊娠した際、産婦人科で「歯周病チェック」を勧められました。歯周病による炎症が全身に回ることで、早産や低体重児出産のリスクがあると言われて、改めてお口のケアの大切さを実感したのを覚えています。

照山先生:すばらしい心がけです。とくに女性は、更年期などでエストロゲンという女性ホルモンが減少すると、炎症を抑える力が弱まり、ドライマウス(口の乾燥)も重なって、歯周病リスクが一気に高まります。骨粗しょう症による骨の減少も、歯を支える土台に影響しますから、まさに「ダブルパンチ、トリプルパンチ」の状態になりやすいんです。

友利先生:ライフステージごとにケアを見直す必要がありますね。見た目の面でも、糖化や炎症で歯ぐきが下がってしまうと、歯が長く見えてしまいますよね?

照山先生:はい。歯ぐきを支える骨がやせて下がってしまうと、歯が伸びたように見え、これが見た目の老化を決定づけます。肌で中顔面が伸びるのを気にするのと同様に、口もとでも「いかに若々しいハリを保つか」が重要です。

小刻みにブラッシングする女性

友利先生:実際に糖化ケアを意識したセルフケアはどうすればよいのでしょうか?

照山先生:まずは毎日のブラッシングです。歯と歯ぐきの境目を小刻みに、マッサージするようにやさしく磨くことが基本です。そして、成分にもこだわってほしいですね。

例えば、新たに発見された「GK2(グリチルリチン酸ジカリウム)」は、糖化による炎症を抑え、歯周病を防ぐ効果が期待されています。

友利先生:GK2は皮ふ科でも炎症を抑える成分として非常に信頼が厚く、化粧品にもよく配合されています。ほかにもトラネキサム酸やビタミンEなどは、肌でもコラーゲンを守るために使われる成分ですから、それらが配合されたハミガキ剤を使うのは、まさに「歯ぐきのスキンケア」と言えますね。

照山先生:まさにその通りです! 「歯ぐきケアは、口もとの美容」なんです。歯ぐきがキレイだと、リップの色もよりあざやかに映えるようになりますよ。

友利先生:「歯ぐきの糖化ケア」を日々の習慣にとり入れることで、美しさと全身の健康を同時に守っていきたいですね。本日はありがとうございました。

照山先生:ありがとうございました。今日からぜひ、鏡でご自身の歯ぐきの色をチェックしてみてください。

友利先生、政岡さん、照山先生

▪️友利 新 先生
内科・皮膚科医、東京薬科大学客員教授、梅花女子大学客員教授。
日本コスメティック協会顧問。現在都内2か所のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求。美容誌のベストコスメ審査員を歴任。美と健康に関する著書も多数。YouTubeチャンネル『友利新 / 医師「内科・皮膚科」』 の登録者は166万人以上。

▪️照山 裕子 先生
歯科医・歯学博士。東京科学大学(旧:東京医科歯科大学)。
非常勤講師(額顔面補綴外来)BLOOM ORAL CARE Tokyo 院長。日本アンチエイジング歯科学会理事、美容口腔管理学会認定医。複数のクリニックで診療を行う傍ら口腔ケアの伝道師としてメディア出演や執筆活動も行う。『歯科医が考案・毒出しうがい』は13万部を超えるベストセラー。

 

文/FYTTE編集部

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