暖かい布団の中でぬくぬくと寝られる冬は、暑さで寝苦しい夏と比べて断然快眠度の上がる季節。でも唯一惜しいのがまくらのフィット感。いろんなまくらを試すものの、なかなかこれだ!というまくらには出会えないものです。そんななか、コアラマットレスで話題のメーカーから新発売され、その眠りやすさが話題の「コアラピロー」を試してみました。
自分に合うまくらとは? これは私のなかで長年すっきりしない問題です。専門店で計測してもらって合うまくらを買ったこともあれば、「まくらなんていらない、タオルを数枚重ねるぐらいで十分だ」という首こり肩こり解消のコツを教えてくれた専門家の先生のお話に感化されたことも。現在は、かなり低めのまくらを使っています。今のまくらにしてからは、比較的首こりも腰もラクにはなっています。
でも、もっと自分に合うまくらがあるのでは、とはつい思ってしまうもの。そんなときに今回のコアラピローに出会いました。
まず届いた瞬間、目を引くブルーの箱と「爆睡注意」のシール(笑)。これはメーカーさんの本気度が感じられます。箱を開けると、素敵な音楽とともに、かわいいコアラのイラストがかかれた袋に包まれたまくらが登場。このコアラの絵、ホントかわいいんです。見た感じ結構大きなまくらだな、と感じました。
ワクワク感をもって、お試しすること1週間。さて、コアラピローの実力は?
まず頭を置いたときの感覚、感触がとても気持ちよかったです! 低反発のまくらで、かたすぎず、適度な沈みこみで、頭部が包み込まれるよう。ホント不思議な感触で、プニョプニョでもなく、ふわふわでもなく、ボニョンボニョン!? とにかくこれまでに味わったことのない感覚です。
まくらカバーをはずすと、なんと中身はこんな感じ! 穴が大きめの中央部と、そのまわりは小さめの穴で構成されたゾーニング製法というものだそうで、首や肩周りをしっかりサポートしつつ、リラックスさせてくれる造り。この感触は実際に使ってみてもらわないとわからないと思うのですが、とっても気持ちよく自然と深い眠りに入っていく感じです。私は特に横向きで寝るときにしっくりくる感じを味わえました。
またこのブルーの部分はゲル入りの低反発素材で、熱のこもりやすい頭部をクールに保ってくれる役割もあるのだそうです(クールといっても別に冷たい、寒いということはありません)。
お試ししたのが年末年始ということもあり、いつもよりは時間の制約がなく、リラックスして眠れる時期だったとはいえ、コアラピローを使っているときは、信じられないぐらいぐっすり長時間眠ってしまいました。「嘘でしょ?!もう10時!」なんて日も。そこまで一切目が覚めないのですから、その睡眠の深さには驚きでした。まくらが入っていた箱にあった「爆睡注意」という宣伝文句もオーバーではないかもしれません。
で、結果的に継続して使うかとなると…じつは残念ながらちょっと難しいかな、と思いました。なぜなら私には少し大きく、高さが気になりました。先程横向き寝は快適といったのですが、私は本来あお向けに寝るため、どうしても首と背中の角度がつきすぎてしまうように感じました。これまでが低いまくらだったせいもあるかもしれませんし、使っている間にものすごい違和感があったわけでもないので(むしろ信じられないぐらいよく眠れた)純粋に慣れればしっくりきたのかもきれません。でも、やはり個人的にはもう少し低いもののほうがピッタリくるかなぁと思いました。
そんなことで私が使用しなくなったことを知った夫が待ってましたとばかりに、試し始めました。すると、夫の体型には合ったようで「とってもいい!よく眠れる」と毎朝絶賛。やはりあの包み込まれるような不思議な感触がやみつきになっているよう。ちなみに夫はスマートウォッチで睡眠を計測しているのですが、コアラピローを使い始めてからいわゆる「深睡眠」の時間が増えたと言っています。ということで、コアラピローはすっかり夫のものとなりました。
願わくば、もうひとサイズ小さいものも出してもらえたらと思います。あの不思議な感触はほかでは体験できないので、ぜひ私も日常的に味わいたい!!
ぜひ、体験してみたい!という方は、ちょうど今週末と来週末、1月19日(日)と26日(日)に体験会もあるようです。
また、120日間のトライアルも可能とのこと、これはお得です! 寝具ってそれなりのお値段がするのに、実際に寝てみて試す、ということができないことが多いですよね。家で試せたらいいのに、とよく思います。気になる方はこちらをチェックしてみてください。
https://jp.koala.com/products/koala-pillow
こちらのメーカー、コアラというネーミングでもおわかりのとおり、もとはオーストラリアにある寝具メーカーだそう。いま、森林火災でコアラも被害にあってしまっていると聞きます。一刻も早く、収まることを心から願っています。
(編集長ホボ)
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