心身ともに健康でいるコツは、自分が自分を大好きであること。でもなかなかそれが難しいこともありますよね。大人も子ども読めて、自分を肯定できるヒントがいっぱいの本を紹介します。
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家で仕事をしている私は、自分の部屋にこもっていることも多いのですが、休日や学校が早く終わる日は、子どもたちが頻繁に出入りして入り浸っていることがしばしばあります。ねらいは部屋の本棚にある漫画や本です。今回はそのなかで、子ども達(小4、中2)がくり返し手にとる2冊の本をご紹介します。
1冊目は、『大人も気づいていない48の大切なこと キミの心を軽くするかんたんなヒント』Testosterone[テストステロン]著/学研プラス)。「皆に幸せになってほしい。欲を言えば筋トレもしてほしい」と考えるテストステロンさんは、学生時代は体重110kgを超える肥満児だったそう。アメリカ留学中に筋トレと出会い、ムキムキの体と、人生を楽しく過ごす考え方を手に入れたそうです。「【とても大切なお知らせ】何をやってもケチつけてくる奴はいるからガン無視しておけ」など、クスッと笑えて大いに心を軽くしてくれるXの投稿がおなじみのテストステロンさんですが、子ども向けに書かれた(大人にもささる)本書にも、そのユーモアとやさしさが惜しみなくあふれています。
テストステロンさんは、最近、YouTubeも始めたようです。イメージ通りのイケボでたくさんの質問に答えていらっしゃいます!
2冊目は、かわいらしいイラストが印象的な『自分を動かす習慣~80のヒント集~』(張替一真著/ぱる出版)。これは大人向けに書かれた本で、「自信がないあなたへ」「夢を持てないあなたへ」「動けないあなたへ」など、お悩み別に章立てされています。ゴールの設定の仕方や、目的と目標の違い、自分の行動を阻むものの存在を認識させるなど、内容は骨太で充実しているものの、ひとつひとつの項目がわかりやすい言葉とイラストによって1見開きで完結するので、気楽に読むことができます。
どちらも少し前に出版されたものですが、年齢を問わず読めますし、自分を好きになったり、自分を大切に扱ったりするための手助けをしてくれます。家族がそろう時間の増える年末年始のお休みに向けて、さりげなくリビングや本棚に置いておいてシェアしてみるのはいかがでしょうか。 (編集まりりん)
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