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朝の一杯が温活に!5色のホットアーモンドミルクで冷え対策

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朝の一杯が温活に!5色のホットアーモンドミルクで冷え対策

アーモンドミルクは牛乳、豆乳に続く『第3のミルク』と呼ばれ、女性のキレイを叶える飲料として注目されています。2017年3月1日にはアーモンドミルク研究会が発足し、5月30日は「アーモンドミルクの日」に制定されるなど数ある植物飲料の中でもとくに人気の高い飲料です。

11月1日に開催された江崎グリコ主催のセミナーにでは、アーモンドミルクの健康価値やアンチエイジングの関係について、アーモンドミルク研究会の代表、ナッツの権威でもある慶應義塾大学医学部教授の井上浩義先生がお話を、後半では、管理栄養士の柴田真希先生よるこの秋冬におすすめのホットアーモンドミルクの飲み方を教えていただきました。

Contents 目次

アーモンドミルクのダイエット効果


アーモンドミルクと聞くと、ビタミンEや鉄分などの栄養素を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、牛乳や豆乳と比べてカロリーが低く、低糖質でコレステロールもゼロ。ダイエットや健康を意識した女性にとってはとてもうれしいドリンクだということが、あらためてわかります。

また、「アーモンドは55%が脂肪のため、食べすぎると太るんじゃないの?」という声もありますが、アーモンドミルク研究会が発表したアメリカのハーバード大学のナースヘルス調査(30年以上)によると、ナッツを食べている人のほうがBMI値が低く、やせているという結果が出ているのだそうです。

女性にとってうれしい作用のあるアーモンドミルクは、ダイエットに役立つ以外にも美肌や健康面でも期待てきる栄養素が豊富に含まれているんです。では次に気になるアーモンドミルクの主な栄養素をご紹介します。

アーモンドミルクの主となる4つの栄養成分

①食物繊維とオレイン酸

ナッツ類に含まれる食物繊維は、ピスタチオやピーナッツにも含まれていますが、アーモンドがダントツです。またオレイン酸(オメガ9/オリーブ油や菜種油、米油など)も豊富に含まれています。さらに食物繊維を必要量摂取することで、大腸がんのリスクを抑えられるというデータも公開されています。

②ビタミンE

40代以上の女性がとくに意識して摂取したい栄養素のひとつがビタミンEです。酸化ストレスを防止し、血管を拡張させることで血流の改善を促し、冷えを解消します。血管の若返り作用もあるそうですよ。

③ポリフェノール

アーモンドの白い薄皮の部分に含まれており、普通に噛んで食べてもなかなか栄養素を摂取するのが難しいのがこの部分。ですが、微細粉末にしてアーモンドミルクとして飲むことで摂取できるそうです。

④ミネラル類

カルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅、亜鉛などのミネラル類を含み、とくに高齢の方には亜鉛がおすすめ! 高齢者になると体内の酵素が不足するため味覚が鈍ってしまうのですが、この亜鉛をとることで正常な味覚が保たれるそうです。

アーモンドにはこれら4つの栄養成分が含まれているのですが、1日に必要量を摂取するには食べるとなると意外と大変です。またアーモンドをそのまま噛んで食べても栄養素が吸収しにくいという難点があります。この栄養豊富なアーモンドは摂取方法によって、消化・吸収が異なるそうですが、微細粉末にすることで効率よく吸収されます。

そこで手っ取り早くアーモンドの栄養素を吸収することができるのがアーモンドミルクです!美容や健康を意識してアーモンドを食べていてもその栄養素が吸収されにくいのは残念ですよね。飲料としてのアーモンドミルクでしっかり栄養素をとりいれていきたいですね。

ホットアーモンドミルクのレシピ

5種の美容や健康、冷えによい栄養素を組み合わせたアーモンドミルクを温めて飲むことで「血行促進&冷えとり」になると柴田先生が教えてくれました。
5色のカラーを見ているだけでも気分が上がります。
(今回は、会場で試食させていただいた3つをご紹介します)

いちごのホットアーモンドミルク(美肌)

ビタミンAやビタミンCが豊富でいずれも抗酸化作用があります。肌の調子を整え、アーモンドミルクのビタミンEと組み合わせることでよりアップします。いちごに含まれているカリウムはむくみ防止に。

材料(1人分)

  • アーモンドミルク 200ml
  • いちご 3個(約50g)
  • きび砂糖やはちみつなどお好みで
  • ピタヤパウダー お好みでトッピングに

作り方

  1. アーモンドミルクといちご、お好みで砂糖類を鍋に入れて温める。
  2. 1.をハンディミキサーにかけて、空気を入れながら撹拌する。
  3. コップに注ぎ、お好みでピタヤパウダーをトッピングして完成。

かぼちゃのホットアーモンドミルク(免疫力)

皮膚やのど、鼻、肺など粘膜を正常に保つ働きがあるため、感染症を予防します。免疫力を高めるビタミンAが豊富に含まれているため風邪予防にもおすすめ。美肌はもちろん、乾燥対策にも○。生姜による温め作用が期待できます。

材料(1人分)

  • アーモンドミルク 200ml
  • ゆでたかぼちゃ 50g
  • すりおろし生姜 小さじ1
  • きび砂糖やはちみつなどお好みで
  • シナモン お好みでトッピングに

作り方

(下準備)
かぼちゃを小さめに切り、下ゆでしておく(電子レンジで加熱してもOK)。

  1. アーモンドミルクとかぼちゃ、生姜、お好みで砂糖類を鍋に入れて温める。
  2. 1.をハンディミキサーにかけて、空気を入れながら撹拌する。
  3. コップに注ぎ、お好みでシナモンをトッピングして完成。

黒ごまのホットアーモンドミルク(冷え)

薬膳では、寒さによって衰えた生理活動を維持し、活動が活発になる春に備えるため「腎」の働きを助ける食材をとるとよいとされています。黒い食材はこれにあたり、体を温め、冷え改善の手助けをしてくれます。とくに黒ごまは、ポリフェノール、マグネシウム、食物繊維が豊富。ねりごまを使用することで吸収率を高めます。

材料(1人分)

  • 黒ねりごま 小さじ1
  • アーモンドミルク(加糖タイプ) 200ml
  • アーモンドダイス お好みでトッピングに

作り方

  1. アーモンドミルク(オリジナル)と黒ねりごまを鍋に入れて温める
  2. 1.をハンディミキサーにかけて、空気を入れながら撹拌する
  3. コップに注ぎ、お好みでアーモンドダイスをトッピングして完成

関連リンク

アーモンドミルク研究会
江崎グリコ「アーモンド効果」

撮影・文/FYTTE編集部

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