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眠って脳をメンテナンス! ブレインスリープ「SLEEP ACTION LAB」発表会で学ぶ睡眠の新常識
睡眠の大切さを知っていても、つい夜更かししてしまう…。そんな“知識と行動のギャップ”を解消するため、ブレインスリープが共創プロジェクト「SLEEP ACTION LAB(スリープ・アクション・ラボ)」を始動! 発表会には、ラボ長の西野精治さんや近藤聡英さんのほか、安藤優子さん、藤井隆さん、きゃりーぱみゅぱみゅさんも登壇し、睡眠と脳の関係やリアルな睡眠事情、今日からできる睡眠アクションが紹介されました。さっそく、イベントの模様をレポートします!
Contents 目次
知っているのに眠れない? “睡眠ギャップ”の正体

メディア発表会には、ラボ長を務めるスタンフォード大学医学部教授の西野精治さん、順天堂大学の近藤聡英さんをはじめ、初代「睡眠クリエイター」に就任した安藤優子さん、藤井隆さん、きゃりーぱみゅぱみゅさんが登壇。睡眠と脳の関係から、日常のリアルな睡眠事情まで、さまざまなテーマについて語られました。
日本人の平均睡眠時間は世界的に見ても短く、日本は「睡眠不足大国」とも言われています。
ブレインスリープが実施した「睡眠偏差値®調査」では、理想として睡眠を最優先したい人が36.4%ともっとも多かった一方、現実には仕事や家事を優先し、睡眠をあと回しにしている人が多いことが判明したのだそう。
また、「睡眠は大切」と知りながら、実際に行動へ移せている人は33.8%にとどまっているとのこと。
今回始動したプロジェクトのキーワードは、“まず、寝てみよう。”。メディアサイトでは、日本人の平均睡眠時間を可視化するほか、専門家による解説やクリエイターのコラムなど、睡眠を見直すきっかけとなる情報が発信されます。
睡眠中に脳をお掃除!? “脳内デトックス”とは

順天堂大学医学部 脳神経外科学講座 主任教授の近藤聡英さんは、「睡眠×脳(認知症)」をテーマに、睡眠と脳の関係について解説しました。
人間の脳は体重の約2%(約1.4kg)ほどの重さでありながら、体全体の約20%ものエネルギーを消費する活発な臓器です。
近藤さんによると、アルツハイマー型認知症の原因物質とされる「アミロイドベータ」などの老廃物は、発症する20年ほど前から脳内に少しずつ蓄積し始めるのだそう。
そこで重要になるのが、脳にたまった老廃物を洗い流す「グリンパティックシステム」。この働きは、“眠っているときにしか起きない”という驚きの特徴を持っているのだとか…!
つまり、睡眠不足が続くと老廃物が十分に排出されず、神経細胞にダメージを与える可能性があるということ。さらに、50〜70代で6時間未満の短時間睡眠が続くと、認知症リスクが30%高まるというデータも紹介されました。
近藤さんは、睡眠を運動・食事・社会参加に続く「認知症予防の第4の柱」として紹介。眠ることは、未来の脳をメンテナンスする大切な時間なのだそうです。
3人の睡眠クリエイターに聞くリアルな眠り事情

続いて、安藤優子さん、藤井隆さん、きゃりーぱみゅぱみゅさんの3名が、「睡眠クリエイター」として、それぞれが日頃の睡眠について語りました。
安藤さんは、報道の現場にいた頃は24時間体制で「睡眠飢餓状態」だったと回顧。現在も韓国ドラマを見始めると、「あと1話だけ」と夜更かししてしまうことがあるそう。
藤井さんは、以前はセリフを覚えるために睡眠を削っていたものの、最近はしっかり眠ったほうが翌朝、記憶に定着していると実感していると話しました。

また、きゃりーぱみゅぱみゅさんは、子どもを寝かしつけたあとの“自分の自由時間”が惜しく、つい夜更かししてしまうことや、ライブ後に興奮して眠れないこともあると明かしました。
「ちゃんと寝なきゃ」は不要? 睡眠の新常識
トークセッションでは、「規則正しく寝なきゃ」と気負いすぎないことの大切さも語られました。
ラボ長を務めるスタンフォード大学医学部教授の西野精治さんによると、大切なのは「日中の生活に支障があるかどうか」。一夜くらい眠れない日があっても、過度に心配しすぎる必要はないそうです。
また、ライブや仕事のあとに興奮して眠れないときは、ムリにベッドに入るのではなく、一度ベッドから離れてリラックスできる環境を作るのもひとつの方法。
空腹で眠れない場合もムリにガマンせず、就寝直前は油ものなど重い食事を避け、お茶漬けなど消化によいものを選ぶのがおすすめとのこと。また、お酒も適量であれば入眠を助けるリラックス効果がありますが、飲み過ぎや夜間のトイレには注意しましょう、と語られました。
今日から始める「睡眠アクション」5選

発表会の最後には、登壇者5名がそれぞれ「今日からできる睡眠アクション」を紹介!
安藤優子さんが挙げたのは、「安心して眠れる環境を作る」こと。「明日の仕事どうしよう」といった不安をベッドに持ち込まず、鍵をかけたか確認するなど、「あとは安心して寝るだけ」と思える環境を整えることが大切だと話しました。
藤井隆さんは、「枕を見直す」ことを提案。毎日使う身近な寝具だからこそ、自分に合った高さを知るなど、まずは枕から見直してみるのもひとつの方法です。
きゃりーぱみゅぱみゅさんが紹介したのは、「何も考えず、目を閉じて深呼吸」すること。今日の失敗や明日の心配ごとから少し離れ、深呼吸をしたり、リラックスできる音楽を聴いたりしながら、体をゆるめる時間を作っているそうです。
近藤聡英さんは、「眠って脳のお手入れを!」と呼びかけました。睡眠中は脳の老廃物を洗い流す大切な時間。未来の自分のためにも、睡眠時間を確保することが重要だと話しました。
そして西野精治ラボ長が挙げたのは、「眠いときはムリをせずに寝る」こと。「眠い」と感じたときは睡眠欲求が高まっているサインだからこそ、その感覚に素直に従って眠ることが大切なのだそうです。
どれも特別な準備が必要なものではなく、今夜から始められるものばかり。完璧を目指すのではなく、眠いときに休む、寝る前の環境を整えるなど、できることから少しずつ。今日の眠りを見直すことが、未来の自分をいたわる一歩につながるかもしれませんね!
提供:ブレインスリープ
取材・文/FYTTE編集部



