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お互いのためにも話し合って! パートナーと「お金の価値観」を共有しよう #大人女子のマイルド貯蓄
友だちでもお金の価値観が違うと、なかなか関係性がうまくいかない…なんてこともあります。パートナーとなると、将来のことも考えてお互いのお金の価値観を知っておくことはとても大切。いい関係性を築くためにも、あらかじめ話しておきたいお金の価値観についてお金の専門家の横川楓さんに教えていただきました。
Contents 目次
事前に知っておきたいパートナーのお金の価値観
ふだんの食事、記念日のレストラン選び、旅行に行くにも、どんな趣味にはまっているのかにも、どういうことにお金をかけるのかというのは、人それぞれ違います。人とお金の話はなかなかしにくいことですが、パートナーとお互いの暮らしや価値観を尊重するために、自分はこういうお金の使い方や、将来のための設計をしているが、あなたはどうですか?と相手の考え方も話題にしてみるようにしましょう。
お金の価値観を共有しておくことの大切さ
お金の価値観をあらかじめ共有しておくことで、自分も相手も何を大事にしているのかをわかるというのが何よりのメリットですが、同時にある程度いろいろなことを話せる関係になることで、悪い部分を発見することにもつながります。お金の使い方のうち、いちばん気にしておきたいのが借金。奨学金は別として、生活や娯楽のためのお金を収入以上に使っていてどこかからお金を借りているという状況は、とても危険です。そういったお金のやりくりをしているのであれば、やめたほうがいいよと言ってあげるのもやさしさです。
また、お金の話が気軽にできる関係性を早めに作っておくことで、この人はやっぱり自分とは合わないかも…と、違和感にも早く気づくことができます。
一緒に価値観をアップデートしていくのがベスト
結婚をしたあとも働く女性が増え、共働きが当たり前の時代。女性である私たち自身もずっと収入を得ることができる時代です。思うようにお給料が増えていかない中で、増税だったり年金だったり、将来のことで不安なこともたくさんありますが、よりよい人生を歩んでいくために、一緒に支えあえる誰かがいるのは、すごく心強いことです。早いうちにお金の価値観を共有しあうことで、例えはじめはお金の管理が苦手でなかなか貯金ができないという人でも、徐々にできるようになったりもするはず。
貯金や投資も、ひとりで続けていくよりも、パートナーと知識を共有したり、新しいことにチャレンジしてみたり、一緒に価値観をアップデートしながらがんばっていくのが理想的。
お金の価値観というのはものの買い方や、食べものの選び方など、生活に密接しています。細かいことまですべて洗いざらい話す必要はありませんが、話し合うべきところはしっかりと話し合い、はじめは少し価値観のずれがあったとしても少しずつすり合わせて、よりよい関係を築いていきましょう!
イラスト/うつみ ちはる