海外のお菓子やスーパーフードが多く、見ているだけでも楽しいカルディ。冬の時期には海外ののど飴も種類豊富に揃います。海外ののど飴といえばスイスのリコラ。かわいらしいパッケージが目を引きますが、じつはあなどれない老舗の実力派です。今回は、リコラのハーブキャンディとキャラメルハーブキャンディをお試ししてみました!
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アルプスで育った厳選ハーブ
のどの風邪といえばハーブの得意分野。ヨーロッパにはハーブ系ののど飴のブランドが数多くあります。
1941年に誕生したスイスのリコラはそのパイオニアのような存在で、新鮮な空気と水のあるアルプスの山々で育てられた厳選ハーブを原料にしたキャンディが人気です。
いくつか種類があり、黄色いパッケージの『ハーブキャンディ』はオリジナルバージョン。ほかのキャンディと形も少し違っています。他のフレーバーのキャンディは丸く長い形ですが、オリジナルは四角い立方体で、気のせいかレトロな昔ながらのデザインになっています。
13種類のハーブで爽快感のあるハーブキャンディ
『ハーブキャンディ』は、ヘラオオバコ、ウスベニタチアオイ、ペパーミント、タイム、セージ、レディーマントルなど13種類のハーブをブレンド。強いミント感はそれほどなくて、ほんの少しの薬味とやさしい甘さがメインです。のどへの刺激もなく、ずっとなめていられます。そしてどことなく懐かしい味も。長く愛される味は、こういったオーソドックスな風味の中に隠れた実力があるものなのかもしれません。
後味にペパーミントの爽快感があり、リフレッシュ。穏やかにのどを鎮静してくれる感じです。
のど飴感なしのキャラメルハーブ
リコラにはオリジナルのほかに、いくつかフレーバーがあり、どれもだいたいおいしいのですが、中でもこちらの『キャラメルハーブキャンディ』は群を抜いておいしく感じられました。
ハーブが強く感じられるものもあるのですが、キャラメルとハーブの相性は思ったよりも高く、キャラメルハーブはマイルドな味わい。さっぱりしたキャラメルのキャンディといったテイストで、のど飴感がゼロ!
のど飴を食べている感じはしないのですが、こちらもオリジナルで配合されている13種類のハーブが入っていて、ハーブ効果はそのまま。
風邪をひいているときは気分が下がりぎみになるので、そんなときこんなおいしいのど飴があったら、気分も少し上向きになります。お子さんもお好きなはず。
見た目にかわいく、実力派なリコラののど飴。オリジナルは昔懐かしいやさしい味で、キャラメルはコーヒーにも合いそうな風味豊かな味わい。リコラをいくつか食べてから、気づくとのどがラクになっていました。風邪の季節に常備したいのど飴です。キャンディー包みになっていて、バッグに入れていてもかわいいです。
リコラ キャラメルハーブキャンディ 70g 321円(税込)
リコラ ハーブキャンディ 70g 270円(税込)
文・写真/庄司真紀