Diet
Fitness
Healthcare
Beauty
Lifestyle
CATEGORY : ライフスタイル ｜マネー
フリーランスは好きな仕事で稼げる？ メリット・デメリットをチェック！ #大人女子のマイルド貯蓄
- Share
-
-
コロナ禍で勤務先の事業縮小や業績悪化を受けて、会社勤めをしていても収入面で不安がぬぐえない状況がないとはいいきれません。なかには、働き方の選択肢として、「フリーランス」として働いてみようかな？と考えている人もいるのではないでしょうか。今回はフリーランスという働き方について、お金の専門家の横川楓さんにメリット・デメリットなども踏まえて教えていただきました。
Contents 目次
そもそもフリーランスとは？
フリーランスというのは、特定の会社や組織に所属せずに自分のスキルなどを活かして収入を得る働き方をしている個人事業主のことです。どういう仕事をしているかは人それぞれ。イラストレーター、ライター、デザイナー、広報、通訳、プログラマーなどといった肩書で、自分の得意なことや好きなことを活用して収入を得ている人も多くいます。
フリーランスのメリット
①複数の取引先から収入を得られる
フリーランスはたくさんの仕事を複数の会社から受けることができるため、ひとつの会社との取引がダメになってもほかの会社からの収入でカバーできたり、仕事を増やすことで自分で収入を調整することもできます。
②好きなことや得意なことでお金を稼げる
絵が得意ならイラストレーター、文章を書くのが好きならライターなど、自分のやりたいことでお金を稼ぐことができるのがフリーランス。
③時間や場所にとらわれない
締め切りや時間・場所の拘束のある仕事ももちろんありますが、基本的に単発の仕事を請け負うフリーランスというのは、毎日定時で必ずこの場所に何時間いなくちゃならないという決まりはありません。好きな場所で好きな時間に仕事ができることがほとんどです。
フリーランスのデメリット
①確定申告をしなければならない
一般的な会社員とは異なり、１年間の収入と経費をしっかりとまとめて、確定申告を必ずしなければなりません。開業届や青色申告承認申請書といった書類なども必要に応じて提出しなければならず、事務的な手間がかかります。自分自身でやるか、お金を払って税理士さんに頼むこともできます。
②国民健康保険や国民年金を自分で支払わなければならない
会社勤めのときは給与から天引きされていた健康保険や年金も自分で払う必要があります。払い忘れると保険証が失効してしまったり、年金額が減ってしまうことになるので注意が必要です。
③収入が安定するかどうかはわからない
フリーランスの場合、仕事でもらう報酬は基本的には自分自身で決めるもの。提示された報酬が少なければ自分で値上げの交渉もしなければなりません。仕事を自分でとらないといけないので人脈やスキルも必要ですし、実績を積むまではなかなか満足のいく報酬で仕事を受けられなかったりすることも。
フリーランスは、安定した収入を得るまでが難しく、また、会社員のように毎月の給料が決まっているわけではなく日々収入が変化するので、安定した状態がずっと続くかどうかというのもなかなか見極めが難しいのが難点です。
フリーランスになるかどうかに限らず、今の仕事を続けるにしても転職するにしても、まずは１度自分がどういう形で働いて、その働き方ではどのくらいのお金がもらえるのかをしっかりと考えてみましょう。
イラスト／うつみ ちはる
