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清王朝時代から受け継ぐ秘法!? カルディで見つけた 台湾の定番のど飴「念慈菴(ニンジョム)」

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台湾のど飴ニンジョム

台湾や香港でのど飴といえば「念慈菴(ニンジョム)」。
清王朝時代に名医・葉天士から授かった薬が元になっているそうで、日本でも日常的にのどのケアをする人の間では認知度が高いのど飴ブランド。日本ではほとんど見かけないのですが、カルディでソフトキャンディタイプを発見! 今回は『念慈菴(ニンジョム)ハーブチュー・タンジェリンレモン味』をご紹介します。

Contents 目次

やわらかいソフトキャンディ

ニンジョムの中身

念慈菴(ニンジョム)は、北京生まれで、今や台湾や香港の人たちにもなじみの深いのど飴。台湾ではコンビニでも売られていて、お土産として買う日本人も多いそう。
漢方薬を主体としたハーブ系のど飴でその処方は清王朝時代にさかのぼります。
清王朝の長官だった楊孝廉という人が長く咳に苦しめられた母のために、名医の葉天士から先祖代々の秘法を授かったという由来があります。
パッケージをよく見ると、母親に薬を渡す息子の姿が描かれていますね。
そして「京都念慈菴」とありますが、京都は北京のことで、北京で誕生した薬工場が元になっているとか。

こちらのソフトキャンディは台湾製。オリジナルののど飴とは違い、グミのような柔らかいタイプ。
パッケージの大きさも縦の長さが12cmと小さめで、持ち運べるポケットサイズです。

甘くて酸っぱい、やさしい味

オリジナルのほうは本格的なのど飴でしょうが、こちらはのど飴には珍しいキャラメルのようなソフトキャンディで普通に食べやすいです。
とはいってもハーブ抽出物のビワ葉、スイカズラ花、キキョウ根が入っていて、全体的にオリエンタルなテイスト。
はじめにのど飴らしからぬ、お菓子のような甘い感じがするのはミツロウから。とろけるような甘い香りが立ち上がり、そして柑橘系のキンカンの酸っぱさがジューシーに広がります。
中のほうにはほんの少し薬味が効いた薬効ハーブも。けれどとてもマイルドで漢方という感じがないのもいいです。
後味はハーブからくるスースーする感じが口に残ります。強めのハーブはなく、苦味もないので、お子様でも食べやすい味です。

甘みと酸味がすっきりした味わいで、漢方も思ったよりやさしいテイスト。のど飴は連続して食べると口内の刺激になることもありますが、これならなさそう。のどを潤しながら、守ってくれそうです。

カルディ 念慈菴(ニンジョム)ハーブチュー・タンジェリンレモン味 37g 280円(税込)

文・写真/庄司真紀

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